「拘り」(或いは偏向)と言う名の動機形成「あえて狭義展開」の場合
https://kagewari.seesaa.net/article/482546809.html
●さて前回論議で(極端に言えばですが)
「オルタナ・サブカル広義展開はどちらか言えば楽」
(勿論その主体は「最低でも歩留まり以上」タイプ人格)
「拘りの狭義展開は”めんどくさいことになりがちで不快『興奮』”」と結合する可能性もある」
(その主体は『共同幻想』適応系、及び「強迫心理」系)
↑
ざっとこんな話になっていたと思いますが、
更にこの先を分解していくと「トラウマ論」との関係も見えてきます
■「拘りの狭義展開」は、象徴化などで”それは凄いことなんだ”と別の意味を持たせる
或いは、動機形成におけるハードルを上げ(コンプレックスにも似ているでしょ?)、
当人に(めんどくさい派生含め)”大仕事(大きな”快感代謝”)”を目論むものです。
↑
なんかわかり難くなってますが、シンプルな「オンザレール『共同幻想』適応保守選択」で言えば
「我が家の団子屋は15代続く老舗で、跡を継ぐことは”大変なことだぞ”」
(やりがいを盛るってのかな)
”不快『興奮』《苦労予測》でもアリ”の快感代謝総量をふかして”インセンティブ”を明確化できるんです。
・東大行くとか凄いことだぞ
・宝塚ってところは
・結婚し男子を産むというのは
・この辺で言えば公務員ぅてとっても立派な
・父さんも若い頃は米国留学で鍛えてきたから
(前記事で言えば)→マランツCD34って凄いプレーヤーがあって、、、
↑
そしてね、
自我にこの辺の概念をインストールすると、
「事あるごとにやらくっちゃ」と思い出すことになるんです。
↑
●ほら似ていると思いませんか?「PTSDトラウマ論のフラッシュバック」です
(で、PTSDの対処と言えば、ストレス与えない配慮しつつも、その事実に向き合い《リアリズムを回復し》終わったことだと再定義することです。)
■この辺は、思春期『反抗期』において、最低でも歩留まり以上の発生経路の説明にもなるんですが、「狭義の凄いぞネタを(トラウマ論解消プロセス同様に)」→ことごとく”ネタバレ幻滅した場合”
↑
こんな風に考えることができます、
そこからわかることは
(好き好んでなら止はしませんが)「強迫心理案件で、当人どうにかならないかと心理現象なりに問題意識を持っている場合の対処も同じ」ってことです
<つまり>
「その事実に向き合い《リアリズムを回復し》終わったことだと再定義することです。」
(ベタに言えば「終わったことだし、どうでもいいじゃん《その状況がエピソード記憶を盛って、とんでもない大事として刷り込まれている:リアリズムを回復し事象を現実に還元すれば”終わったことだ”》」)
●拘りのネタを”幻滅”させる働きかけになりますから、
『共同幻想』適応事例でも、「強迫心理」系の場合でも
まー前述のような投げかけすると→「激怒反論されます(そんなことない!!!)」
(コンプレックスネタによく登場する、子供時代に親にこんなこと言われた《一生許せない》系のエピソードなどを代表例に想定してみてください。どんな怒られ方になるか想像つくでしょう。)
何やらこのような説明すると「最低でも歩留まり」の”快感代謝”総量ってショボいの?と疑問持たれる方いるかもですが、
特に『単独者』の場合は「快感代謝値測定不能の”個人の自由”」が比較対象となるので、
ショボいってことはありません。
(なんというか”面白い奴”《オルタナ・サブカル展開スキル持ち》の日常快感代謝はトンデモ級になります←これは能力では無く、自我構造により決定されるもので、且つ相対論では無く主観になりますから、客観的にも計測不能)
●話を「拘りのネタを”幻滅”させる働きかけ」は大変って事に戻すと
(手法的には、立てこもりに対峙するネゴシエーターと同じっス)
狭義当事者にとって、拘りは”信念のようなものに錯覚”されているので、
(何故錯覚かと言うと、ネタは一から自分で考えたものでは無く、認知プロセスが『被る(こうむる)』、受動系であることがその証拠です:伝聞や請け売り→PTSDに至っては完全に被害事件ですから。)
「それはどこから見ても、あなたの本音で選択されたものでは無い」の注釈は必要です。
(凄くベタで言えば「それが凄いものだと”思い込まされている”」)
<<勘違いしないでいただきたいのですが>>
本人困ってない、或いは好き好んでの場合は「全然OKの話」ですからね、
(オンザレールのローカル『共同幻想』適応例などで言えば→汚い港かもしれないけどさ、俺は子供の頃から遊んだこの街が好きなんだ。←こういうケースは『共同幻想』適応系なら”大事にすべきとこでしょ→そこネタばれさせてお前はどこへ行くってね)
心理学そのものには、あーすべきとかこーすべきなどの方向性は【ありません】
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