だからこそしつこく、繰り返し説明していきたい。
霊長類として特異な進化を遂げた人類は(古代にピラミッドを造ってしまうぐらいに)過剰なモチベ―ションを日常化している(フロイトはリビドーとか呼ぶけど”広義に拡張した性欲《生存欲》”)、
つまり脳の発達も相まって、動物の本能だけでは生き残れないため、
道具や武器を使って過酷な原始時代を生き残る方向を選んだわけ。
(繁殖期には魚ですら謎の建築物のような巣《家》を作成し求愛するように、動機形成の”拡張”が起きる。求愛活動で餌をプレゼントする鳥類もいますね→人類はこの繁殖期を年中無休化することで「家を立て食料を備蓄からの生産」という無限の拡張を行っている。某宗教はこの様子を「禁断の知恵の実を食べたから」とされ、結果としての動機形成の拡張《巣の動物として明らかに過剰な労働意欲》←これを神の与えた罰《懲役刑》と呼んだりしているのまでは、みなさんご存じのとおり。)
霊長類として超能力者とかになったのでは無くて(残念ながらニーチェ先生の願いは叶わない)
動物との生理現象基本コンポーネンツが→「こんな風に進化するとこうなる」となっただけなので、
(この点麒麟の首と同じ)
生物学的に、動物の生理的特性まで【変化したのでは無い】
●イヌに散歩を禁止して監禁したらどうなります?→発狂しますね(冬眠中のクマを例外にあらゆる動物がそうです)
●人間の基礎的活動総量は”イヌどころの話ではありません”(繁殖期の無限大化から単純計算すれば下手したら12倍から24倍)、イヌなら30分の散歩でストレス解消するところが、人類ヒト科は「毎日8時間労働ぐらいして初めて”今日も代謝ノルマ達成した”」とほっとしてビールが美味いとか言えるんです。
それを禁じられ(典型例は独房)監禁されると→発狂します(これが退屈したら死ぬ病)
ですから、映画『パピヨン』で有名になりましたが(『ターミネーター2』はそのオマージュ)独房監禁刑で発狂から自我を守る方法は?→ひたすら腕立て伏せなどウェイトトレーニングなどをして欲求を代謝することです(8時間労働に匹敵する活動を自らに課す)。
<<※8時間ってのは適当な数字なので真に受けないように(6時間の可能性もある)>>
「あんた、そんなバカな、みんあお休み喜んどるがな」
(へーそうですか、「寝てばかりで損した気分」ってこの現象は何よ?)
↑
重要な鍵は(カタルシスなんかもそうですが)「何かやった感(面白かったでもよい)」が確認できればよいのです。「8時間労働時に匹敵する動機形成の実行無いし企画が行われた証明」=これが(動機形成の元となる)『興奮』値の獲得です。
↑
■意味わかんない?話の元のイヌの散歩思い出してください、
「イヌがどういう状況で満足を確認しているのか?」→これの16倍が人の快感獲得ノルマです。
(あー面白かったとか《興奮獲得値》、いや〜今日も〇千歩歩いたわぁ《疲労で確認》)
だから休みの日に「朝から晩までTV点けっぱなし」なんて家があるんでしょうが!
(新聞もそうですが、殺人事件報道などトップランクの人気ですよね?ああ、刑事ドラマもそうだったね)
それは「エンタメでもいいわけ」
だから「営業成績No1では無くて、エベレスト登頂でもいいわけ」
だから「オールナイトの映画でもいいわけ」
↓
そ し て (ここから快・不快原則の真骨頂だが)
【そのエンタメは、パニック映画でも、ホラー映画でも、号泣感動の悲劇でも、バッドエンドの猟奇殺人事件でも、考えさせらる社会派ドラマでも、、、、】
「この先どうなっちゃうのかしら?」←パニック大災害ドラマの第10話後の感想
(不安ってこういうことです↑→これも興奮獲得なんです→”ドキドキしている”)
↓
だーかーらー、
「不安でいっぱいだと(不安興奮だけでノルマ達成してしまうので)何も手につかない」のです。
(ハイ、鬱病で考えてみてください。)
<話は戻って>
「この先どうなっちゃうのかしら?」
「実はね、大変なことは起きるのよ!」←確実に食いつきますね「えー教えて!」
(「何ってTVドラマの話でしょ、そんなのお芝居なんだから」←事実なのに、これ言う人からは離れていきますね。)
占いなんかもそうなんだけど、
現在”捗ってる興奮ネタ”に響く回答じゃないと人気の占い師にはなれないw
(●言えば心理学なんてその真逆です。→だから反論されまくるんだけどさ、、、。赤字覚悟の返信で感謝されるどころか、怒号が返ってくる確率のが高いからねww)
つまり「人の不安に付け込む悪人」みたいな捉え方だと不十分なの、
(そいつは、何を言えば喜ぶのかよく知ってる”デマ屋”や”詐欺師”みたいなもので、昨今のマスメディアなんかも同じ)
日常の快感代謝の一部を「不安『興奮』値」で行っている状態そのものが”リスク”なわけ。
わかります?
「不安を抱えている状態そのものが、もうヤバいリスクそのもの」なんです。
(スポーツメンタルトレーナーの心理で考えるとわかりやすいと思う。→その逆も可能ってことだよ)
オマケで心理学の応答でよくある事例を(申し訳程度に)書いておきますか、
(やると必ず不評で、苦情まできたりするんだよな、、、)
↓
●「王子でも王女でも宇宙人でもありません。どこにでもいるどってことない庶民のあなたに(快にしても不快にしても)どれほどの事があるかって(詩的情緒では無く所謂エンタメ評価で)、どってないことしか起きないに決まってんでしょが(漫画の主人公じゃあるまいし)」→そもそも憂慮すべきほどの悩みとかあり得ない。問題なのは「その根拠からして現実から乖離してる。
「強迫心理」の影響で、(所謂素の巷に溢れるコンプレックス全てにしてもそうですが)すわ!大変なんですっ!」って騒ぎがレバレッジかかって認識されている【それは錯覚】であり(フェイクニュースの陰謀論に似ている)、
「なんだ、よく考えたら勘違いじゃねーか(バカか俺)」って落ち(『興奮』祭りの終わり)を、
どうやってソフトランディングさせるのかって話なんです。
(※細かいこと言えば、+論理分析により「頻繁に勘違い起こす流れの確認と事前予測」により経験的にもこれを叩く)
●そしてその”得意な広義な展開能力”のあるべき使い方ってのは「なんか面白い事おもいついたって、”掟破り(非社会適応系)のサブカル展開用”であって、不安や興奮や落ち込み(まとめて言えば全部『興奮』)展開に使っちゃダメだろ。現在そのダメダメな使い道でこれだけの能力発現してるんだから、ある意味それは才能の持ち主って考える事もできるんですよっ」
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