2021年09月17日

「ナントカ障害」という診断を心理学だとどうとらえるのか(補足)

その都度ブログ記事として書いているつもりなんだけど、
ごくごく根本的なことを気が付ていいない読者の方いるかもしれないので個別に説明しておきます。

■<考える背景としてこれまで各所で書いてきた背景事情をまとめると>
・所謂現在事実上メインストリームの米国臨床心理学は、「フロイト心理学」をどうしても理解できない『共同幻想』適応系医師や学者を中心に編み出された”なんちゃって心理学”であり、
即ち医師が学者自身の『認知リミッター』と折り合いの付く話にレベルダウンしている
(なのでその辺の学会では「どうしてそうなるのか」の説明がいつもボヤけているんだが、理由は簡単で「彼等には理解できないから」)
(これは嘘でも何でも無く”ガチ”。昔それ系の大手製薬メーカーの説明書き見たけど「効能的にこういうのに効く」って書いてあるんだが、堂々と「どうしてそんな症状になるのか不明」と書いてますから。)

・日本に限らず医療機関などで診療行為を行う場合《流石に問診だけで対応するとか患者からもクレーム付きそうだし》なんと言っても医院の経営上「薬の処方してナンボ」なので、”診断”が必要で、=なんかこうそれらしい病名が必要になる。
そんなニーズから(彼ら原因はわからないから)「結果どうなってるの?って状態に適当に名前を付けてそれを診断上の病名にしてみました」ような形なのね。
(この辺は米国臨床系も素直にその程度の分類の理解で運営していると思う。)

・例えば患者のニーズであったり、医療側の”成果判定”的に
「何を治ったのか」と定義する場合(両者ともに原因がわかっていないので)なんちゃってでつけている分類上の症例が”そのまんま”解決するといんじゃね?となりがちで、、、
(●たとえば、「関係障害」なりがあれば、良好な対人関係の構築だとか、、最強に意味のわからない「発達障害《なにそれ未熟児のこと?》」などになると、期待される社会人像に落ち着くことですか?←心理学サイドから言わせてもらうと、「もう何言ってんのかわからない」話に及ぶ)


<<<この辺の話を各所で書いてきたので、>>>
いや説明いらないだろと思っていたんだけど、
■「なんちゃって病名」を真に受けたらそらあり得ない話になっちゃいますから、
心理学的にそれどう解釈されているのかって話をしようと思う。

フロイト心理学的には「ナントカ障害」なんて病気”ありません”
基本観測されているのは、神経症です。
(多分に俺の個人的意見も多く含まれているけど)
これも俗に言うというイメージで(神経症時代概念が大掴みのものだからね)
「強迫傾向=『自意識』の意志や思惑と違う」により→「考えてもいない状況なりが連発し」→「当人のイメージとしても”どうにもならない”」などの状況だよね。
 ↑
このような状況は、心理的説明抜きに語れないので
(なんたって、当人望んでも考えてもいない状況が連発しており、「誰に操られてんだよ」って話になるじゃんか。)
●なにより、本人が相談なり困ったなり訴えてる段階で(『自意識』の)本意じゃないことなってますって、ここ【確定】だから。

心理学は状況証拠から(最も重要なのは本人の証言)
【まず、どうしてそうなるのか】を考える。
(これに対して、臨床系は「どうしてそうなるのかさっぱりわからないので、わからないことを考えても仕方がない」ってことで、「どうしたいのか?の希望を”そのまま叶えられる”確率の高い投薬などをチョイスする」←【心理学とやってること真逆とまで言わないが、全然違うワケ】)


■代表例で「適応障害」をあげるけどさ、
●主として『共同幻想』適応系により運営されている臨床系は、(患者のニーズもそうだから)深く考えることも無く、「はいはい、社会適応できるようにすればいいのね」って話に流れがちだが(てかほとんどそうじゃないかしら?)

●心理学的にそもそも「社会適応」ってのは『共同幻想』適応人格に限った現象というか《仕組みは「強迫心理」と同じ》、合理性のひとつであって、普遍的な答えでは【無い】
だって、誰しもが「社会適応」するべきなんざ、第三者の学会なりの言う話じゃないでしょ。
(信教の自由なみの原則でしょ)
 ↓
で、心理学は「適応強迫」をどう見るかってさ、
( そ も そ も オンザレールなりの適応から外れている段階で、当人『自意識』が自覚的に『共同幻想』との関係をほぼほぼ無条件に肯定している、或いは打算的に肯定しているなどの決定が無いことは明白なのだから、:《皮肉で『共同幻想』用語を使えば》所謂常識的に「なぜ誰だか知らない母集団に合わせないかんの」という疑問があるワケ、ハイこの段階で権威性幻想は非成立ですから、「社会非適応個性派」を軸に考える事になるので)
 ↓
適応するべき権威なりの自覚が無いにも関わらず(或いは疑問ぐらいはもっている)
《これ宗教系『共同幻想』で言えば、信仰に対する疑問》
■何か、「強迫的に《信心に疑問のある母集団に対して》適応しなければいけないと思い込んでしまう。どうしてもそう思ってしまう症状」となる。
 ↑
臨床系とさ、ぱっと見答えが真逆でしょ。
(ぱっと見だけどね、心理学は後発的に『共同幻想』なりが”確信犯的に再選択”されるなら、それもいんじゃね?ってことなので、本人が選べるようにしようぜって言っているだけ。)

●臨床系は深く考えることも無く→「あーとにかく社会適応したいのね」なんだけど、
●心理学は→「そもそも適応しなければいけないと強迫的に思ってしまうところを解消しなければ始まらない」って見解なワケさ(仮に「社会適応」が再選択されるにしてもな)、

だってさ、臨床系みたいな診断方針が正しいなら、
小沢一郎は病気であって、投薬が必要とかになっちゃうじゃん(笑
(この人に、社会適応なんてセンス1mmも無いぞ:あるのは権力闘争ゲームに”勝つか負けるか”だ)
するってーと、臨床系は「当人それでいんなら病気じゃないから」ってことになんのか?
(いやいや心理学でもその台詞は使うけどさ、しかし以下のように矛盾しネーか?)
だったら、何故心療内科なり精神科に問診希望する人には「一切小沢一郎的可能性があり得ない前提で(確認もせずに)話進めてんのさ?」

心理学は「最低でも歩留まり以上になるべき」とか言って無いから、
(反抗期をベースに、自我の大人化再構築の局面で「一度仮想『単独者』になる」状況が必要になるので《尾崎豊的な》、その後の選択は本人が決めるにしても、反抗の局面必要でしょと《再選択されるにしてもさ》)
「強迫心理」ってのは”少なくとも確実に過去用例ベース”なので、
それを構成している概念なり固定観念なりには「まず反抗の形」が必要になる、
「強迫構造を”切るためにだ”」

「適応障害」で言うならさ、
最初に何が必要って、「社会適応」なんかそもそも必要ネーじゃんって考え方を理解することです。
(再選択のプロセスで、あの時は若かった、いきがって間違えたってことで、ナンボでも前言撤回してもよい)


■読者の方は、昔の『公開掲示板』過去ログだとか、記事リクなんかのやりとりでわかっていると思うけど。このさ、強迫的思考の言わば論旨《そうじゃくちゃいけないの!となる理由》、明らかに現実から乖離している話が並んでいるんだけど(それこそ通常疑問に思わない人いない筈)、
それをそのまんま「その設定や前提は(或いは社会認識は)オカシイから」と、
統計DATAの証拠突きつけてもさ、→猛烈に反論してくるでしょ?
(この段階で、根拠すら無い強迫性が介在している証明)
●これ根本的矛盾だよね、
依頼者はさ、その”どうしてもそう思ってしまうことが悩み”なんだぜ?
ところが、そう思ってしまう理由を分析して、前提となる概念なり社会認識をネタバレ解説するとさ(それそのまま読めば「なーんだ勘違いだったのか」になる筈なのに)
ムキになって反論してくるワケ→絶対悩みは続けさせていただきます《キリッ!》みたいな、
(しかも心理学は殊更にその後の選択を示唆すらしていないんだぜ?→「自由に選べるようになるにはどうしたらいいか」って話だから)
 ↑
観測されている現象は、心理学の理解そのままなんだわ、

当人『自意識』が思ってもいない方向に、どうしても”そう思ってしまい”、どうにもならない《違うんじゃないって意見を激高して自分で否定してしまう》状態。
ハイ、「強迫心理」が原因ですねって、
「臨床が適応障害だって言うのなら、まず「社会適応」などする必要性などどこにも無いってとこの理解から始めましょうか」って話になるのさ、
(後から「社会適応」系の自我を再選択する場合があったとしてもだ)

<ちょっとだけ つづく:「臨床系を否定しているワケでは無いって話」>



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posted by kagewari at 22:20 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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