2022年08月01日

第4ラウンド(M A Great Again)「ペロシが訪台するしないで騒ぎに」

米『民主党』下院院内総務のペロシが訪台するしないで騒ぎになってるが、
(一部には護衛で空母派遣だなんだって話に)
面白がった『共和党』筋から頑張れ頑張れってジョークみたいな話になってる。

ちなみにこの件は先日のバイデン習近平オンライン会談で、
「火遊びはやめろ」みたいな感じでバイデン警告受けており(てかバイデンは息子ハンターの件で中国共産党本気出すと汚職がらみの不正の証拠付き出されてしまうので強くは言えない)、バイデン自身はペロシに「訪台は賛成できない(政府と調整してくれ)」って話になっている。
なぜペロシがって話になると、
人権派の看板で商売している米『民主党』としては(それが詐欺的なものだとしても)メディアを使ったプロパガンダとして”俗に言う意識高い系有権者”を取り込んでますから、ウイグル含めて人権侵害バレバレの中国共産党、とりわけ(ウォール街と仲のいい上海閥では無い)習近平派にポーズだけでも敵対的な姿勢見せないとカッコがつかない。
※勿論その背景には11月の中間選挙で『民主党』が壊滅的敗北しそうだって焦りもあるだろう

案外そういうことで不慮の武力衝突なんてことが起きる可能性も無いでは無いが、
(とりわけこの件で中国の世論は「米国がビビってる」などの見当違いな斜め上も少なくない)
「なんだかな〜」って話です(背景はグダグダであると)。
※ペロシ自身も夫のインサイダー取引疑惑など、中間選挙でドデカく負けると議会で何の調査されるかわからないって危機感もあるだろう(夫婦共々高齢なので司法取引に失敗でもしようものなら監獄で寿命を迎えるなんてことになり兼ねない)。

■米『民主党』の思惑が大きく外れているのは「そこじゃない」と思う
バイデンけしかけて「ウクライナ紛争」でロシアを追い込む予定だったのだが、
経済制裁も逆手に取られて、言えば「完全に失敗」した。
元から、米『民主党』はイランに妥協的でサウジの人権問題を追及しており(うーんちょっと意味わからないんだがそういうことなってるのさ:ウォール街の戦略にSDGsがあるからだろう)、サウジとの関係は最悪なのね。
昨日まで「メディア関係者をトルコ大使館で暗殺したサウジは二等国家だ」みたいに追及してたバイデンなんだけど、現在は「お願いですから原油を増産して」懇願して「アホか」と足蹴にされている状態。
 ↑
まあ、それはいい、それはいんだが、ヤバいのはここからで、
中東和平、とりわけシリア紛争に関しては「アサド、ロシア、イラン」がこれを平定した形になっており(米国は裏でISを支援とまでいかないがカードとして温存したかった《クルドもね》)、
●うーんと、ウクライナ紛争でどうなった?
「アサド、ロシア、イラン、トルコ《トルコにとってクルドはテロリスト》」が結束
米『民主党』はあっさりイランのカードを失い、
中東和平の主導権をロシアに奪われつつある。
(そらロシアの思惑はわかりやすい、「産油国連合」ってことだよね)

時に、最近イスラエルが天然ガス輸出国になったようなんだが、
EUが、イスラエルから天然ガスをって話。
無理だよね(笑
中東と取引するって事は、関係国に軍事的プレゼンスすることを意味する。
(でなきゃテロ攻撃であっさり潰されてしまうからだ)
EUは20世紀に米国がおこなったような中東に対する軍事プレゼンスができるのかって、、
(あれれWW2時代とかどこかで見た景色だぞこれ)
ドイツなんて表向きSDGsを掲げてるのにさ(国内左翼陣営とどうしたって調整できない)


「ペロシが訪台するする詐欺で大騒ぎ」←ま、面白いニュースではあるな



posted by kagewari at 17:05 | TrackBack(0) | 戦争と平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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