何故なら(個性化と同じで)創造的な嘘をつくには『自意識』マター全開が必要であり、言うならば『単独者』にしかできないことだからです(てかそれは嘘では無く解釈までいってることになるのでは?)。→転じて「この世にはバレる嘘しかない」って見方もできるかもしれない。
※凄く単純なモデルで「取調室における犯人と刑事」で考えると、
犯人の嘘は「全ての話が結果自分が無罪である話に帰結する」共通点があり、
(本当に無罪な人は、無罪を意識とかでは無く”そのまま事実を語っている”ので、脈絡が無いというかもっと断片的になるでしょう。)
刑事にそれが嘘である証明ができなくても、嘘として成功しているのか?って微妙でしょ。
疑いを晴らすには(嘘では無く)証拠が必要だからです。
<とかなんとかで>
■「歩留り」階層が適応偽装で欺瞞的な発言に終始したとしても(彼らは存外に『単独者』に対しては「本当はめんどくさい」「仕方がない」「断れない」など本音《愚痴》を吐露しますが)、彼らは別途本音の自覚があるので、嘘と言うより”外交辞令”のようなものです(わかる人には”本音は違うんだよ”とわかるように話していたりする)。
また、「強迫心理」上の設定を防衛するため、事実関係を誇張してみたりあからさまな嘘を言ったとしても”その目的がバレバレ”なのだから(決まって「強迫心理」設定を補強する話になる)、それはむしろ(そこを隠さないとダメでしょって)「強迫心理」に言わされてる感が倍増するだけです。
※「強迫心理」設定を類推する有力な証言になっている
■時に心理学の世界では、「本当に存在するのか懐疑的な」多重人格的な事案に関しても、
言い出しっぺが臨床なのか知らんけど、
分裂する理由がひとつなんだから(学説的にそれが「強迫心理」とされてるのかトラウマ論なのか知らんけど)、その点で統合されとるやん。
確かに著しく困るのは、さっきまで聞いていた話を無かったことにされるってことだろうけど、
「いやいや、全員に一から話したらええやん(時間かかるけど)」
「取調室における犯人と刑事」に戻るけど
嘘(フィクション)ってさ、創作活動だよね。
よっぽどの作家性が無いとリアリズムが生まれない(『自意識』マター全開とか)。
嘘もさ作品として力強くないと人を信じさせる力を発揮できないワケで、
(※詐欺師は”インセンティブ”を使って『興奮』を誘い『自意識』《賢者モード》を後退させる技を使っているのだと思うわ)
なんてかな、素人が真似事でコントの台本書いても、聞いた側は醒めて引くだけじゃん。
真顔で「えーほんとなの!」ってことにはならん(相手がそう言ったとしても半信半疑の筈←この偽装技使う人は名人芸級に長けてるからね)。
推定として、訴えてくる力感の無い話のことを「嘘くさい」と呼びますが、
仮に真偽がわからなくても、聞き手は「嘘かもしれないケースを想定します」。
すると、一体どういう合理的目的でその嘘が必要なのかを相手に考えさせてしまいますよね?
(たのみもしないのに、相手があーでもないこーでもないとネタバレ論議を開始してしまう)
その時点で「嘘が口ほどに本当のことを暴露してしまう」って話になりゃせんか?
■たとえばここに『共同幻想』適応人格の人がいるとします
洗脳にも似た自己暗示のようなもので「普通の人」を無意識に演じ続けているのですが、
仮にその様子も嘘の一種と定義した場合(本音の『自意識』は抑圧しているのだから)
当事者は自覚できていないけれど、聞き手はその嘘から当事者の本音を一定程度ぐらいは推しはかることはできると思うんだよね(発言内容180度逆さままで含めて)。
台本が共通なので取得できる情報は限られるけれど(マナーとして所作まで振り付けされてるからね)、
「風呂とトイレの中のプライバシー《『自意識』》は残されています。」
この世に絶対など無いから類推できることは何かある筈なんです。
『単独者』の存在が「歩留り」からの覚醒を促す可能性ある件はあちこちに書いてきたけど、
それは『共同幻想』”適応者”にも一部言えることだと思うのね、
社会が個性化に向かう中、”適応者”もゆっくり本音を自覚する方向に転じていくのではないかと思う(政治的に言えば”保守リベラル改革”って奴)。
※「取り巻き」論の逆パターンだよ(個性化とは《非同調圧力》→『共同幻想』崩壊進める方向だから)
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