突然性善説みたいな事を言うつもりはないが、
俺にはちょっとした根拠があるんだよ。
■俺にも「これってイジメかな」な体験があるが、
これが実に奇妙な経験で、
転校族だった俺は浦島太郎的経験があってだな、
小学校の頃(当時は学級委員長だったりした)「ちゃんとしてくれよ」「スマンスマン」なんて会話していた(学校運営的には友達関係が成立していたといえる《実際遊びに来てたりしてたしさ》)、その相手が数年後中学生として出戻りした時に広域不良グループの幹部となっており(昔を知る俺が彼の黒歴史だったのか?)「過去は存在していないように俺に命令口調であたってくる」ワケさ(笑
えーとですねこの現象は彼だけでなく(目立つところで10人近くに及び)、
【性の目覚めはわかるけど、オイオイ何が起きたんだ】←口ぽっかんになったワケ
■確実に”表向き”別人になっている(しかも子供時代の面影が消えたのではないぜ)
えー明らかなDQN化です。
何かですね特定の人格に(所謂不良)同化しとんのです。
中には(かすかに目の端で)スマン事情があってと目くばせした奴もいた(彼とは随分仲良しだったのだが”身分違い”ということで最後まで口をきいてくれることも無かった)。
俗に言うさ「本当はそんな子じゃないのに」なんて半端な話では無くてだな、
意図しなければ「彼がどうしてそうなる?」な(元からそんなアイデア持ってないだろ?)、人格の偏向が起きてんです。
(この変遷の中間を知らないからこそ、この印象は鮮明だったのだと思う。)
時代は「校内暴力期」だったので、言えばそのトレンドでDQN人格同化が進行した。
●更にだな広域不良グループの幹部(こいつは子供時代を知らない奴)に卒業間際に弱音吐かれたり(ちょっと付き合いがあってだな)、逆に小学校時代明らかな不良格だった奴が(勢力争いに負けたんですかねこの時にはグループの下位順位にいて)弱気になって親し気に話しかけてきたりするという(オイオイどうしたんだねと)、よくわからない現象も併発。
↑
勿論当時の俺には心理学の知識は無かったが(『共同幻想』人格のヒントは知っていたけど)、
「何かよからぬ不条理なことが起きてるんだね」って事だけはわかった。
”表向き”DQN化しているんだが、
「(もう後戻りはできないのだとしても)”中の人”生きてるね」と
所謂さ、悪いことして面白いってイベント性があるのは認めるよ(今度は性悪説じゃ無いけど)
しかし、その動機形成に矛盾がある。
(バカでもわかることだが)将来への展望が皆無じゃん。
中にはその後マジ犯罪のボーダー超える輩もいるのだろうけれど、
カタギに戻れないことがそんなに面白いか?
戻れなくなっちまってんじゃないのかね?(そらそうだ「精神分析」の知見は無いのだし)
で、気が付いたらスゲーストレス溜め込む粗暴人格囲っており(知見も無しに人格変えるとかできんしさ)、トンデモな極端なことでも(犯罪や暴走)やらネーといられない(退屈したら死ぬ病)。
なんつーの「圧縮率上げすぎて、不完全燃焼やバックファイヤを繰り返す不調な車みたいに」
(意識的にそう改造したんだって言われると余計に話が被るところも出てくると思うが)
●何が言いたいのかって
「時代遅れの階層」と「勉強に遅れる(だから地方に取り残される的な)階層」ってのが被るとこあるからです。
※一概にDQNが全員学業の成績が悪いってことではないが、デキの悪い奴の風体を同調圧力かまされているのだから、このテーマに”成績が悪い”ってキャッチコピーが有効なのは事実だと思う。
↑
逆にデキる子ってのを悪い事をしないと言ってるのでもない
「極端なことを必要とする動機が(心理経済学的に)無い」と定義しとるワケ
(犯罪のボーダー超えた時とエピソード記憶の関係のような犯罪心理学はまた別の話な)
<<とかなんとかで>>
■彼らのかなりの数は「勉強に遅れた段階で、社会との連続性が切れており」、
地域の不良グループなどに”閉じこもる””引きこもる”ような組成の中で保守系DQN適応人格に追い込まれている側面があり、左翼の「運動会の徒競走で順位付けるな運動」みたいに誤解されては叶わんのですが、暗記と暗算能力のテストで無理やり順番付けるやり方が現代的とはおおよそ思えないって話です(しかも教育者がそれを現在進行形で継続中と言う阿鼻叫喚状態で、、←最悪のバカじゃん)。
原理的に言えばさ「人類ヒト科の脳の性能のスペック個人差」なるものはいうほどデカくないだろ(特に暗記だとかは”フラグの付け方技法”だったり、面白くない構成の授業に興味を失い集中力が保持できないって当たり前のことで《ではなにかい?頭がいいとは集中時間継続力の事?→だとするなら脳のスペックってよりかインストールされてるロジカルの問題じゃん》)
■『共同幻想』全盛時代なら、任侠系極道ってのがいて彼らが権威(上部構造)となることで、はぐれ者を吸収し「ヤクザの流儀で人格を同化させる」統制みたいなのが効いていたけど(表向き任侠は非合法な仕事はするがカタギには手を出さない不文律があった《賭場の借金のかたに娘を取ったりはするけどさww》)、これが世俗化し広域暴力団になり、更に暴対法で崩壊。
権威との関係も切れ、ガキは反社系”社会”へド・崩れしていく。
(昔はこの任侠系極道が宿場町の所轄警察の役割を果たしており、十手持ちの親分のことである《次郎長親分、銭形の親分←時代劇で十手持ってる親分とはヤクザの”親分”で、二本差しのサムライ同心ではない》)
※しかも勉強のできない子供ってのは臨床系が真面目に取り組めば「LD (学習障害)やADHD (注意欠陥多動性障害)」と診断される可能性も高く、広い意味では「勉強できないことに始まるDQN適応人格は、発達障害系人格の生き残り策として変遷する一例」と捉えることも可能です。
更に言うと、近代前後でこの階層は「意図的に捏造された(イジメにおけるレッテルと同様に)」可能性すらあります(競争のルールやゲーム性を設定するため)。
※【もうひとつ重要なことは】近代までの知見(現代では高学歴のこと)、これは貴族階級や教会権力など”社会的地位や経済力”により分化・独占していたもので(学力テストとか全く無関係)、
産業革命以降に教育が普及する中で、エスタブリッシュメント(支配階層)の権益を守るために、「教育の現場で持たざるもの(勉強のできない階層)」を必要とした結果、彼らに自覚は無いのかも知れないが意図的に(勉強のできない子を)捏造した(デッチあげた)可能性すらあります。
【イジメにおける蔑称”ブス”や”ネクラ”:これと教育現場における蔑称”デキない子”はある意味同類項でくくれる社会構造じゃないのか?】
↑
左翼が時々教育水準と所得をからめて話をしようとするが、これは時代遅れで(近代の着想)、統計的論証があるにしてもポイントはそこじゃない(ここは教育の無償化などで保証されていく)。
「教育制度を(彼らに自覚は無いかも知れないが)意図的に階級社会構成の道具に使ってないか?」って話さ。
<まとめへつづく>
(1)
https://kagewari.seesaa.net/article/493401551.html
(3)
https://kagewari.seesaa.net/article/493507556.html
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