<うーん、まだ難解かもしれないので更に”注3”補足>
<どーもすいません、あといっこ書き忘れてた”注4”補足>
これは推考で”狂気”ネタの全てのケースを説明するものでもないことをご理解いただきたい
俗に言う「狂気の芸術家タイプの自我構造」を限定的に論ずるものです。
(言うまでも無く心理学は「強迫心理」などの現象を分析するのが専門で、「歩留まり」論が典型ですが《本人問題意識なければそれでよしで》無数に存在する個別の中間的状態は専門外だし、100人100様の話になるので累計的説明も妥当なのか怪しい話です。)
とかなんとか【参考】思いつき程度のテキストです
■構造的にそれを想定するなら
狂気と当事者に認識されてるのは「強迫心理」のことです。
(しかし「強迫心理」が狂気では無いことは説明するまでも無い←【ここが鍵】)
ある意味、「それを狂気に解釈しているのは『自意識』」であり、
根本的にモロにガチ矛盾しているでしょ
「これはいったいどういうことなのか?」
何らかの事情で(「強迫心理」成立が遅い、『自意識』の発達が早い《結果としては同じ意味ですが》などの事情から『自意識』が「強迫心理」成立に至るエピソード記憶の経緯を詳細まで記憶しているなど)一種の『自意識』共犯として自身の「強迫心理」の存在を十分に認識している場合。
↓
自分の「強迫心理」をどう評価するのかってことです
(たとえは違いますが、現象としては酒乱状態の自分の動画を後から見せられるようなものなので、通常は不快で認めがたいものだが、)
●ひとつの想定として
抑圧の原則から言えば、力関係として『自意識』は「強迫心理」に勝てません
(「バカか俺」の呪文に自身で気が付けば別ですが)
それだけで無く、普段抑圧されパフォーマンスが大幅に制限されてる『自意識』と比べ、
「強迫心理」に煽られて暴走中の自分が発現できるエネルギー(反動化したリビドー)快感代謝は、通常の自分の10倍20倍の限定解除状態になりますから、
そんな時の自分を「手に負えない猛獣のような強さ」と認識した場合、
やろうと思えば「肯定的に受け入れることも可能」だろうと。
”それも自分の個性なんだと”←「歩留まり」論の一種です
ましてや、この暴発するエネルギーを”芸術などで表現可能な場合”
(当然ネタ元の幼児の妄想では無く)「反動形成」かかった”後の”大嵐のような(エスカレーション、エキセントリック、エレベーション、レバレッジ)暴風雨のような様子を見ていることになります。
↑
厳密に言うと”「強迫心理」がフロイド力動論的に”あられもないことなっちゃた後の姿を”「強迫心理」と錯覚している”ワケです。
(FX信用取引で掛け金20倍になっている状態を、あたかも”自分の金”だと思い込んでいる状態)
注:「強迫心理」の実態は(当時わからないものの答えとして)→「子供がこうに決まってると思い込んでしまった設定」のようなもので、この設定が実態(悪意で僕のプリンを食べたに違いない”何故なら僕を嫌いだから”):→後に反動形成などで(冷蔵庫のプリンの賠償は10倍返しの法則)この「強迫心理」を題材として”トンデモイメージに肥大化”した状況は”自我の経済法則的顛末であって始まりの実像では無い”。
場合によると『単独者』論と被るけど、「強迫心理」それ自体は”子供が考えた素朴なというか稚拙な論理のひとつ”に過ぎない(たいしたものじゃないってとこがキモかな)→人類ヒト科は所詮人類ヒト科であって「天使でも神でも悪魔でも無い」からだ。欲求のバリエーションとしても直立歩行のサルを大きく超えるほうがおかしい。
注2:上記の「反動形成など自我の経済法則的顛末」ってのは、
市場なり関数でもなんでもいんだけど、「需要と供給の最適化による均衡=安定」のようなものに対し、インフレやデフレやスタグフレーションのような経済破綻(ミクロで言えば銀行信用破綻の取り付け騒ぎ)ってのは、『不安心理の構造』に見られるような”過剰な動き”により破綻状態に陥ることだが、何か不都合があり一次的欲求の実行が失敗に終わり『退行化』が起きたとき(スランプになったバッターが高校時代のフォームに戻す)、その過去に「おおよそ大人社会では通用しない子供時代に思いついた「強迫心理」が残存していると」”このシナリオ《ナントカに違いない!また起きたんだ!いっつもこうなんだ》”に全ての欲求が殺到するというか(取引停止規模)→この時数量的にも表現できない状態になる。←「過剰在庫そのものが経済破綻の原因なのでは無く、ある条件で過剰在庫を発端に”投資マインド”が経済破綻に至ることがある」
↑
こういう感じ「過剰在庫」そのものがもの凄いものでは無いのだよ。
注3:プリン10倍の法則をも少し解説すると
何故10倍とかの話になるの?→答えは簡単で(たとえばこの着想が意図された悪質な意地悪で食べられた場合)「冷蔵庫の僕のプリンが一生人に食べられてしまうかもしれない」からだ、
(そういう不安を鎮静化させるためには→)「そんなことはないよ」を表すために「(違うと言うなら)今すぐ10個持ってこいコラ」となる。
↑
類似した現象が、経済破綻時の銀行の取り付け騒ぎってとさ
「強迫心理」と反動形成の組み合わせで考えると、(うまくいかないこと全ての原因を「強迫心理」の論理に答えを求め)「やっぱり何々だからこうなっちゃうんでしょ」と(周囲が「は?」と口ぽっかんな中)、
大荒模様に点火し「違うと言うなら今すぐかくかくしかじかどうしたここうしたガー!」となるって事。
(大事なことだけど、ネタ元となる「強迫心理」もそんなこと言ってないのさ、)
注4:「強迫心理(子供の考えた稚拙な”どうしてなのか”の答え)」と、フロイド力動論後の顛末(大騒ぎ)が大きく違う理由のひとつに、
重要な事ですが、大人になって以降の話なので「小学生時代のバッティング理論」で「大人の性的欲求まで打ち出そうとする」という到底無理筋の条件変更があり(構造的に”盛られる”ことが避けられない事情)、
コンプレックスによる”てこの原理”も手伝ってレバレッジもかかり「少額の”金を返す返さないって話”が、銀行の取り付け騒ぎみたいな話(たとえば分譲マンション買うまで許さないとか?)に肥大化する」ってことです。
えーっと、、
■いずれにしてもそんなルートを通じると、
「強迫心理」は(子供時代の妄想じゃないかと)ネタバレ幻滅崩壊”せず”
反対に、”俺からフルパワー状態を引き出す個性”と肯定的に認識されて、
(引き出すトリガーは『自意識』の後退となりますから《ブレーキの解除》、酒を飲んだり、昔のミュージシャンがシャーマンの真似して薬物を使ったりって、そういう作戦に至ることも多い)
「僕のこころの中には”嵐のような暴風雨”があって、それを能力として使う事ができる」(肯定的とも取れる認識)となった場合、
(PTSDの人が、フラッシュバックでは無く、自ら関連性のある想像をして鬱状態を《自称「悪夢モード」として》意識的に起動するような使い方)
●たぶん、この人物が
「こころに狂気を宿す”ナントカ”」タイプの自我と呼ばれ、
ざっくり言えば「強迫心理」状態を、自分の個性のひとつとして受け入れた状態
堂々と隠された一面であることも公開(自己紹介)
(勿論、これ現実から思い切り乖離してます→妄想的個性)
(それを個性と呼ぶのは厳密に言えば”間違い”だと思いますが、非常に尖った特徴になりますから、相対的に”強烈な個性”と周囲にも認識される。)
■それにいいも悪いも無く(心理学的には《本人OKなら知りません》ってスタンスなので)
「無頼漢、暴れん坊、狂気の芸術家、天才、地獄のアウトロー」な人物と認識されるのだとうと、思う訳です。
映画やドラマで言えばさ(中二病的アクション系ラノベとしましょうか)
「悪いことは言わない、俺を怒らせない方がいい」←みたいなアレだよ
(実際”永遠の超中二病”タイプでしょう)
フロイトはこのパターンを天才的才覚により触発・発現すると『昇華』と分類していると思われ(厳密に言うとフロイトの『昇華』論は何言ってんのかよくわからないw)、岸田心理学的にいえば周囲が「あーあの異能の人」とフルパワー状態も十分認識している場合(なんせ事はランダムに起きるのでは無く、意識的トリガーで「強迫モードを取り出す人格」なので)「狂気の芸術家」として(適応と呼ぶと間違いだと思いますが)そのまんまの共存可能性も高まります。
重要な事は「狂気とは破綻では無い」ちゅうことかな
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