鬱関連では、(冷静さなどに関わる)セロトニンの分泌に変調があるという説があり、
『興奮』に関わるアドレナリンやドーパミンと、セロトニン(これを代用するのはニコチン)などへの「切り替えや受け渡しのトリガーとなるポイント」が(欲求の満足という表現はアレかもしれないが)”快感代謝”としての一単位の完了を意味しているのではないかと考える。
それは疲労感なのか(睡眠物質含む)、糖分他燃やすエネルギー(リビドーでもいいけど)の枯渇なのか、カタルシス効果的”減衰感”なのか、はっきりしたことはわからない。
フロイド心理学力動論は、ケインズ経済学で別角度で論証される形になっているけれど、
(フロイドは自我均衡論を物理学などで説明しようと無理しすぎたように思う)
経済学が、結果として力動論をわかりやすく説明することになった。
<てことは>
『限界効用論』(端的に言えばどれだけ食べれば牛肉に飽きるか:飢えた時の食欲と、おやつも食べて腹3分目みたいな時の食欲の差)も、心理学に援用できるってことかなと思う。
↑
セロトニンへの切り替えポイントの考察において
(「もういいかな」がどういうプロセスで発生するのか?って話→端的に言えば「お腹いっぱいもう十分」:それを筋トレなどの「今日はもう十分やった」認知で考えてみるってことさ)
■ニコチンが『興奮』を鎮静化させるのは周知の事実だけど、
(昭和の刑事ドラマ、取り調べシーンでは容疑者へ「一服どうだ」と勧めるシーンが定番だった)
↑
ほら、どんな状況でもこの投げかけがシーンとしてリアリティあるとか”無い”だろ?
容疑者の心理状態がどうなっている時に、刑事の「一服どうだ」が最大の切り替えポイントになるのだろか?
●ドラマなどにおける口論シーンで第三者が「まあまあ」と切り出すポイントも同じ
(時々報道される事件にあるように、タイミングの悪い仲裁者が逆に殴られるとかもあるじゃん)
●パーティーや食事会で言えば「ではそろそろお開きで」と言ってもいいタイミングのこと
↑
なんとなくどこかに”飽き”とか”ネタ切れ”の観察があるような気がする
(疲労も一種の”飽き”や”慣れ”ではないだろうか)
↓
●喧嘩のシーンで言えば主人公が馬乗りなってる時に
「もう十分だろ」と肩を叩いてもいいタイミング
●ドラマにおける感動の対面シーンで「ハグに移る」タイミング
●子供の大泣きシーンで「痛かったねぇ、もう痛くない痛くない」言ってもいいタイミング
(※ちなみに「行動療法」の効能は、上記に出てくる”もういいですか?”タイミングの到来を早めているのだと考えている。)
いやちょっと待て、一番わかりやすいのはこれか?
■【子供の大泣きシーンで「痛かったねぇ、もう痛くない痛くない」言ってもいいタイミング】■
典型的な『被る(こうむる)』認知パターンだが、
↓
そもそも『興奮』のトリガーは何だ?
・驚くことやパニック
|
何のために泣くのだと思う?
・パニックの鎮静化(あるいは状況の現象化)
|
どこで飽きる(或いは疲れる、慣れる)?
・驚いた部分の誇大性や瞬間デフォルメがリアリズムを回復した時
(わかりやすくいうと「すわゴキ〇リ!」と思ったら「なんだネコのウンコじゃん」とわかる時)
|
何の信号が観察されてる?
・「呼吸」(「ふぅ〜」って奴だ、”最初のひと息”)
(自律神経《交感神経と副交感神経》のアイドリング状態)
(タバコが有効なのはニコチンだけでは無く「プハーっ」があるからだろ)
(ちなみにこの辺はヒトに限らず哺乳類全般に普遍でペットに対する接し方も同じじゃないかしら:動物行動学的に説明可能なものではないか?)
(同時に、合気道や柔道で「一発で技が決まるタイミング」=”隙《スキ》あり!”)
■『被る(こうむる)』パターンだと偏るから、
『抗う(あらがう)』ケースで、考えてみようか?
典型は「ゲーム中にどこでセーブするか」←このタイミングだと思う
(だいたい「そして珈琲ブレイクとなる」)
■やっぱあれだよね、脳内物質による興奮や、筋トレで言えばグリコーゲンによる活動の限界、
そこから日常の有酸素運動自律神経行動に切り替わるポイント、
(緊急事態から日常性への受け渡し:緊急事態解除、或いはイベントの終了、はたまた何かが一段落したところ《一工程の終了》、)
↓
一定範囲の完結性かな?=「関数グラフのピークアウト(上昇率の減衰)」
<<そこでだ、現在のところまだ推論なんだけどさ(この辺に心理学の定説まだ無いから)>>
ここからは『単独者』の雑感だと思ってくれ
俺さ、そこの切り替えポイント→”あ”んだかんだと『自意識』が介入していると思う。
(そんなこと言ったらメンタル問題が気持ちの持ちようで治るってか?な声聞こえてきそうだが、そういう意味で言ってないからな、そもそもメンタル問題の場合「強迫心理」により、その肝心要の『自意識』が「抑圧」されてるだろ?)
↑
ほら、時々さ「バツが悪そうに『自意識』が薄っすら横目で現実見ている時」ってあるじゃん
泣いた子供で言えば(チラッと周囲見ていたりだな)「なんかもう誰か止めてくれないか」って薄っすら冷静な意識もあるよって瞬間、
だってさ(ゲームでもランニングでも仕事でも登山でもいいけど)セーブポイントで「あーもう十分かな」って言葉を発しているのは誰だ?
バツが悪そうに『自意識』が(ちょっと)帰還した時←これがドーパミンからセロトニンへての受け渡しポイントじゃネーか?(何気に横目で『自意識』がスイッチ入れてる)
↑
そんな簡単な事なワケ無いだろってご意見あるのは重々わかります。
■しかし、こうも考えられないか?
それを(中の人である)自分で”何でもやれる”とは思っていない
(だって自信満々にじゃないから、『自意識』の帰還は”バツが悪そうに”なんだよ←黒歴史を振り返る時の嫌そうな目線のことだ。)
だってドーパミンやらアドレナリンやらで『興奮』中の自分はさ、賢者『自意識』から見たら恥ずかしい存在じゃん(有り様そのものがもう黒歴史)、それを『自意識』の責任にされたくないだろうし、
「それ自分で止められますよ?」とか声かけられても、
「いえ違います、それは私ではありません」と逃げてしまう。
↑
ここに何か隠れた鍵があるのじゃないかと思う
(てか、カロリーの話はどこにいったんだろう、、、、その件の続きは禅寺にでも任せよう)
<つづく>
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