2021年11月17日

快・不快原則の経済学(2「社会と個性化」)

わかりやすい例だと、日本が大日本帝国だった時代の軍政教育でしょうか、
権威が(まあ近代以降ですから”当時の権力構造が”)求める人格を増産するシステムが『共同幻想』である。←図式とすると「社会が求める人格を定義している」
(類似するとかいうと怒られちゃうと思うけど、イスラム原理主義や共産主義国家とかもナ)

※これ軍国主義を特別視してるとかありません(わかりやうすいってだけです)近代以前の農村においても「村社会」があり(中国の宗族ほどでは無いが)求める人格を同調圧力で求めていたり、病気が出れば一族追放村八分(当時は事実上の殺人)なども容赦なかったのであり、『共同幻想』を個では無く”族の生存本能に由来するもの”として考えるとわかりいいかもしれない。
何れにしても、原型は”生産や安全保障上”の合理性が発端です(それができるところが勢力を伸ばし豪族などとなってエリアを支配した→中世ヨーロッパの大航海帝国主義と布教活動《『共同幻想』グローバリズム》が同一軸であったことも同じ)

多かれ少なかれ『共同幻想』社会が派生している場合、その構造は同じ
「カラオケ行きたいよね?」(何々教を信じているよね?)
「だよね」
「そうだよね」
(同調圧力で異論は認めず、というか個人的意見そのものを持つこと禁止)
(個人的意見を持つこと自体禁止《例外は風呂とトイレの中だけ》、ってのが社会的「抑圧」)
 ↑
一行目の括弧書き(宗教だった場合)で考えるとわかりやすい、
それが中世ヨーロッパの宗教『共同幻想』だとしたら、「そうだよね」言えない人は異教徒であり、
宗教的教義などに対し”それとは違う”個人的意見を持つ人は→異端審問にかけられる(下手すると拷問の上で死刑:この構造は日本の「村社会と村八分」と同じです)


■さて、文明化とりわけ高学歴化ってのが鍵で『共同幻想』は崩壊するのだけど、
(※逆に昔『共同幻想』バリバリだった理由は、無知蒙昧の庶民に「この時はこうするものだ」と権威者が訓示することで高度な知見を集落で共有できるため=庶民各人が知的階層になると意味を失う)

産業の発展レベル的にも「勤勉なブルーワーカー(と、その嫁)」を求める時代→「勤勉なホワイトカラー(と、その嫁)」を求める時代→「労働市場の流動性」が求められる時代(産業構造の変化)→「男女雇用機会均等」が求められる時代(と結婚制度)、→「セクハラ、モラハラ、パワハラなどコンプライアンス」が求められる時代(と夫婦別姓などの論議)、
 ↑
『共同幻想』って実は社会の変遷に応じ、クルクル変わっているワケでして
(簡単に言えば「その都度言う事違う奴なんです」)

(嫁とか結婚制度の”括弧書き”が添えられているのは、それがその時のインセンティブだから)

はたしてこのターゲットであってるのか知りませんが、
霞が関官僚のみなさんから言えば→「現代に求めているのは個性的でクリエイティブな人材」となってます(ゆとり教育とLGBT←いやぁそれはどこかが違う気が、、、ゆとりの着想は買いますが)


●『共同幻想』の歴史を辿っても(中身の無い話なので)仕方がありませんから
総論的にまとめると、
『共同幻想』崩壊の度合いに応じて→「個性化」が拡大するワケ
経済なら?既得権益崩壊度合い応じて→改革と自由化が進む
(ちなみに上記が全部新自由主義では無いからね←てか新自由主義の概念がまた曖昧なんだわ)
<<話を少し近代に戻すと>>
経済最大の鍵が(=権威や、勢力)「農地とその拡張」にあった場合
土地本位制的な権威主義となるのだから=確実にローカル『共同幻想』が発生する
(地域制そのものが、権威の中心だからです)
古典経済学やら重農主義とか産業革命まであるのだけれど、
英国における産業革命により「ジェントリー階級」だっけ?これが台頭し、民主化の端緒になるんだったかな?(荘園貴族に対抗可能な経済力を持つ)

何時の原稿だったか忘れたけどさ(笑
”家幻想”崩壊の話のとこで、
近代までは大きな意味があったんです。
欧米では、家父長が教会から負託された中間管理職として、キリスト教の祈りを司る家庭内代表者であるからです。←ですから宗教『共同幻想』(国家権力にすら教会が影響力を行使する時代)であれば、その合理性あったんだけど、
(事実上家父長が、宗教保守政党の組織票を固めているようなもの)
「民主主義社会」の本質は、家父長からその権限奪うものなのね、
(信教の自由→建前上、子供にも信仰の自由があるんだからさ)
 ↑
つまり”家幻想”の崩壊も今に始まったことでは無いのさ、

※平成以降は「デジタルに詳しい子供が、親に教える」なんて構図になり、
(昔は読めない旧字を爺さんに聞いていたのが、、子供のが英語に通じるを経てだ、、)
時代の変遷は親権の権威性もクソも無効にする←【だからガチの保守とは文明の進歩も認めない】
(しかも親の所得は《近代なら地域有力者と軍団を構成するなどであったけど》、政府の補助金行政や産業振興策などに大きく依存しており、言えば「真正公務員・補助金政策による準公務員・そんな総公務員の所得をあてにするサービス業」で構成されてるのであって、近代以降の経済において「完全に自己完結する仕事などありません」→その政府を選ぶのは?国民主権の選挙です)
 ↑
親が子供の投票先すら拘束できない時点で、既に”親権の多くは崩壊済み”なのね。
●習俗だとか、習慣として”親権ごっこ”みたいな八百長芝居が続いているみたいな感じ
(だから”育児ノイローゼ”とか発現するんです。←真面目に考えたら答えあるワケ無いんだから。)

例外は「十何代続いた家元」とかになります(”確信犯的再選択世帯”みたいなもの)
子供の生きるべき方向性を拘束する親権が実存し、
その合理性は現在の親もその子もその後に引きついでいくための中間管理職であり、個としての実存では無く「なになに屋」などの屋号が、事実上家督として(個人を超越する法人格)君臨していますから(答えがそこになるので何の迷いも無い)。
 ↑
全部が全部再選択的とは言わないけれど、
この「なになに屋」ってのは、一般市民にとっての「国籍」に限りなく近いもので(なんか知らないけど日本人としてうまれた=なんか知らないけどなになに屋の跡継ぎとして生まれた)、やれ選択肢が無いとかの話とはちょっと違います。
(離脱の自由が無いのでは無く《何十人もいる先祖を敵に回す腹で離脱するのは自由》、親権者が後を継げと求める権威的裏付けがあるよって意味)
(=外国に移住することはできるが、生まれる前から生誕国を選べるようにはなれっこないww)
 ↑
<<少々概念は違いますが>>
「今現在の自分の背景や人物像から能力的特徴(コンプレックスも含む)」とかの話も類似するとこあります(自分が現在の自分であることの合理性や蓋然性は明らかで《普遍的》、そこから離脱して変化求めるのは自由だが「最初から別人だったらよかった」などの発想はナンセンスである)

■そんなワケで、社会の事情によって
最初は「勝手に『共同幻想』がクルクル姿を変えていたが、」
いよいよ限界がきて「『共同幻想』は崩壊」
しかし「崩壊したことを無自覚ってか、よくわからない社会では、習俗や慣習として(文化はいいとして←これは”再選択者”達が『単独者』の美意識として担い続ける)残っているが、伝導元がもういないので(近代で言えば代々守った農地《権威のコア》も宅地転用でアパートになってしまい)→”その姿は崩れゆく有り様”になっている」ってこと。

表現はアレなんだけどさ、
「成人式でひと暴れしようと集ったDQNだが、そこには誰もいなくて」←いつかこういう景色になるのでしょう
(それがコロナ感染症対策で、ちょっと先行実験になりまして→存外にこれがキッカケで”崩れ習慣”のかなりの行事は廃止になっていくかもしれません。)
※ちょっと前の原稿に書きましたけど「保守リベラル」ってのはその脱構築を模索してるんだと思う



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