2022年04月12日

”それ”はナントカ障害だから」←”それ”を個別に認識可能なの?(1)

よく聞く話にこんなんあります
「身内の高齢者なんですが、がかくかくしかじかなことがありました。これは認知症でしょうか?」
 ↑
実はこれ日本語としてオカシイ(気が付きました?)
”認知症とは”アルツハイマーなり、脳の萎縮他医学的に機能の問題が観測される状態のことで、個別の行為に認知症症状の分類があるのでは【ありません】
(推測できるのは、そんなことがあるかもしれないという範囲まで)
「財布を忘れた!それは認知ティー症デスッ!」←いやいや、、おかしだろ、誰でも財布忘れることぐらいあるわ、、


●且つ(やれ北欧だったかで、愛玩ぬいぐるみロボットに効果があったなど)
周囲の環境で状態は「激変します」
(感情的に興奮したり、徘徊が止まるケースもある)←類する話はみなさんどこかで耳にしている知識かと思います(果たして家族が介護するのが是か非か含め)
 ↑
これは何?→「財布を忘れた!それは認ティー症デスッ!」←【はい、間違い確定】

「何々があったら、病気(適応障害)だから」←小学生なの?
(「お誕生会来なかったら、お前バイキンだから」と、どう違う?)

あのさー言い出しっぺの臨床もそんなこと言ってないと思うんだわ
(ガチで検査確認できる高齢者の認知症だってそうなんだから)
●「何々の行動があったら、それはナントカ症」とか言えないワケ(それ”小学生並みのデマ”)
臨床の連中も、イロイロ話を聞いて、
「うーん、そういうことなら発達障害の”疑い”がありますね」以上では無い筈なのね。
 ↑
記事リクでここんとこ再三登場してるけど、
心理学的には「そんな病気ネーから」って”落ち”で(学習障害と多動性ナンチャラの一部は例外:医学的アプローチに効果がある可能性が示唆されるの範囲で)
「ナントカ障害」とか感染症や機能障害じゃないから、
(脳科学的に観測できるのは、せいぜいが受容体がどうこうとか、脳内物質の分泌量があーだこーだって部分になるんだけどさ、これ事故や脳溢血などの後遺症リハビリでもわかるように”運動形質”に近いってかさ《腹筋が割れてませんねーみたいな意味だってことさ》、言っても成人病みたいな範囲の意味にしかならんだろ。)
 ↓
むしろ心理学が注視しているのは、
【大事なことだけど、これ当事者が不都合あると症状を訴えてることが条件だぜ?】
(たとえばよ、本人なんともないのに「親が困った子です」と症状かそれ?訴えて診断結果出てたら、医療法的にもオカシナことにならないか?本人の意思確認無くさ、いきなり道で「お前はガンで死にますドーン!」とか言っちゃってるとのどう違うのぜ?)

※不都合を訴えないから症状とカウントされないのは『共同幻想』適応人格も同じで(基本的には『自意識』抑圧しないと共有人格を導入できないワケで構造は「強迫心理」)、自己申告制で無ければ問答無用に「自称”健常者”」なんて人は病人になっちまう。
※また、フロイト心理学の『昇華』ってのも強迫性そのまま極端な成果が”できちゃった場合”みたいな話なので(プロスポーツのスーパーヒーローなど)←『昇華』を病気とか言い出したら大変なことになる(但し客観的なこと言えば「子供時代の夢」が妄想じゃない人など珍しいので《スーパーリアリストな幼児がいるなら別だが》、ドン・キホーテ的な人格であるのは確かなんだわ。)
※臨床系がよく言うサイコパスも同じ(社長政治家弁護士など支配階層に多いとか言ってたらあーた、、、病気の概念が)

<と、ここまでの事情踏まえて考えてみな>

■「この子は、こんなことするからきっと病気なんです」←なんだってさ、、、
母親=(医師の資格や心理学などの知見の無いド素人の)他人の指摘だぜ?→どうしてそんな専門的なことが判別できるのさ(まさかインチキ臭いコミュニティーの意見じゃないでしょうね)
 ↓
「何々があったら、病気(適応障害)だから」←小学生なの?
(「お誕生会来なかったら、お前バイキンだから」と、どう違う?)

 ↑
■【そう断言できる神経がさ、いやお前が大丈夫か】と思わね?


<<<<まーそれはいったん横に置いておくとしようか>>>>

「子供が”極度”の怖がりなんです発達障害の症状デス!」←証拠はあるのか?
世界には怖がり山ほどいるんだけど、、、
俺も子供の頃映画『エクソシスト』見て怖くてトイレいけなくなったぞ?
俺は発達障害なのかしら、
いえいえ、発達障害と言えマース!とか、どのレベルからなんだ、観測上の閾値(しきいち)は?
それを、医師でも無くド素人の近親者に見分けることができるの?
それとも何かい?「発達障害と診断された子供はあらゆる行動全てが症状なの?」
(いやいや、自由意志の行動は皆無だってか?)
つかよ、「症状ととして行為が動機形成される」とかお前、そのプロセス論理的に説明できるの?
 ↑
【オカシなことだらけだろ?】

しかも心理学的に「強迫心理」「反動形成」で説明できるエスカレーションや矛盾する行動選択が多数ある(この場合「強迫心理」で説明できた部分は症状じゃ無いんですかーーーー?)

実際さ、ナントカ障害って臨床でも割と最近の話だろ?
■心理学から言わせてもらえばよ(心理学的には「当事者が”自ら”神経症的な症状を訴えている」で《終わり》)、心理学を理解できない臨床のボンクラが言うに困って次から次と病気の名前を思いつているだけに思えるだがな・

そら全部が全部じゃないと思うけどさ
(冒頭の例外事項の件もある:俺は「医療のアプローチが全部無駄とか言って無い」)
”その医師の見立てや(それ当事者自ら訴えてんだよな?)診断のプロセスやら”
「臨床のオマエラ、ほんとにどういう現象なのか論理的にわかって言ってる?」
(これがまたさ、製薬メーカーとのページにいくと「何々に効果があります」の記載の下に、何々病の原因は「まったくわかりません」とか平然と書いていたりする。←そりゃ治療薬じゃ無くて”対処療法薬”だからね)

だから言ってんの、
真面目な臨床ならそんなこと言ってないと思うぞと、
「うーん、そういうことならナントカ障害の”疑い”がありますね」以上では無いと思うのよ。
(心理学から臨床系の心理を忖度するとさ、)


■記事リクで俺が随分厳しいこと言ったと思ってる読者いるかもだけど、

あのさ、
「怖がりなんです病気です」←とか最初からオカシイでしょ?
(今回の補足原稿読めばよりわかると思うけど)

まず、
「どうしてあなたに”その行動は病気、これは違う”とか分類できるんだ?」って、
●その判定スキルの存在証明が先じゃないのかね、
勿論書籍など読んで、こういうことがありますとか参考にしていると思うけど、
その書籍に「どうしてそうなる」とか能書き書いてあるでしょ(臨床系のことだから無い場合もあると思うが、、、)、少なくとも、きっちり突き合わせてそこ確認してますか?←【だとしても断言はできないんだが、、】
逆に言えば、「どうしてそうなる」とか能書き理解していれば、対処の仕方でそれを抑える手法や取り組みも知ってる筈なんだわ。←そういう話が一個も出てこない、

だってさ、「どうしてそうなる」とか能書き理解していれば、そもそも脳内のナントカ物質がどうこう記載あるとしようか?「脳内物質が特定行為にダイレクトに結合してるとか無いぞ?《まさか、さっきの怖がり物質とか、お友達と揉める物質とか100個ぐらいあるのかね?←あるのだとしても都度検査しないとワカランじゃん》」=どんなに臨床系の考えを忖度しても→結論は「かくかくしかじかの脳内物質のバランスが”以下のような行動に影響を与える場合がある”」←【まででしょ(断定できない筈だ)】

(認知症の話に戻るけど、行為の分類で即診断とか医師でもやらんし、その考え方自体が《仮にそれが本当の病気だとしても》間違ってる。→だって状況は環境で激変するんだもんよ、、現象からダイレクトに判定し《あ、ナントカ障害だからだとか》断言できる類の話じゃ無いだろ。)



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