2021年08月23日

アフガニスタンの件書いておこうと思う(住まいの心理学にも書いたんだけどさ)

アフガンに関しては、識者の間で見解も多種多様で、
やれ中国の陰謀だ、いやいやイランだ、どうして北部同盟はあんな腐敗してたんだ、パキスタン軍部こそ黒幕だ、『住まいの心理学』には「ドル高狙いか?」と書いたワケだが、、、

■俺なりにこの件を理解する上で重視したいのは
「イスラム教とはなんぞや」って部分なんだわ
原理主義派ならぬ、原理原則さ
(言うまでも無く宗教解釈は俺の独断なのでモスリムの方そこはご容赦ください)
過激派のジハード思想も一理あってさ、
この辺は”もぎせか”からの聞きかじりなんだが、
当時の中東はあんつっても
「ある意味モンゴル系遊牧民の系譜であるトルコ(戦争に強い)」
「中東の知的中心地であるペルシャ帝国(後に実質出先トルコ系モスリムの支配を受ける形でゾロアスター教からイスラムに改宗、ゾロアスターはインド宗教にも大きな影響を持ち、その派生が仏教)」
 ↑
この二大勢力のはざまで現サウジの遊牧民相手に商売していたムハンマド君が「どうして俺達ダメなんだ」と考え(この辺さ明治維新前の薩長クーデターにも似てるよね)、
「トルコなどとの行商の中(ユダヤ教なども触れつつの)、あーアブラハム一神教とかさ統一宗教があるから、民族の意思統一もできて強いんじゃん(ゾロアスターは違うけどね)」
と、思い立ち、

■ホニャララして神の声を聞く「モーゼ、イエスに続きまして、君は三番目だ」
アブラハムの宗教3.0としてイスラム教登場、
ムハンマドは、土着のローカル『共同幻想』のコアとなってる伝統宗教がガンだわと考え、
「剣を持ってこれらを討伐せよ(アメリカ建国の【マニフェスト・デスティニー】そっくり)、イスラム教を布教するのだ」←これがジハード
結果、根っこが遊牧民や商人部族である”アラブ”が民族国家として結束した、、ワケではないのだけれど、イスラム教は大きな勢力を得る。

サウジのメッカ神殿に「箱の中に何もない」のは、
そこに昔は各部族の神仏が奉納されていたんだけど「偶像崇拝はガン」というムハンマド君の教えにより、全てぶち壊したので、
偶像崇拝NGの象徴として”聖地には何も置かない”という神殿になったのね。
このジハードであまりにも人死にが多かったので(戦災母子家庭が続出)
有力世帯は後家さんの面倒見るようにと、「一夫多妻制が教義に盛り込まれた」ぐらい。
イスラム帝国みたいなものはできたんだけど、トルコ系傭兵団みたいなのに地方の支配をまかせたので、全部裏切って後にバラバラに、、

●その背景で、ペルシャ帝国は嫌々改宗するんだが、
癪に障るので「シーア派を結成」
(シーア派の裏コードはゾロアスター教ペルシャ帝国なのでイランのホメイニ革命は皮肉なんだわ)

でーーーー、アフガンの多数派はパシュトゥーン人(パキスタンの有力人種)
勿論タリバンってのはスンニ派パシュトゥーン人です。
そのパシュトゥーン人ってのは、いにしえのペルシャ人系インド民族みたいなもので、
ホメイニ革命同様に、彼らがモスリム原理主義を主張するってのも、、、アレなのよ、
(勿論、隣国ウイグルも”いちおうモスリム”だけど、マニ教だっけ?モンゴル帝国時代からの系譜の宗教の影響が残るイスラム教じゃなかったかな?)

ささらに、その背景でーーーーーー
WW1、WW2などを経験し、「アラブはこのままでいいの?西欧に何故負ける(古代から中世まではこっちが先進国だぜ?)」→あーーー宗教がダメだわ、世俗化しよ、
その流れでマルクスの影響受けて→アラブ社会党として「バース党が誕生(イラクフセインやシリアアサド)」

※ハイみなさね、何がおきてるって
「戦国時代の中、俺達の国このままでヤバいから」と、悪戦苦闘する中で現代に至るという物語
思うにイスラム教はひとつの『共同幻想』ではあるんだけど、
イスラム学校というのは「みんながコーランを読めるように」って、識字率向上や統一言語の普及を目指していたのが本旨なんだわ。
その教師がさ、、、「我こそが権威なりー」って原理主義宗教革命を主張するって、コントか?って話で(イスラム教は中世カソリック的教会権力他、”権威主義”を否定し「全てはコーランに書いてある」という名文法宗教)


●今、アフガンで起きているのは「パシュトゥーン人によるご当地統一」であり、
北部同盟の大統領逃亡したことでわかるように、
筋書きとしてはさ、タジク人やハザラ人や(ウイグル含む)北部民族圏の統一に他ならないでしょ。
ケツ持ちってワケでは無いが、パキスタン軍内でも強い勢力を持つパシュトゥーン人の協力も得られる、、、得られる?、、、だったらパキスタンの一部と統一もあるってことか?
(いろいろ思惑考えちゃうよね)

表向きはイスラム原理主義タリバンのジハードなんだけどさ、
その深層心理は(社会的リビドー)、非アラブ・パシュトゥーン民族主義だろ?
(確実に北部同盟地域で大虐殺とか起きると思う←これはイランにとっても気分悪いんだわ)
 ↑
中国の支配が効いて真っ赤っ赤になるとか、、多分無理、無いから。
イランの親中も本気で親中とかあり得ないから(イランの深層心理はゾロアスターペルシャ帝国でありモスリムでは無い)、商売がやりたいだけだと思う。


ながーい物語で見るとさ、
モンゴルやらアラブやら戦争だけ強い蛮族に(石油が出ちゃったってのもあるんだけど)、本来なら中東最強のインテリ民族であるペルシャ人や元ペルシャ人が翻弄され
「内心冗談じゃないぞお前」と激怒しているってのが本筋だと思う。
その元ペルシャ人も歴史の経緯で宗教から民族からバラバラとなり、、
(方やエルサレム方面では、中東で一番のインテリだ?何を言うそれはユダヤ人だ!も存在し)
 ↑
この社会的深層心理を深読みするとさ、
いにしえのペルシャの系譜って実はインドじゃん(端っこだから残った)
勿論インドも地元民族多数で(国内言語が50あると言う説も)、
「そんな雰囲気もあるよ」程度だけど、
●仮の話
「イラン・アフガン・パキスタン・インド」←統一とは言わないが同盟したらどうなる?
(もう麻薬はやめて、インドの香辛料を売ってさ、、、いつの大航海時代だよww)
絶対こいつらアラブに侵攻すると思うんだよね(笑
 ↑
(安倍ちゃんが提唱したインド・太平洋安全保障ってのはいい感じの抑止力になる「インドはこっちに引っ張っておこうね」:同時にこれは旧大英帝国太平洋圏の復活を意味するので→日英同盟復活の雰囲気になっている)

●その場合アラブは?→必殺イスラエルと同盟すると思う
(この動きを加速させていたのが、トランプの中東和平政策だったのさ、イスラムもユダヤも同じアブラハムの宗教なんだしさ《ムハンマド君もすっげー参考にしてんじゃん》)

そんな方向への世界史変遷の1断面が、今回アフガンで起きていることじゃないのかな?
(中国共産党の出番はネーだろ、、)
米国の国際金融資本は「なんちゃってペルシャでぎゅーぎゅーするのはいんじゃね」ってことかと思う(インドは”クアッド”だし)、「どうせペルシャ統一とか絶対できないし」とか、
「なんちゃってペルシャの雰囲気」は、中国も、トルコも、ロシアもけん制するからだ。
それで得するのは?


<早速ですが、旧アフガン正規軍が3都市を奪還という話が報じられています>
(やはり北部州らしい)どうなることやら、、
トルクメニスタン経由とかでトルコがこれを支援しても驚かないわね

(トルコもムスリムだけど、本心はオスマン帝国の再興であり、でまたトルコ人の原型はテュルク系遊牧民とかなんで《多宗教民族、キリストだけでなくユダヤ教徒から仏教徒マニ教まで多数》”反アラブ”でしょ《アルカイダなどは敵》。ロシアとしてはトルコがイスラム宗教革命では無く世俗主義としての支援なら《トルコとは複雑な関係だが》、”間接的に応援”するかもしれない。名目は【北部同盟地域の独立】)



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