”曖昧な事項や欲求において不安定”な時、取り急ぎ安定させる簡単な方法は
「自分も”同じようにする”」となり、
人類普遍の原則である「退屈したら死ぬ病」を前提に、
”さも大幸福や大快感が達成さているのかもしれない”となれば(更に不安定を煽る形となるため)、(コロナ煽り報道で地方がパニックとなるように)「どうしてもそれが欲しい」かのような錯覚に支配される場合がある。
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【重要なポイント】は、上記がフェイクニュースに不安を煽られたパニックであることで、
これといった根拠も無ければ、
(受動系『被る(こうむる)』)レスポンスに過ぎず、
主体的判断ですらない(本音ですらない)ことだ。
洗脳とまで言わないが、心理を外から操作されている状況に近い
(メディアがコロナ・フェイク報道で集団心理を操作する←と同じ)
■自分も同じようにしたい
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こまったことにこの心理は、相手もそのまま同じという平和的なものでは【無い】
全く同じブランドの衣類や装飾品を買うなら可愛いもので、
他人の女房奪ってみたり(後先考えず)、(形式も知らずに)他人の車を乗り回してみたり、(好きでもないのに)友人の恋人奪ってみたり、(なんの仕事をするのか知りもせずに)学級委員長の地位を奪ってみたり、(飼い方も知らないのに)流行りのペットを購入したり、
↓
自分を同じにするためなら、
結果他人(やペット)がどうなろうが知ったことでは無い系の心理なのね。
(これを『共同幻想』社会では「競争原理」と呼んだりする)
どうしてそこまで貪欲になるのかって、
ネタバレすれば”不安心理を煽ってんだからさ”、
「もし、手に入らなければ、私は不幸のズンドコだ」と思わされちゃってるワケでw
生きるか死ぬかじゃないけども、
その希求性は”手段を択ばす”級のモチベーションに化けちゃう
(そういう仕組みだから)
●で、『単独者』の独り言「バカじゃん?」に繋がるのは
冒頭記載のとおりで、
前述心理が、(受動系『被る(こうむる)』)レスポンスに過ぎず、
主体的判断ですらない(本音ですらない)ことです。
「本当に必要なのか、それは自分と言うユニークな個体にとって使い道あるのか」←考えてないんです(いざ手に入れてから”何これ”とか無数に発生)。
↑
しかし、ここも手が打たれてる
(ニワトリか卵の話)
そもそも『共同幻想』論ってのは個性を抑圧して同質・共有人格にしましょうねって話だから(笑
「私の場合本当にそれが必要か?」って発想自体が、『共同幻想』適応系自我には馴染まない。
「あなたは全然違うタイプでしょ」とか言おうものなら
「私だけ仲間外れの失格者だと言いたいんですか!!」みたいなことも起きます
(いやいやいやいや、何言ってんのって話なんだけど、、)
ま〜ネタバレするとさ、
「人の持ち物が欲しくなる心理」ってのは、
「自分がそれを持っていないから」であり、
主体的に「それが本当に欲しいのかとか、そんなこと知らん」って話です。
(極論、結果それを手にすることで自分がド・不幸になるとしても)「是非とも欲しくなる」(笑
※ネタバレするとナンセンスだし、「バカか俺」も言いたくなるが
人類が文明を発展させる局面において『共同幻想』システムの「競争原理」が有効だったのは事実で、先進国住民である我々の生活は、この原理に流転の人生を捧げた先人の屍の上に成り立っているのだから、保守論としては「国が生きるか死ぬかって時に手段を選んでいる余裕などない」時代があったのだと理解するべきだし(これが無いと先祖へのリスペクトが失われる)、
現代社会において、作動原理だけが一人歩きしているなら(手段と目的もさかさまに)、必要も無いのに(その合理性も失われたのに)「自分には競争原理がまだ効いている」的な自意識過剰にも思えることだから、翻って先祖を馬鹿にしているのも同じになる(そういうつもりで俺達始めたワケじゃないぞって)。
↓
だから(先人への感謝も込めて)「バカか”俺”」技なんです
■それから、江戸の300年太平を語る時、
「鎖国によって(他国の持ち物を知らなければよい)」日本は「国際的競争原理を止めていた」とも考えられる訳で、
岸田心理学に登場する「日本にとって西欧列強による開国はレイプも同然」ってのは、(岸田教授と若干見解違うかも知れないが)帝国主義的侵略云々と劇画調に捉えるというより、
「突然日本は黒船により”不安定化した”(突然不安の錯覚に陥れられた)」
特に、それ以前から社会的不満を募らせていた貧しい西方の下級武士達には「それ(幕府を凌駕する西欧列強の文明)を手にするためなら人死にが出てもかまわない(どうしても欲しくなる)」心理に至り明治維新が始まると、こういう流れで岸田教授の開国レイプ論を考えるのもアリだろう。
↑
この話のバックグラウンドは「上部構造の江戸幕府は黒船含め西欧列強の動向や文明をとっくに知っていた(霞が関の官僚は不安定化していなかった)」ってとこでしょうか。
(ここもある意味、政府が情報統制して治安を維持しようとするみたいな発想に通じるかな、)
(保守派得意の「不健全図書規制」なんてのも上記の下方互換みたいなものだろう)
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●映画ネタ的に言えば、「長州ファイブ(長州五傑)」は、英国ロスチャイルドに「どうだお前たちも(今持っていないもの)”同じようにしたいだろう”(欲しいだろう?)」と煽られたともいえる。
それをベタに工作員にされたと考えるのもアレかな(背景となる事情もあった)、
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更に逆説的には、左翼インテリが考える「社会不安を梃に(或いは経済破綻を画策し)革命」という原理も、「確かに心理学的根拠あってやってるね」と別の意味で関心する。
(そらフロイトぐらい読んでるわな、、)
米国におけるBLMで明らかなように、
「不安の錯覚」が本当に錯覚であることは、言うに及ばない。
(原理としては「ガスの元栓閉めてきたか?」って煽りと同じだから)
「君たちは不当に搾取され、人種差別により”もっているべきものを奪われている”、君たちも”白人支配階級と同じようになりたいだろ?”」→「超法規的に(法を犯しても)奪い取れ」
(既に《少なくとも法的には》人種差別のある国とは言えない米国でも、そう囁けば《外出後ガスの元栓を確認しようが無く》「そうなのか!許せない」と点火する階層はあるワケ)
●「不安心理を煽る」ってのは非常に危険なプロパガンダ(或いは情報工作)なんだよ、
↓
ほら(これを不動産業的にデマとは言い切れないけど”現象面だけなら”)
「豊洲の地下水ガー」とかもそうだったでしょ、
「福島原発の処理水ガー」も同じ原理で煽られている。
はい、現在は(米国CNNは意図して煽ったと白状してますから)
「新型コロナガー(当初はPCRガー、次はワクチンガー、そしてオリンピックガー)」
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昭和に大展開された(現代ならセクハラ)「結婚適齢期ガー」も同じだった、
■こういうことが”起きがちな理由をひとつ”
なんか無理してそれ最初にゲットした奴ありきの話だろ?
(この場合、一生懸命勉強していい大学いってマスコミ業界入った奴もそうさ)
で、手に入れてみて(現代社会にはネタ切れしてんだから)たいしてありがたみも無い。
ここでだ、
自分がバカだと悔しいだろ(笑
だからさ、煽って踊る奴を見て留飲下げてるんだろうさ。
(腹のどこかでは”バッカみたい”って言いながら)
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