人類ヒト科の場合も「人の考える事です、ある程度の幅に収まります」
哲学や小説などで全部が全部ではありませんが、世界の知識を全て網羅している賢人なんていませんから、(既に同じ概念を別の学問で言及済みであっても)初めて思い付いたとばかりに変な呼び名付けちゃったりしているだけで、「実は同じ事言ってるよね」な現象は多数だったりします。
宗教系の人に怒られそうですが、伝統宗教も似たり寄ったりでしょ(笑
この話って音楽が一番わかりやすいいんだと思います。
先日書いた「伝統宗教創始者の皆さん「神の啓示を聞いた話」を弁護してみる」思い出してれ、
思い付く、ひらめく構造は、無意識領域の雑多な記憶が関連しているからさ、
イエスならユダヤ教、ムハンマドならユダヤ教徒キリスト教、いつかどこかで聞いていた話が無意識領域にあった筈で、、
(イスラム教に関しては堂々と「ユダヤ→キリスト→イスラム明言」しており《この三者をアブラハムの宗教と呼ぶんだけど》、イスラムが最新バージョン機能更新アップデート《アブラハム3.0》ですよって説明している)
↓
(●にわか知識で細部間違えてますけど、そこが主題じゃないのでご容赦ください)
ちょっとJAZZをめぐる世界で考えてみましょか、
話は「米国大陸にアフリカ系奴隷が」から始まる
そもそも酒場ではカントリーウエスタン系の音楽が当初流れていたが、
酒場の楽団ってのは(欧州のユダヤやロマ人大道芸などにあるように)必ずしも地位が高くなかった。
ダンスホールなどの演奏をアフリカ系米国人が担うようになると、
(彼らの伝統音楽はパーカッションを中心のリズム音楽が多く)
シンコペーション聞いた演奏を始めた(そこからラグタイムになるんじゃね?)
<この辺はガーシュウィン的な>
リズムの効いた(後のファンキー)ダンス音楽はそれはホールで好評となる。
↓
カントリーではバイオリンが担っていたパートが(ダンスホールのデカさかな)金管隊に代わる、
ビッグバンドの登場だ(スウイング・ジャズ→後にビバップ)
奴隷階級として、白人のダンスホールで演奏するハメになっているプレイヤー達が、
帰り道のクラブで、俺達で好きに演奏しようぜって始めたのがJAZZ
(帰り道の”思いつき”なので)専用の譜面は無いから
昼間の演奏のコード進行をそのまま流用してテーマ(Aメロのこと)とし、
(勿論メインはそこからのフリーパート即興演奏:何故即興なのかって正式ばバンドじゃネーからだよ)、ちょっとひねって不協和音編曲とシンコペーション効かせて夜な夜なバリバリ演奏した。
勿論、気の合うバンドメンバーの帰り道だから少人数編成となる、
モダンJAZZ(ハード・バップ)の登場だ。
故に、JAZZは黒人達の専売特許であり、
白人プレイヤーが演奏すると「趣旨が違う事になる」上に、
(即興の部分も、大喜利噺家の「あいうえお作文」みたいなもの)
「いやいや、真似なんでしょ」に尽きるのね(ジュリアードに行ける白人はお前達の音楽クラシックやれよ)、「俺達さ、好きでこうなったワケじゃないぞww」
●ここは俺の勝手な推察なんだけど、同時期にラティーノ達が(とにかくこの人達が間に入ると抒情性がダントツで高まる)ムード系ダンス音楽からロックンロールを派生させていると思うのね(ここに黒人リズム隊が参加するとR&Bになる)
ディランみたいなフォークシンガーがこのロックンロールを導入すると、現代ロックになる(ビートルズも同)
ちなみにディランはユダヤ人だから後のNY派音楽の基礎になるののかな(ビリー・ジョエルもね)、
ワーグナーと結合すると”キングクリムゾン”になり、
オペラと結合すると”クイーン”になり、
ピンクフロイドの名曲’Money”なんか(影響もクソも)思い切り黒人音楽だよね
(※ちなみに米フォークソングやカントリーの元ネタはそら英国やらアイルランドやドイツの民謡に起因していると思われる。「ケルト+ゲルマン」:アングロサクソンも「アンゲルン地方とかのサクソン人など」って意味でゲルマン民族の一派ね:アンゲルン:Anglの土地=Anglland訛ってEngland、英語って独逸語が訛った言語だから。→言えば最初国民の6割がドイツ人だった米国は新生ゲルマン王国とも言える。 )
<厳密なオリジナルとかさ、野暮なことを言うのをヤメレって話でさ>
そして欧米が音楽ジャンルに煩いのもわかっていただけるかしら(クロスオーバーやフュージョンが難しい)
下手すると人種問題からんでくるんだわ(この点日本は自由なんだよね)。
それから”言い出しっぺの手から離れる”(原作者の意図から離れ作品は固有のサブカルになる論)ってことから言えばさ、「白人のJAZZ」もあり得るのであり、
黒人のJAZZが事実上滅びちゃったのも「なんかそういうことになった音楽であってww、メインテーマのAメロは”オマケだから”とか言われても、、」な部分がさ、あるワケだよ(君達作曲ことをどう考えているのかねみたいな)。
実際米国のモータウンは白人のバートバカラックがもっぱら作曲するから花開いた、
(故にアルフィー弾かせたら、やっぱビル・エバンスでしょって事にもなる。)
インスパイヤのインスパイヤのオマージュとしてのインスパイヤなんだわ(笑
「人類ヒト科が楽しむ音楽性の『歩留まり』ってのかな」
(ド・フリーJAZZが「さっぱり何のことかさっぱりわからない音楽になってダメなったみたいな」←やっぱ限界ってものがあるんだね的に)
※銃に詳しくない人知らないだろけど、ジョン・ブローニングの影響受けてないオートマチックなんかこの世に存在しないからな(ガバなんてモデルナンバーM1911だぞ!有名なヒット作はM1910だし、最初のオートとも呼ばれるM1900なんかトカレフの元ネタだろうし、オマ100年以上なーんにも進歩していないんだぞww)。それ以上の方法を結局誰も思いつかなかったのさ(ちなみに僕は銃に関してはリボルバー派ですが)、
世界の軍隊が現役で使用中の50口径のM2なんかさ「米軍正式採用1933年」だぞ!
↑
こういう話、皆さん各人詳しい領域で山ほどあると思う。
(保守系論議にも一理あるって思うよね)
<<<今回のED>>>
話は逸れるけど「白いJAZZ全否定しちゃったら」ジョニミッチェルのバンドなんか成立しない(サイドメンバーに白いJAZZマンがズラリ)
●そしてこれが凄くカッコいい
(個人的には白人JAZZがモロにJAZZをやると、、違うかなと思うんだけど)
まあ、音楽に限らず人類文明全般だけど「堅いこと言わずに」って話です。
どうしてこれがJAZZギターかわからん人はこちら
↓
映画『The Driver(1978)』のEDなんだけど、サントラから
(ちなみに凄くいい映画です、ウォルター・ヒル監督で一番好きかも←確実に後のマイケル・マン監督が参考にしてる、それこそ”インスパイヤ”だよw)
カントリーウエスタン的フォークとクロスオーバーするのわかるかしら、
カントリーウエスタンのコードを不協和音のブルーJAZZコードに編曲するとこうなるんだわ
(JAZZ黎明期というかラグタイムからのスイングJAZZへの流れがよくわかる)
本格モダンJAZZとは全く異なるだけど(悪く言えば偽物)
これはこれで凄く好きなんだよねww
ちなみにモダンJAZZ界の名ピアニストにラティーノが目立つのも”その抒情性”だよね、
(泣ける音出すから→勿論その元ネタは彼らのルーツ”フラメンコにある”、フランス系ならシャンソン《=伊のカンツォーネ》も含まれるのかもしれない。)
ジャレットしかりチックコリアしかり、ペトルチアーニしかり、
現役バリバリのゴンサロ・ルバルカバはキューバ出身だし
最後に中段あたりで触れた「ビルエバンスの"アルフィー"も貼っておこ」
(ビルエバンスはラティーのじゃないよ。ガチの《ラフマニノフとか》ヨーロッパクラシック音楽畑転向JAZZプレイヤー。ある意味クロスオーバーしてるよね。彼のリリカルなタッチはクラシック由来のものなんだわ)
Bill Evans "Alfie"( / Burt Bacharach)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コメント欄に問題となった同趣旨の投稿が続いたため、ブログコメント欄を閉鎖します。
詳しい経緯は下記リンク及びサイドバーコメントリンク表示の説明参照
コメント欄の削除があった件(関係障害について)
http://kagewari.seesaa.net/article/402054291.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【精神分析時事放談の最新記事】
- 兵庫県の斎藤知事が『維新』を終わらせるだ..
- 俗に言う”仕事量”とか代謝の関係
- いろんな意味で時代の転換点な気がする(兵..
- 『共同幻想』社会適応者達の「恋愛幻想」の..
- 進化したSNSなどというものがあり得るだ..
- 幼馴染の構造からしても、友人などというの..
- 基本的に「”適応”って無条件の意味」だと..
- 『政治』というものの意味(これも時代によ..
- 『心理学』に幸福論は無い(そこは各々ご勝..
- 記憶というものの不正確性(あなたにドキュ..
- よくある逆工作「憲法改正や核武装論」
- BANDMAIDがThe Warning..
- 欧米でEV車が大失敗しているのを御存知だ..
- 大事な事かと思うのでこっちにも同記事上げ..
- 日本保守党の存在感って「消えてね?」
- ”個性的”と”相手の事がよくわかる”は等..
- 犯罪心理学は専門では無いのだが、ちょっと..
- 戦後日本の一断面を語る映画(勿論現在放送..
- ええい、ままよだ(だとしたら人の思う神の..
- 素朴なオカルト矛盾「幽霊のイメージは肉体..