2021年09月12日

個人では無く「人間の実存」を考えるとさ(意識の点で)

そら主としての実存は人類ヒト科が種として存続していくことなんだろうけど、
古代文明の没落を考えれば、文明が途絶えることが「何かの終焉」を意味してるのは歴史好きな人なら感じていることだと思う(なんちゃら三世の月の皇帝だれそれがって展開は”続いている”だよね)。
さて個人の不老不死って言えば話はデカくなるけれど、
『単独者』に限らず哲学的な意味の”人類の実存”を考えれば「文化」となる。

『共同幻想』論においても、歌舞伎や武道他後継者がいて脈々と引き継がれる文化伝統が守るべきコアであり、当該社会に接続する個人はそれを受け継ぐものとして位置づけられる。
(※故に『共同幻想』の崩壊は、そのコアと社会の位置づけってことになるし、モスリムにおける行き過ぎた原理主義が反動に過ぎないことは誰しも思う事だろう。《過激になった時点で「創始者もそんなこと言ってネーから」ってあるでしょ》)

さて文化の変遷ってことになれば、
文明化であり世俗化ってのは→伝統文化からのサブカル・オルタナ展開を指す
これは『共同幻想』論から近未来の『単独者』世界の変遷”そのまんま”だ。
「クラシック音楽があり、JAZZの影響でラヴェルがあーなって、ビートルズなどの台頭は瞬間風速でクラシック音楽の没落を招くも、再選択者にとるネオ・コンサバティブとしてのクラシック音楽の再興や、ロックポップス界にはパンクの登場と、インディーレーベルの時代からの現代”弾いてみた”拡大へ、フリーエコノミーの中(楽器使いが高学歴化により計測不能なほど増加・一般化)個別にユニークな音楽に溢れる時代が台頭した。」
 ↑
一見すると大スケールから個人商店にスケールダウンしたように思えるけれど、
(そこ解釈間違うと駄作にもなるんだけどさ)
■そもそもクラシック音楽のスケール感へのわかりやすい挑戦(『抗う(あらがう)』)
ビートルズのエレキギターであり、大音量PA音響の仕様は、数名のバンドでも武道館などのアリーナでのコンサートを可能にし、「スケール感において時に凌駕」するだけでなく、
視聴スキル的に、一部上部構造階層だけが楽しんだクラシックに対し、
後者は何の予備知識も無く大衆が音楽を楽しむという「宗教改革」みたいなものがあってだな
 ↓
後に、核家族の時代三種の神器に引き続きまして
「各世帯がアップライトピアノを買い、子供にピアノ習わせる」という(音楽における高学歴化)、
果たして貴族だけがクラシック音楽を楽しんでいた視聴側のスキルすら、一般大衆視聴者が凌駕するに至り、
ポップス含め商業音楽すら前衛化する、
(そらそこに表現されているのは個性化だから:個性抜きの前衛は無い)
「俺も俺も、私も私も」とさ、素人ミュージシャンが100万人なんて世界に突入する。

●さてこの時考えて欲しいのが「山田五郎氏の絵画の変遷論」ですよ、
印象派から、シュールレアリスムへの変遷含めて、
ネタ元となる古典絵画からの系譜を理解していない前衛は”パチもんである”。

文化伝統芸能へのリスペクトがあるから前衛足りうるのであって、
(全てが全て、ドイツの大スケール交響楽をルーツにもてとかトンチンカンな話では無くw)
繋がっているのだよ、
自分がリスペクトしている音楽家のその音楽家がリスペクトしていたのが誰で、またその音楽家は、、、と辿るとバッハかもしれないし、モーツアルトなのかもしれないし、トルコの軍楽隊なのかもしれない。

つまり完全にオリジナルだぜって(それは既に個性では無い:ひとりで発案したコインを持ち歩いても無価値である:『共同幻想』ネタバレ限界論)、粋がり過ぎると誰も理解できないマヌケな騒音だけになってしまう。
■『単独者』論として誤解されるのはココだよね
 ↓
元をただせばだ、、高学歴化でしょ
過去の文化伝統などを学ぶ(影響を受ける)→『共同幻想』崩壊
 ↑
ほらさ(アンチ構造論のポストモダンがどうこうとか大袈裟じゃなけれど)
”脱構築”としてのオルタナ・サブカル展開があるのだよ。
(『抗う(あらがう)』って現象において、全てに二項対立のような選択が行われるのでは”無い”)

だってさ「サブカル・オルタナ展開」ってのは(王道も意識した上で)
洒落をきかせて「おっと、この手もあるよん」って”ひねり”のことじゃんさ、
(”ひねり”ってのが”脱構築”ってこと、文化伝統を全否定しているのでは無い)


●それは『共同幻想』崩壊論と違うくないか?というご意見あるかもしれないが、
うにゃ、うにゃ、そういう事じゃないんだわ、
『共同幻想』崩壊論において、専らブチ御壊れていくのは「それを共有伝達させる方便としての社会構造の方」だから。コアだった宗教哲学なりを全否定しようなんざ考えてないってのさ、
(※否定されてきたのは、利権化した教会権力とか政治の話→家父長制の崩壊も同じ、「家父長制の否定があるから、全世帯で父親を殺害とかならないじゃんww」)

なんつーの、社会学的に言えば、
『単独者』は、崩壊した『共同幻想』社会の”後継者”だから。

ある意味『単独者』の真骨頂は、
「脈々と続いてきた人類文明との文化的接続」にあるのであって、
(※故に近代前後の『共同幻想』伝達装置としての”交友関係”との接続に意味を失う)
直接、『共同幻想』のコアだったものの系譜に文化的に接続するって話、
(大型汎用フレームワーク《イントラネット》から→インターネットに個別のスタンドアローンが自らの意思で自由接続するなんとやらというさ)
 ↑
もっとわかりやすくいえば、
「学校の先生に、憲法の、講義を受ける時代」(先生への忠誠も別の意味があった)から、
「誰もが国会図書館にアクセスし、学校の先生が教えを受けた伝説の大学教諭の論文に直接アクセスする時代へ」(中間管理職に過ぎなかった学校権力は不要に)

■『単独者』論を語る上でさ、
「唐突に俺様だけのハンムラビ法典ごっこ」とかじゃネーよって話です
うなもんんだから、
時にゴリゴリ保守派の勘違いや偏見になっちゃうんだよね。
『単独者』は孤立してるーとかな、
「いやいや、全人類が文化的コアに個人がダイレクトに接続中です」って世界への変遷だから。
孤立どころか、BABYMETALの"The one"みたいなことなってんじゃん。

●根本的なことを言えば
「極限まで個性化しても、人類ヒト科の壁を超えるとか無いから」
(そこでトンデモ進化するぐらいのこと起きると話は別だが)
「『単独者』にとって個性を極めることは、人類ヒト科を極めるのと同義」になる、
(※オリンピック憲章みたいなイメージで考えてくれたまへ)
 ↓
「俺様飛び(この競技は誰もやってないから)世界一」←これじゃネーからww
(上記は『単独者』論ではなくて、どちらか言えば強迫的反動)
(ゴリゴリ保守な人は、自分がそういうとこあるものだから、そこをよく勘違いする)

つまり二項対立に引きずられると、強迫的に反動化したりすんの(それが原理主義や左右対立とかのアレさ)←「オルタナ・サブカルは」それじゃないから、

わっかりやすく言えばこうなる、
『単独者』はめんどくさい友人関係など邪魔でしか無いと思っているが、
強烈な人類愛の持ち主である(いにしえの時代から変遷してきた人類ヒト科は大好きだ)。
だから、個性化しようと思う訳(人類ヒト科としての実存証明として)。

音楽業界っことで言えばさ、
「だーから(個性化しすぎると)ホールがスッカラカンになるだろ(理解する人少人数過ぎて)」
 ↑
こうはならないの(文化の系譜における個性化だから=限界という韻が残る)
「あーーーー”偶然”そも面白いの俺と同じ」って→「世界に広げれば結構たくさんいるんだね」
事実、BAD-MAIDなどで起きてる現象はこれだから。
音楽をよく知る人ほど、ロックなりパンクなり、グランジからプログレまで
「いやーなかなかそれ思いつかないわ」←他人が理解できないほどの個性化なんか超天才しかできないし、できたとしたら?→多数の聴衆を集めるの(だって視聴者全員、音楽文化というコアに接続している人類ヒト科だから)

(※BAD-MAIDにしてもBABYMETALにしても、世界で言えば知る人ぞ知るだけど、日本単体で言えば「誰もが知る」ってことでは無い。この構図は『単独者』実存と『共同幻想』適応の違いそのままでしょ。BABYMETALに関しては”凄すぎて”日本の一部《主として昔洋楽ファンだった階層》で凄いことなってるけどさ。BAD-MAIDの音楽評論でつたない英語でナルトのポスター貼った姉ちゃん何人?って概要見たら国籍モロッコだぜ、、)

■そらね、組織票で大動員かけるような昭和の『共同幻想』適応社会チックな満員御礼(それは本当の満員なのかよ)が消えていくだけ。
大手レーベルと広告会社が仕掛ける八百長みたいなヒット曲とかさ、
まーなんつーかわかるでしょw
(現代、大手レコード会社倒産したり、広告会社も怪しくなってます)

※実態としても、昭和の「友達も聴いてるから聴く」から→音楽ファンだから「youtube聴きまくっていたら(その視聴動向から)トップページにこんなんリコメンドで出てきたので聴いてみたらビックリ」な方向にシフトしてる。→「え、なんでそんな音楽知ってんの?」に至るとっかかりが「音楽好きが僕の個性だから」ってことで実存している。
めんどくさい付き合いでカラオケとかじゃなくて(←この場合時間の使い方として最悪だろ)
時を惜しんで”自分の時間”に好きなジャンルの音楽を聴きまくることが重要になるじゃんよ。
(一生で使える時間は限られてんだぜ?)
うんで、偶然「え、なんでそんな音楽知ってんの?」な奴との関係は、初見から親友となる。

googleのAIがスゲーってことではなくて、
それを端緒に(Spotifyとかもあるしさ)いろんなISPなりがそれぞれの忖度でw、人類の音楽文化の蓄積ともいうべき膨大なDATAベースに個人をダイレクトに接続するじゃん、
●これを実現する背景は文明の進歩だったのであり、
文明の進歩による『共同幻想』の崩壊そのままだって話ね

余計なお世話のアルゴリズム忖度が無くても、
検索キーワードだけ正確にヒットしてくれれば同じ結果に行き当たるから、
(DATAベースに直接アクセスするって、そういうものさ)




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posted by kagewari at 20:26 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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