リクエスト関連（どこに行ってもなじめないオタクさん「質問が多いなあ、、」）

＜次P『男はつらいよ』引用部分少しだけ補足編集＞

どこに行ってもなじめないオタクさん（原理原則がわかれば自分で考えるでしょ）
あなたは漫画作品などの物語進行をいちいち人に聞くのかね？
「どうして、どうして、ねえねえ、どうしてどう思う？」
（それから『ランボー』は5作だったかまであるので、→見るべきなのは初回作1982年ですから間違わないように）
>山形マット死事件を見れば共同幻想の残酷さが分かるような気がします。新参者の被害者一家は金持ちな上に天然だったから周囲の反感を買ってたけど、金持ちでも新参者でもすぐに打ち解ける人もいれば産まれてから田舎に何十年と住んでても馴染めてないコミュ障もいます。職場でも同じ。自分が標的にされないためにはどうしたら良いのでしょうか？あと昔クラスで特定のグループには入ってない女子がいたけどいじめられず、特定の友達はいなくても皆とはまんべんなく話してた人もいるけど、その人はどうやってその地位を獲得してるんですか？

転校ののプロであり（最初は神童と呼ばれ、次は学級委員が指定席で、最後は学芸会の主役でした）、同時にあり得ない失敗経験（学級委員が指定席の半分地元みたいな中学に凱旋したら、最下層カーストに堕とされイジメの対象にされる）両方を小学・中学時代に経験している俺がきましたが（中学時代に日教組教師グループ全員と対立し”二度と普通校に行けない内申書”を作成された関係で、我校から誰も行かない《1名いたのかな》札幌の大滑り止め名前ばかりの進学校、ミッション系私立男子校へ進学：つまり対教師でも「テストの採点まで加点されるトンデモチヤホヤ神童時代」と「君が不良グループの黒幕なのはわかってるんだよ《エエッどんな誤解だよ》誤解時代」の双方の経験がある）、

■私は心理学を知る前、小学5年の時点で（その概念は知らないが）『共同幻想』を直接体験として発見します。
「〇小の誰君と、△小の誰君は似てるとかいう話ではなく、同じ”人物像”なんだ。彼らの”それ”は個々人本当の性格のようなものでは無く、当該社会の構造の中であてがわれている”その役”を演じているものだから同じに見えるのか、、。（それが全く同じ人物がここにも複数いる謎の体感の正体）」
転校生の習性なのか（3回ともなればベテランなので《てか新入学も保育園も幼稚園も行ってない私としてはクラスメート全員知らない奴ですし幼少期を暮らした街ではありませんから”言えば4回目”》）、国語の読解・朗読に異様な才能があったからか、絵画が得意な観察眼なのか知りませんが、【社会構造の秘密】を知ったような驚愕体験を持つ子供でした（中学以降に妙にシニカルになる原因のひとつ《小学生時代から〇〇君”スナフキン《児童図書ムーミンに登場する唯一のニンゲン：大人で旅人シニカルな詩人》に似てるね”言われてましたのでそんな私も大概ですが》）。

※またそれを察知した背景のひとつは、私が異例のナチュボーン『単独者』であったことも関係していると思います（0歳児から野生の脱獄癖がある《自立しようとしていた》：てか脱獄に複数回成功し最後は完全なる成功《行方不明となった上で》行ったことのない目的地《スーパー》に自力でたどり着きパトカーで凱旋→後にマックイーン主演の名作映画『大脱走』に妙なシンパシーを感じる《私が0歳児に成功した脱獄は、脱走防止用に設置された防護柵（また壁かよ）この下の地面を身体が通れるぐらいまで掘り進んだものでした》）：身体に原始人類を思わせる複数の特徴があります。

＜前置きはそこまでだ《いちおうのエビデンスになるだろ「経験者は語る」》＞
●教えてあげましょう

前述のとこにヒントがあるんですが『共同幻想』社会とは「基本芝居小屋です」
（本音が語られることのが異例であり、彼らの話す言葉の過半は”予め設定のある台詞”です）
「こんな時何を言ったらいいのかわからないの」←綾波レイじゃありませんが、こういう台詞にリアリズムがあるってことは、通常は”予定調和”に合わせた台詞しか語っていないということを意味します。
※音楽や演劇的には”アドリブがきかない”人のことです《適応者》
　↓
■そんな『共同幻想』社会を相手にする場合、「いかにその場に展開中の吉本新喜劇に、流れを破綻させずに（リアリズムを保持しつつ）自分の台詞をみつけていくか」という作業になります《特に適応社会に潜り込む場合には》。←厳禁はわかったような口を利くことです（自分の意見は全てのシーンに持ち込み禁止）

反対に「歩留り」として「ショーザフラッグ（ show the flag ）」する場合は、、「いかにその場に展開中の吉本新喜劇に、流れを破綻させずに（リアリズムを保持しつつ）新たな登場人物として（話を展開させ兼ねない人物）短い台詞で観衆にそれを認識させるか」という作業になります。
後段説明に出てくる「いじめとあだ名」にも関連しますが、
妙なあだ名をつけられる前に、「人呼んで”ハガネの”〇と申します」みたいに存在誇示を狙う記号を観衆に一発で記憶させるって作戦もある（先にリベラルさんって名前を認知させれば、後から変なあだ名をつけられることは無い）。


>自分が標的にされないためにはどうしたら良いのでしょうか？
・まずイジメには複数のパターンがあります（発育上の早熟によりパターン２は低年齢化している）
パターン１「幼児のイジメ」
これは単純に誰の目にも明らかな違い（ド貧乏過ぎる衣類ほか）、これを児童社会がどう取り扱うのかの思考錯誤の中で起きます、（この不審船事件への対応は）「トンチキなあだ名がついたところで（結論としての共通認識が確立《脅威に具体的な名前が設定された》）」危険回避が完了し、ある程度収まります（からかうなどは継続するがそれ以上悪質化しない）。流石にここは目に見える極端な特徴をある程度事前に目だたなくさせるしか事前の対策はありません（必ずそういうことになると準備しておく方がむしろよい）。
その後、馴化（じゅんか）が発生しますので、意識的におとなしくしていることで（不審では無く”名前のついた”特定事案に『共同幻想』社会が馴れていく）数年もすればイジメと観測されることもなくなります（残念ながらあだ名は続きますが《『共同幻想』劇中の役名なので》）。
「チリチリパーマぐらいは許容範囲と腹を決める」

パターン２「思春期以降から大人のイジメ」
（パターン２との大きな違いは”性的な動機”が主原動力となることです）
ひとつ典型的な違いは、「揶揄する時のあだ名に性的スラングが入ってくることが少なからずある」といったところでしょうか（子供のブスと初潮後のブスでは意味が異なる）。
旧学名ピグミーチンパンジー（ボノボ）にしても、人間とDNAが99％同じチンパンジーにしても、新参者が群れに入る時の挨拶は「群れ全員との疑似性交です」（また群れに完全に入るのであれば最下層カーストになります《これは避けられない掟》）。
絶対服従恭順の姿勢か、はっきり明解なインパクトのある「自己紹介」いずれかが必要だということです。

・”適応者”になりたいのであれば、「俺をたけし軍団に弟子入りさせてください（土下座）」級の情熱的低姿勢による求愛表現がベター（輝く笑顔でかばん持ちする喜びも全身で表現しましょう）


次は「最低でも歩留まり系」の意味かと思います
>あと昔クラスで特定のグループには入ってない女子がいたけどいじめられず、特定の友達はいなくても皆とはまんべんなく話してた人もいるけど、その人はどうやってその地位を獲得してるんですか？
【ロシア大使館の要人と認識させる方法ですね？】
　↓
・「最低でも歩留まり以上」となると（ぼっちさんの項で書いてますが）ショーザフラッグ（ show the flag ）所属や正体を明快に示さなければなりません「俗に仁義を切る」と言います。
　↓
『男はつらいよ』で言うところの寅次郎の口上は以下
《名調子でいっきに喋らないと嘘だと思われる：『共同幻想』における”合いの手と民謡”のように”名調子であること”は非常に重要（相手は事実判定を”内容より音感”で判断している部分もある）》←面接の模擬練習することあるでしょ

「遅ればせの仁義、失礼さんでござんす。わたくし、生まれも育ちも東京葛飾柴又です。渡世上故あって、親、一家持ちません。カケダシの身もちまして姓名の儀、一々高声に発します仁義失礼さんです。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎。人呼んでフーテンの寅と発します。皆様ともどもネオン、ジャンズ(ジャズ）高鳴る大東京に仮の住居まかりあります。不思議な縁持ちまして、たったひとりの妹のために粉骨砕身、売に励もうと思っております。西に行きましても東に行きましても、とかく土地土地のおあにいさん、おあねえさんに御厄介かけがちなる若造でござんす。以後見苦しき面体お見知りおかれまして、恐惶万端引き立って、よろしくお頼み申します。」

●『進撃の巨人』におけるピクシス指令の言葉を援用すれば（ちなみに原作の諫山氏は相当の勉強家で、ユダヤ人マダガスカル計画がストーリーの土台になってますし、エルヴィン隊長突撃前の演説にはサルトルの実存主義から引用されたフレーズも登場し、このピクシス指令の言葉も引用元があると思います）「嘘を相手に信じさせるいい方法は、少し真実を混ぜることだ」←同じです
当然、仁義を切るには半分喧嘩を売る暗韻があり、ハッタリかましてナンボのものです、
一見すると恥ずかしいプライバシーを惜しげもなく堂々公開しているようにみせて（その演出のため少し恥ずかしい内容こそ”盛った方がいい”）、主たる狙いのハッタリの真実味をクローズアップさせる（ハッタリ→たとえば”お前達とは階級が違うんだよ”と思わせるなど《このハッタリを実ネタにもぐりこませる》）。

さて、一般人の場合こんな口上述べる（喧嘩におけるタンカ切るに相似）なんてことほぼ無理ですね、同じ効果を「どんな趣味ですと答え、どういう服装センスで、どういう立ち振る舞いで、どういう発言で、どんな笑顔で、どいいうイントネーションで、どんな時の発言で」どんな印象を狙うかです。
高度に戦術的な思考が必要になります（徹夜してでも考えろと《勿論ハッタリ部分は嘘でよい》）。

・最後に『単独者』
基本的に『共同幻想』適応者は『単独者』の存在を知らない・信じない・認めない場合が多く（自我の構造上認識できない部分もある）、『共同幻想』適応社会が理解できるタイプに少しモデファイして自己紹介しないと相手に伝わりません。
『共同幻想』適応者にギリギリ理解できる範囲のイメージは「用心棒の先生」
自己紹介には、何らかの特技が必要になってきます（二丁拳銃の早撃ちや”居合でサイコロ真っ二つ”とかの曲芸は無理なのでｗ）、これは本当の特技があればベターですが（私の場合は国語の朗読一発でクラス全員の見る目を変えることができました）、無ければ練習して仕込むしかない（自己紹介専用に）、私は小学生時代から「それとなく変人とわからせる演出」を作戦として実行してました（アハハ”中二病の自己顕示欲”とも言いますねｗｗゴメンナサイ黒歴史で許してください）。
　↓
（雑誌は常に一学年上だとか、小5でジャンプ読み始めるとか、中学は月刊GUNやポルノ映画のスクリーン成人版やら、、、《子供が野球帽と見れば、誰も被ってないヤクルトスワローズだったり、小学生高学年なら米空軍アポロ帽だったり》→そもそも小学1年入学前に「ランドセルは黄色で《一緒に探し回るお袋もどうかしてるんですがｗ》」→発見できず茶色《黒と赤しか無かった時代》、小学高学年時はトートバックみたいなので通学しており、中学時代の私服では映画『タクシードライバー』の影響で、自衛隊のトレンチコートや米軍放出ミリタリージャケットにウェスタンブーツでした《その結果、高校時代から古着が趣味です》：14歳から吸い始めたタバコはニコチン最強の”両切りピース”《ちょっとした不良でも吸えない》、高校時代の内ポケットには《飲めないくせに》サントリー・レッド小瓶が入ってました。）
　↑
ま、なんせ相手はワカランチンの”適応者”なので演出するのも仕事のうちです
（”ワカラナイなりに、わからせないといけない”作戦事項なのですから）

●真面目な話、どうやって相手に（相手の理解可能な能力を読み切った上で）こちらがまあそれぐらいわかってくれれば及第点を認識させるのか、そりゃ死ぬほど自分の頭で考えることです。
中段に出てくる寅次郎の口上じゃないけど、《一気にスラスラ説明できる身についてる感》が無いと、本当のことまで嘘だと思われますから（こっちはそれどころではない、本当に嘘を潜り込ませてでも「相手の能力的にこれが限界か」って自分への理解を及ばせないといかんのであり）。

メンドクサイでしょｗｗ→だから現代の若者はフリーランス志向なの（めんどくさいからもう『共同幻想』と関わり合うのやめよと《俺も今はフリーランスですけどね：副業の方もフリーランスweb部長みたいな》）

実際一般女性でも
「どのタイミングで、ファッションのどの部分を、どういうブランドの、どの程度のランクのものを、どういう趣旨で、それとなく見せるか」←この辺を寝ずに考えるなんて普通にある筈で（特に新参者としてデビューするとなれば）現代の「最低でも歩留まり」以上は、そら猛烈に考えてますよ（戦術上重要なポイントでしょ）。←スパイとしてアンダーカバーやデコイ潜入すると考えてください（全く同じ作業ですから”役作りが必要”）。
加えて、これらの作業はすべて「事前にある程度自分の個性化が進んでなければ不可能」ですよね。でなければ、「何を自己紹介したいのかワカラナイという馬鹿みたいな話」になります。
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■だから彼らは”自分の時間”が本気で本当に大事なんです（俺はこの現代社会で何者として生きるのか）
《寅次郎は”適応そこないの風来坊”なので、自分の家幻想と顛末など語ればいいのですが、現代社会の場合「自らの実存をどこに置いているか」学術的に説明できるぐらいの深さ求められてると思います。→ですから彼ら結論出るまで安易に結婚などできるワケが無いんです》
現代の「最低でも歩留まり以上」は、本当の本当に「友人ガー」とかやってる暇が無いんです（忙しいんです《友人もどきの相手してる暇が本当に無いの》。（誰それのガキだったとか子供時代がどうだったなどもう記憶の彼方でよく覚えてもいないんです）自分とは何か・人生とは何かの問いを前にいっぱいいっぱいだから《1分でも惜しいぐらい：寿命は限られているんですよ？「悪いけど、あっという間だから」》、村上春樹とかいうエロ小説《じゃなかった、、、》とか読んでも簡単にはワカランのです→「だったらトライアスロンに挑戦しちゃおうかしら」とかね）。