『2034』がどんな本なのかってのは以下動画を参照いただきたい
テレ東の解説も「インドは無いだろ」って話してますが(インドはあれで大変な他民族国家であり大学などでも英語を公用語として使わないと会話が成立しない)、インドがどこまで国民国家として先進国化できるのか微妙なところ(先進国になれないままの中国ですら”インチキでも中華民族”の概念で無理やり国民国家の概念を押し込んでる)、
共和国というか最初から連邦国家なんだと思えば(作中の話じゃないが)パキスタン・ミャンマー抱き込んだ更に大きな国家に化ける可能性すらある(あの地域では第二ペルシャ帝国的なファンタジーもあるからね)、
しかしそれは随分将来の話だと思うんだよね、
枠組みとしては、クアッド主要国のインドは何の因果か表向きは親米国のモスリム・パキスタンと現在は米国をハブに同じ陣営になってるからね。←将来は大きな影響力を持つ国に化ける可能性はある。
↓
2034年程度ではどうだろと、
しかもこの本には日本はほとんど登場しないという「ご冗談を、、」
直接戦った米国だけでなく、アジア諸国は「日本が憲法改正し(既に持ってる)軍事力の保有を認める」だけで強いプレゼンスを持つことを知っている。
■劇中で重要な鍵となるサイバー攻撃に関しても、そら米国のリンク16だっけか?そこいらは中国もはっちゃきにハッキング研究しているかもだが、(リナックスとウインドウズの話じゃないが)自衛隊独自の通信システムまで手が回るだろうかって話もある。
また、何のことやらイマイチわからないのだけど、先日東芝が以下の発表を行っている
東芝、サイバー攻撃対策で新技術 弱点の特定容易に
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080300011&g=eco
(これ改造依頼すれば攻撃用にも使えそうだよね)
日本には安全保障という点でセキュリティーガタガタなとこあるかもだが、
いざ方針決まればやれることもあるでしょ、
■またこれも劇中登場する海底ケーブル云々の件も
現在インターネット衛星回線の実用化が「もうすぐそこ」なので、ハッキングや物理的な破壊を例外に地上施設を物理的に攻撃しても完全なブラックアウトはできないだろうし、
いやいや、そもそも中国がそんな無謀な策は取らないだろう
あるとするなら習近平政権が権力闘争で追い込まれ(また戦狼外交もやり過ぎて)特的稼ぎで台湾侵攻を焦った場合だけれど、
過去記事にも書いたけど、海軍戦力による台湾侵攻は、
●「海上自衛隊単独でも阻止できる」無理ゲーなワケで、、
(世界1水準の潜航深度のある潜水艦と、世界1水準深度から発射可能な魚雷という”チート”があるから《中国の戦力にはこの潜水艦を攻撃する方法が無い》←しかもこの技術はパクることができない《素材はギリ盗めても加工の点で職人技とか関係してるため》)
↑
逆にいえば習近平が「自衛隊は出てこない」と賭けた時だけに起きる紛争となるんだけど、
(そういう勘違いされると困るので)
自民党の担当各議員から「台湾有事は日本の周辺事態だから」言及されちゃってる。
(これこそ外交上の”親切”ってもんだ)
これに対し戦狼外交で中国は「日本を核攻撃することもあり得る」と吠えてみたんだけど、
●配下のマスコミがいらぬ忖度で(中国のイメージダウンになってはいけないと)報道しない自由を行使しているものだから、そんな話をほんとんどの日本人が知らないというギャグみたいな話になってる(脅しにならんだろうが、、「そこは報道するとこだろ」と指示出さないとw)。
2034年の米中核戦争なんて論議するより、
米国安全保障にとっては、
2024年のトランプ凱旋をめぐる国内極左過激派の動きのがよっぽど現実的脅威だ
中国にとっては、
「”中南海”習近平VS上海閥、内戦」のがよっぽど現実的脅威だと思うぞ。
更に、習近平が先日唐突にチベット訪問した件から「インドとの軍事紛争可能性」言及してる人も散見されるんだけど、「あの辺の国境線をどうにかして(台湾侵攻級の)国威発揚求心力増大になるか?」目的は他にあると思うんだ。
先日の国境線紛争の殴り合い(エスカレーションを防ぐ双方の合意で争いに重火器を使用しない約束がある)解放軍はボコボコにされたんだけど(死者多数)、篠原情報によるとボコったのはインド正規軍では無く「チベット亡命政府特殊部隊らしいのね(外人部隊のような存在かな←この部隊を米軍が訓練しているという話もある)。
見方によっては、インド国境との紛争は”VSダライ・ラマ”って格好になってしまった。
余計ここではやらないと思うんだよ(仮に負けたらチベット解放内戦に発展し兼ねない)、
解放軍は「実は使えない噂もある偽ステルス戦闘機殲20だっけ?を前方配備しているんだけど(全く脅しにもなっておらず)」、習近平はむしろさ「ここで紛争拡大するな」と言いに行ってんじゃないかとすら思っている。
仮にインド・パキスタンに裏合意があり事が運ばれでもしたら(と2034でもストーリー展開してるらしい)、
チベット紛争はそのままウイグル解放闘争に及ぶ(武器援助が行われるの意)
恐怖のドミノとしては、台湾からの香港などよりこっちのがよっぽど怖い。
しかも2034解説動画にも出てくるけど(別バージョンの方かも)、インドの軍事予算は中国に次ぐ規模になっており既に空母機動部隊を保有しこれ南シナ海へ派遣中なんだわ(パキスタンのバックには《現在の関係は微妙だけど》米軍もいる)、
※中国サイドから見りゃ、虎の子の空母を(台湾では無く)インド洋に派遣しないとタイマンにならんじゃん
↑
●つまりさ、米国も「本気で潰すってことなれば狙うならこっちだな」と思ってんじゃん
そして「インドの人口はまもなく中国を超えます」
人民解放軍の立場になってみ?北にロシア(実は敵同士)、南にインド、東南にベトナム、東に台湾・日本・米軍、北東NK国にも反中派の怪しい動き(しかも核持ってる)、正直現在の軍事予算でも足りないんじゃないかしら。
北京政府が何故周辺国と軍事同盟を模索せず、戦狼外交なんかやってんのか謎でしかない。
やる気だったら帝国陸軍同様に「ロシアと不可侵条約」ぐらい模索するだろ、
ま〜、ロシアとの条約など今や誰も信用しないと思うけど、、
(この筋書きにもどこか穴があるような気がするんだよな、、どうにも現在進んでる状況が府に落ちないんだわ「見えないとこで何かの力学が動いている気がする」)
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