「『共同幻想』に適応して仲間を得て遊ぶとか楽しいです」←【とかいう、この話です】
どういう構造になってるのかの解説です、
この手品もネタバレすればなんてことない話です。
■各人が個性化していれば不特定多数の個人が群れることはハナから不可能です。
(行き先が全員違うからです)
そこを合わせるには(「歩留り」の偽装はこの際は省く)人格のかなりの部分を”共有・共通化”しなければなりません(言えば全体主義ですから)、これを”適応”と呼びます。
”個性化を諦めるほど”→”適応力”は高くなりますね?
この構図が→「抑圧」と『共同幻想』インストールの図式になるワケで、
団体行動の時は(全体主義)?→私語禁止(そういうこと)
一見楽しい友人同士の語らいでも?
「空気を読め」だとか、「その話をここでするか?」などの”アレ”があるじゃない(笑
言えば”台本ありきの友人関係であると”→逆説的に言えば、台本抜きの”適応系友人”は存在しない。
(※何やらこの台本読めない人を”ナントカ障害”とか診断しちゃう人もいるけど、「全然関係無いから」→ある意味幻想の台本読めることの方が「ちょっとダイジョウブですか?」って話。)
<<<話は戻るけど>>>
■(予定調和語以外)自由な私語禁止(”同調圧力話法”)
これってね、一時的欲求を断念していることになるよね?
「抑圧」効きすぎて、自分の本音を自覚できない状態になってる場合もあるけどさ、
現象としては、一時的欲求が放棄されていることになります。
(自由なサブカル・オルタナ展開には『自意識』の力が必要ですが、「抑圧」され機能停止です)
何が起きます?→「反動形成」(欲求が方向変える時に係数倍になること:典型例「冷蔵庫のプリンの恨みは倍返し」)
本来は「空腹を満たす食べなれたちょっとしたものが食べたい」だけの欲求が、
「お肉食べたーい、ついでに飲んで大騒ぎしたいよねっ」って係数倍になるんです。
(人間の食欲にそんなエンタメ要素がナチュボーンである筈も無く)
単純に言えば、
”意図的に欲求不満のルールに従わされ(適応)”
「反動形成」発生のところに”盛られたインセンティブ”をあてがわれ、
(過剰化してるぐらいでちょうどいいと均衡し)→「(やれドーパミンだアドレナリンだで)たっのしいねェ〜ヤッホーィ!」ってなるんです。
↓↑
※それはいかんだろと(これまた極端に振れてるのが)”禅寺の修行”
<<これに対して>>
■現代に登場したミニマリストや菜食主義なども(勿論これも極端に振れているのでいい線いってるとは言えないが、、アップルのジョブズも禅寺とか行ってたじゃん)「非婚・晩婚」とワンセットであり(本音はアンチ『共同幻想』自由主義)
「なんかおかしいぞと(何故かすぐそこにある実存主義に気がつかずww)」
試行錯誤の中で変遷しているもだと思う(なんか違ってるとこもあるぞと思うけど)
俺なんかは、禅寺なんかより千利休の茶道のがこの辺スマートにまとめてると思うんだよね。
(趣味として楽しめるかって、そういう風流な趣味は無いから無理だガーww)
着想というか手法としてはは、
「1VS1の真剣勝負を原則」とするじゃん(茶会では無く、秀吉などのもてなしのことな)
かつ、大事なことは”シックにまとめた無限大”みたいな芸術でしょ、
(ストイックとさえ言えるような→『共同幻想』の宴会と真逆じゃん)
しかも差し違える覚悟ってての、
確か千利休はギンギラギン趣味の秀吉の悪趣味批判して
「武士じゃないのに切腹たまわる」じゃん(まさに真剣勝負)。
↑
これを「ブキャーたっのしいねェ〜ヤッホーィ!」とは言わないだろうさ、
そして「たっのしいねェ〜」を千利休が羨ましいとか思うことは無いでしょ。
(そういう庶民の習俗を否定することもないだろうけど、そこに”記事リク”に見られるようなコンプレックスを感じるとか勘違いが過ぎる)
<緩い休みの日に接点あるものが会食することをバカバカしいとは言って無いからな《そういう意味の話では無い》。それが無いと欲求不満でイライラするとか、定期的にそれが無いと激しく落ち込むみたいなのは「素朴に楽しいって構造にはなってないぜ」って話さ《それは素で望む一次欲求のスケールでは無い》のだから>
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