https://kagewari.seesaa.net/article/486298537.html
引用するとココ
『明治安田総合研究所』
調査研究・レポート結婚・出産カテゴリー
https://www.myri.co.jp/research/cat_marriage.php
上記Pから「2016年 20〜40代の出産と子育て(第9回結婚・出産に関する調査より)」
PDFファイルが開くから
<一部抜粋>
<20・30代未婚者の意識・実態>
20代男性 20代女性
2016、22.3% 2013、33.3% 恋人がいる 2013、42.6% 2016、33.7%
2016、19.3% 2013、30.2% 自分は社交的 2013、37.6% 2016、17.7%
2016、36.7% 2013、47.3% 休日は出かける 2013、49.2% 2016、35.7%
2016、11.3% 2013、17.8% 恋愛に積極的 2013、22.1% 2016、16.0%
30代男性 30代女性
2016、18.0% 2013、17.1% 恋人がいる 2013、36.8% 2016、26.7%
2016、16.7% 2013、18.4% 自分は社交的 2013、22.6% 2016、17.7%
2016、34.7% 2013、36.1% 休日は出かける 2013、36.5% 2016、32.3%
2016、 8.3% 2013、10.0% 恋愛に積極的 2013、12.9% 2016、13.7%
■時にこれ見てさ「人格が変わるほどの変貌がおきたのか」みたいに考える人もいると思う。
それは表現としてあながち間違いではないのだが、
(『単独者』論における「殊更特別なことをするってことでもない」話に被るんだけどさ)
何か意識的に”別人のように”なんてーな意識の変化は【無い】
ごく自然に変遷しているだけだ。
たとえば、以下の動機形成を”時代を変えれば同一人物でも想定できる筈だ”
●昭和50年代に(世の中にごらくがまだまだ乏しい時代)ちょっと不良っぽい田舎の若者達が、嬉々として集った西武線の遊園地「としまえん(平成末期か令和に閉鎖)」、
特に夏のプールは盛況で、花見の場所取りじゃないが、何かと家族連れ友人達が集まり大盛況の中、とてもひとりで遊びにいくのは心細い(安全保障上)、そこでも自分達一定の安全圏確保する上でも一定数の友人達と訪れたいと思った。
「やっぱり頼りになるのはトモダチだ」←【ハイ、これが『共同幻想』論】
●情報化社会とも呼ばれる現代社会、ネット空間には”快感代謝”を可能とする個性的コンテンツに溢れ、その刺激は現実の行動や動機選択を分岐させる。
高学歴時代であり、昔話の不良っぽい若者も地方に行けなければ目にすることもなくなった。
ウェイトトレーニング動画をみて、「あーこれは導入すべき部分あるな」と思い立ち、
月額5千円以下という廉価な(昭和時代には考えられない)24時間営業の会員制アスレチックジムに入会した。
間接への負荷も少なく、心肺能力を高めると言えば「水泳だ」←【ハイ、これが個性化選択】
(思えばあのとしまえんが閉鎖されたのはいつのことだったろう?)
↑
※言うまでもありませんが、近所の駅前ジムに深夜好き勝ってな時間にトレーニングに行くときに「友達誘うバカな大人はいませんね」
■■■<<<時代の変遷と行動選択の中で>>>■■■
「友人の必要性や意味合いが(存在意義)まったく変わっているワケ」
特に後者の場合(個人の自由時間を優先させるための24時間営業なのだから)
依存系の友人?から「私も同じとこに行きたい」とか、ましてや「いっしょにいこう」などと同調圧力かけられると「何のための24時間営業なのですか」って話であり(本末転倒だ)、
会員制のジムに、友人と待ち合わせて行くなんてライフスタイルはそもそも存在しない。
↑
大事なことは、
何も後者が交友関係をヘイトしているとかそういうこっちゃなくて(笑
そら親しい関係者もおりますがな、
しかし、親しい関係者がいることと「連れだってどこかにいくイベントが必然であること」の関連性が、文明論として【既に終わっており】、現代は個性化された各人が好きに”単独行動で”と企画される代謝動機選択が膨大に増えており(プライベートな時間に忙しいワケ)、
●限られたリソースを奪い合う、安全保障上の自警団たる「トモダチ関係」が必要な時代背景が終わってるワケです。
(構造論としてそういう行動様式が無くなっただけ)
なんていえばいいかな、親しい関係者を嫌いになったワケじゃないから(笑
しかし?「友人関係を依存的に認識している人物は(友人ガー)」前述のジムの話に出てくるように、(人物への好感と無関係に)「それは君、迷惑行為だよ」って話になってんの(毛嫌いしているからそういう発言になってるのでは無くて”そのまんま迷惑なんだよ”)。
当然、24時間プライベートな時間に忙しいワケでは無いからさ、
息抜きの時間が(いい意味での”どうでもいい時間”)合うのであれば、交友関係も楽しいでしょう。
しかし(快感代謝の構造上)、いかにもなイベントである必要性が根本的に存在せず(互いに欲求不満は無く、事前に満ち足りているので)、むしろ大袈裟なイベントは疲れるので迷惑なのであり、
「静かな喫茶やバーやらレストランでもいが、日常生活の延長上でちょっと時間を交差させる(空いた時間を交わす)」←現代社会ではこれが【WinWinの交友関係】っつーことになる(そら各人楽な範囲違うから”あくまでも一例”な)
【構造論としてね】←人が変わったのではなくて時代が変わったの
<<<そら昔から『単独者』人格も存在したので>>>
個人心理学としては、思春期『反抗期』などにおける人格選択みたいな話になるんだけど
(これはミクロ経済学とマクロ経済学みたいなものでさ)
冒頭の統計DATAなどからマクロ視点で(社会心理として)分析するならばだ、
時代の変遷によって、人の動機形成が構造的に変容するため、結果として「友人」の概念やそこに求める内容も変容していく(個別の好感度が変化するのでは無い)。
↑
という、お話でした。
(※類似例で考えるなら、昭和のコーラスグループや音楽系部活に対し《或いは仲間内だけで閉鎖空間で歌うカラオケ(その原型は歌声喫茶か)》、後に反抗期の若者を中心に拡大するバンドブームが起きて、現代では打ち込みMIDI音源とボーカロイドソフトなどを用いた単独製作によるフリー音楽ソフトが無限に溢れている《ボーカロイドで音楽制作している人が”不特定多数の人物にいっしょにやろう”と誘われることは創作活動の妨害でしかない》←などなどでだね、各所に起きていることなんだわ。→ミニマリストってライフスタイルも”家幻想”への極端なアンチテーゼだから)
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