2022年12月09日

仮説だが、心理学用語とは思っていない「アダルトチルドレン」について

前から書こうと思っていたのだが(まだ仮説なので結論は無い)、
<あー勿論これは大人の会話なので、R15指定だ《行間空けとくからよい子はとっとと消えるようにね》>









■フロイト心理学における児童の「潜伏期」の説明が随分簡単すぎないかと思ってさ、
(そこはキリスト教世論に配慮もしたんだろうけど)
フロイトの定義だと「幼児の性欲は、性的不能者であることと、勉強などへの新体験への欲求により代替され自然に潜伏している」って事なんだけど、
みなさん実体験としても「少し違和感あると思うんだわ」
俺も、小学生低学年時に観たルパン三世ファーストシリーズの峰不二子がエロだと認識していたし、座頭市と女優の混浴シーンや、山本リンダはじめ夏木マリまでエロであることを理解もしていた。

少年漫画にも永井豪だっけ「ハレンチ学園」とかもあったし(今思えばアバンギャルドだわ)、
ある意味強烈なのは手塚先生の『ふしぎなメルモ』だ(俺さ、これ卒論のテーマになるぐらいの作品だと思う)。
何よりも小学生が同級生をからかう時に「なになに君が誰々さんを好きなんだって」などなど、
性教育は受けていないが恋人同士がキスをすることは映画やドラマで全員が知っている上に、何かあるって雰囲気感は理解できていると思うのさ。
(興味があるのだから、規制が無ければ現代の子供なら性教育までたどりつくだろう)
 ↓
【さらに、あくまでも推論だが、】
恥ずかしいと思う心理と劣等感には強い関連があり(コンプレックス《複合》化しやすい)、
性道徳と言ってはあれだが(PTAの悪質番組、悪質コンテンツ、不適切図書、不純異性交遊的な)「性的な事に関心を持つのは悪いことだ」と親が刷り込んでいる部分が大きいと思う(ここにも親の面子と羞恥心が関連してると思うんだよ《子供に夫婦の性行為を見られたくないって奴》)。”エディプス”(大人に対する劣等感も含まれてる)を利用して半ば恫喝して押し込んでたりするだろ(そういうのはダメなんだからね!《場合によっちゃ悪い汚い》)?

※勿論上記の親が行う性表現の検閲は、本来『共同幻想』適応論(敬虔なカソリックが自慰行為まで禁じるなど)「サブカル・オルタナ広義展開の禁止」からの「言う事をきけば”正しい性”(権威社会の配偶者斡旋と結婚の祝福)をインセンティブで与えましょう」って仕組み(権力)を機能させるためのもので、現代版はその残滓に過ぎない(自我の定まっていない子供に全開放しろの意味ではないよ)。
躾として行っても子供の側にその正統性が暗黙のメッセージとして伝わらないものになってる(だからいきなり左翼リベラルは子供にも性表現を全開放しろみたいな極端な話にもなるんだが)
←権威との関係が切れた結果(”崩れ”)性表現の躾の正統性が失われ親がヒステリックになってるように見えるだけの場合、子供の誤解得意技「だからアタシのこと嫌いなんでしょ」ネタに展開される可能性すらある(”性の嫌悪”に繋がりやすい)。


●でないとさ、「強迫心理」現象に時々ある”性の嫌悪”が説明つかないのさ。
何故って、思春期『反抗期』においてトラブルなどすると発生する”性の嫌悪”だが(ベタで言えば『反抗期』の「大人は汚い」などのイメージに「性行為そのものも含まれてしまい、自分の性衝動まで「抑圧」したり、反動化による嫌悪の対象となってしまうというもの」《清潔恐怖症などと関連つけるとわかりいいかな?》)、これ極端に言えば性欲を感じさせる言動があれば対象人物を極度に嫌ったり(罰を与えたいとか)←【つまり”性の嫌悪”は、自分の自我を子供のまま保守したいなどの『退行化』が関連するのね(子供の自我を保守したいに転じればモラトリアム超えた思春期の否定)】
※思春期『反抗期』に父親を汚いや臭いだとか、母親をBBA呼ばわりするなど、このモチーフは(性器関係の羞恥心や劣等感も含め)親が行う子供への性表現規制(不道徳図書や不謹慎な悪質番組)のやり方を”性の嫌悪”として「子供がパクったものだ(躾の影響、道徳の内蔵”超自我”)」。
 ↑
そんなことあるんですかって人に、性の嫌悪ライトパターン(サブカル展開)ってのがある
(勿論、処女や童貞の特別視ってのも”性の嫌悪”パターンのひとつ:「30歳童貞で魔術が使える」ネタなどや:はたまた異性関係が殊更に苦手などという時にも「対人関係が苦手なのではなく、自分の性に対する嫌悪(やコンプレックス)があるのでやたらと殊更特別なものだと自分で”盛って過緊張してる”」と考える方がスムーズだ)
 ↓
■女性のサブカルに存在する「BL本好き」腐女子だよ。
何故男性ゲイのエロ漫画を読むのかって、女性のエロが登場すると自分の性に向き合うことになるだろ?自分が関連しない男性同士のエロなら”性の嫌悪”の圏外で(自分は安全圏から)楽しめるって構造があんのさ。
勿論、古くは「宝塚」が《別角度ではあるが》その先例にあたる。

(※この話はあまりからめたくないんだが、左翼リベラルがやたら擁護するLGBTの論議にも一部関係する部分はあると思う。”性の嫌悪”転じて”自分の性別に対する嫌悪”←子供の知識だからこそ「性が性器や性別に象徴化されやすい」)


■あー「子供にも性欲はあるを前提としなければ”性の嫌悪”が説明つかない」に話を戻そう、
【予め、それ(性)がどんなものか知らないと嫌悪しようが無いじゃん】
そして、自分は「思春期の否定」みたいなことをしてるんだから、実体験で嫌悪しているというより、「それ以前から何らかのイメージが無いとそうはならない」と思うのさ。
これさ、潜在的に子供時代の「潜伏期」の形成に、性の嫌悪の一部が既に織り込まれているんじゃないかと(ちなみに個人的意見だが、そこには性同一性障害も関係する事項だと思ってる「性の嫌悪を性別の嫌悪と取り違えた場合」)。

■ここで記事タイトル「アダルトチルドレン」に何が関係するのか?
子供の自我に押しとどめる『退行化』要因のひとつに”性の嫌悪”が関係しているのではないかと、
そして、それはひょっとすると子供時代の「潜伏期」から関係する「強迫心理」が既に一部構成されており(子供時代だとそこには誰も違和感すら認識できない)、「思春期を否定するのでは無くて、予め思春期などというものを否定する傾向が子供時代の自我に『枷』としてはまってるのじゃないか?」
 ↑
※誤解されるといけないのだけど、注意の必要がある話もあってさ
「米国の子供に対する性的虐待の立件において、相当数の冤罪が含まれている」って話がある。
左翼リベラルな臨床系のカウンセラーが、誘導尋問のように証言を得てしまうなどが原因としてあげられてるんだが、
(ピンと来た人いる?)
”性の嫌悪”を持っている自我なら、聞き方によっては頻繁に起きる錯覚じゃないだろうか?
(わかりやすく言えば、大人になりたくない自我なんだから、=”大人そのものを悪として嫌悪する”関連性や潜在性が可能性としてあり得る。【過去の公開掲示板コンテンツにおいて”成人男性”そのものを嫌悪する】って事例があるからね。《欧米フェミ過激派の「男性は全員性犯罪者なので死刑」にも被る》)

<あくまでも推論なんだが、>

■”性の嫌悪”という形で観測される心理現象は、
大人化嫌悪に留まらず、大人全体への嫌悪や疑念や不安のような潜在性(子供部屋引き籠り動機など)があるのじゃないかと、
(どこぞの心理学者が説いた「アダルトチルドレン」論もその一断面に過ぎず)
話の始まりはさ、
親の「ダメでしょそんなもの見ちゃ(悪いことだ)」という性表現規制や、夫婦で何をやらかしてるのかの隠蔽(ベタに言えば「潜伏期」形成のための働きかけだが、表の子供愛ってのも綺麗事であり隠してる本音があるんじゃないのかって疑念にならね?)、←ここがさ(その時の親の心理にもよるんだと思うが)にわかに子供の自我では推論できない大人の事情でもあってみな?
「本当は私のこと嫌いなんでしょ」←意味不明に【盛られた】コンプレックス《複合》心理を形成するよね?

(※勘違いしないでくれたまへとよ、俺は米リベラル派の「子供に性行為をネタバレしろみたいな話」をしているのでは無い《コウノトリでいいとも言って無い》、過剰にサブカル性表現を規制しても意味が無い程度の話しさ《原作者だって、エロ小説家やポルノ映画監督を目指してネーから:それは別ジャンルだろ》)

●なにやら技術的な話になるんだが(言語学的に)

問題)あなたが親ならどう答えるべきか
「どうしてアタシにはチンチンがついてないの?」
(模範解答などある筈がないが)
たとえば、 運悪く、 その時に前後して、 
パート先のセクハラ上司に笑えない冗談を言われて帰ってきたその時だったとする。
 「知らないわよ、そんなこと!(何故か逆切れ調)」
  ↑
【(悪い事してゴメンなさいからの)子供は絶対おかしな誤解するよね?】
ひょっとして、ここを起点に何十年かに及ぶ壮大な”性の嫌悪ドラマ”が始まるかもしれないw
(場合によっちゃ、「いい子でいなくてはいけない」転じて「大人になりたくない」への展開も考えられる。:勿論パターンの特定なんかできない《100人いれば100様だ》)

ということで、
■フロイト心理学における児童の「潜伏期」の説明が随分簡単すぎないかと思っててさ、
(そこはキリスト教世論に配慮もしたんだろうけど)
フロイトはさ「わかっていても言ってないことがあるのだろうね」と思うのさ。



posted by kagewari at 14:24 | TrackBack(0) | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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