2023年01月21日

ドイツのレオパルド支援是非報道の意味が皆無である件 (政治ショーの意味でしかない《現場には全く無関係》)

随分前の報道なんですが、
ドイツの兵器の稼働率が大変なことになっているという話で(海軍潜水艦に至ってはその時可動している艦が0隻で、全てドッグ入りしていた)、軍事に少し興味ある人なら全員知ってることです。
ここが報道で全く言及されないことの違和感といったらあなた、、
陸軍においても、主力戦車のレオパルドが自国防衛にも不足するほど稼働率が下がっており(当時は5割以下だったと思う)、整備用の部品が足りないので、共食い整備するために友好国にほぼ無償で支援していた中古車両を必死に買い戻していたぐらいなんです。
●つまり現在ドイツには、他国に支援するほど余った戦車は一台も無い(足りないぐらい)

こんな状況で何台支援できると思ってるんですか。
嫌がらせで英国がチャレンジャーを14台支援するって言ってますが、たかが14台で何ができるって、、、米『民主党』の圧力を前に(ドイツ国内の世論調査ではウクライナ支援にレオパルドを出すのは過半数が反対)、ドイツ側が「そんなこと言うなら、まず米国がM1エイブラムスを出せよ」と言ったという話です(そらそうでしょうな)。

ロシアとしては(米軍も維持管理や訓練に時間かかるからなど申しており)、「だっららポーランドの義勇軍(4万とも言われる戦力がそのまんまウクライナ軍義勇軍ですって参加している)みたいに、米兵音ドイツ兵乗せて20台程度やってきたらどうかね」って、、、(お待ちしてますよ《実際軍事支援要員の米兵が相当数ウクライナで戦死している》)
■でさ、米『民主党』グローバリストが何をやりたくてこんなめんどくさい話になってるとか、
子分のメディアに騒がせてる意味ですが、
「ドイツに言うこときかせるとこを見せたいから(技の名前が”グローバリズム!!”ですから)」←ここが主たる目的で、戦争の現場においてもほぼ全く無関係な話なんです。

実は先日、メルケルと当時のフランス大統領だったかな、
「ウクライナ内戦の停戦合意、ミンスク合意はロシアを騙すためだった」と懺悔しており(ウクライナも西側もこの合意を守るつもりが最初から無かった)、それがどういうことか暗示的な話になってる。
※しかもここには八百長がもう一段重なっており、ゼレンスキーもそうですがウクライナの反ロシア西側大統領の全てが選挙中は「ロシアとの講和」を公約にしてたんです(そして選挙後誰も守らない)。
交渉してるフリして「とにかくロシアへの嫌がらせのため、ドンバス地方のウクライナ人(ロシア語話者住民)の殺害を続けさせた」。

そして最近は
「お前さ、レオパルド出しちゃいなよ」だってさ、、
バカバカしい、こんなネタ報道する価値すら無いと思うんですが、、、。



posted by kagewari at 17:49 | TrackBack(0) | 戦争と平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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