2021年02月19日

「エピソード記憶」と連想の仕組みがイマイチな方へ

わかりやすく言えば、
・セブンの総菜コーナーで廉価なケーキを買って
「けっこう美味しかったね」←商品名すら記憶できない(これはフラッシュメモリー)

・子供時代の何回目だかの誕生日、母の説得を無視して意地を張ってとっちめてやろうと起きていたのだが、間に合わず深夜(翌日)に帰宅した父がすまなさそうに手渡してくれた「〇×▽◇のこじんまりした〇〇ケーキ」が衝撃的に美味しくて、
「私は二度と忘れることは無いだろう」と思った←これが「エピソード記憶」

前者は(1週間は記憶維持されるので)
「数日後、セブンで”これ美味しかったね”と思い出し、また購入した」←ぐらいだが、

後者は(なかば永久に記憶保持されるので)
こういうシーンとして表面化する(はい上記人物が今大人になり子供もいるとする)
ある日今日の食材の帰り道で、改装中だったダメパン屋が「〇×▽◇のケーキ屋さんになっていた」
何事か言いながら手を引く子供が泣き叫んでいるようだったが、まったく耳に入らず、
私はその新装ケーキ屋さんの前に立ち止まっていた。←これがエピソード記憶”まずベタ連想な”


<<<勿論心理学的テーマになるのは後者現象の派生やバリエーションとなる>>>

・OLになって間もないころ、女子会友人の〇子が彼氏から「〇×▽◇のケーキ」を貰ったというのだが、何があったの知らないが〇子はそれを酷評しており、→その日私は〇子と絶交することを決めた

・いつの話だっただろうか、よく覚えてないが、関係悪化がすこぶる捗っている〇〇部長がある日「昨日は言い過ぎたすまなかったね、これ取引先の〇〇さんからだって」と渡されたスイーツの味が、僅かに「〇×▽◇のケーキ」と似た味がした。今私が〇〇部長の愛人になったのはアレがきっかけだったのかもしれない。


●などなどですね、「エピソード記憶」とは、その後の「快感代謝」や『興奮』に関連する<ひな形>みたいな機能をするワケ(超ダイレクトな事例としては”パブロフのイヌ”で想像してくれたまへ)
 ↑
連想ってのは「関連フラグ」がそのトリガーを引く仕組みだよね、
過去の記憶から「ナントカ・カード」を召喚して、当時と相似する『興奮』体験が再現されるモデルです。

同様にこの現象と、「PTSDとフラッシュバック」を重ねて考えれば、
よく似ていることが、そう難しく考える事も無く誰にでもわかると思う。
(なんかね、あんまり言いたが無いが、ユングはこの現象をやれ原型だ宗教的象徴だみたいなオカルトに流れちゃって《曼荼羅まで登場する始末》「お前は何をやってんのバカなの」状態に陥っていく、、)


<<<ネタバレの仕組み(これあくまでお話だからね)>>>>

以下は極端などんでん返しで話をわかりやすくしているが、
「子供の見た公園は実物より広く認知される法則(大人で行ってみたら狭くてビックリ法則)」
上記に代表されるように、
子供時代の記憶は普遍的に・確実に「盛られて偏向している」
ネタバレされない子供時代の記憶は無いと思っていただいても構わない。
(自らノスタルジー聖域として保護対象とする場合を例外に)
しつこく繰り返しますが、ガキってのはさ、
「サンタクロース信じてたり、着ぐるみ戦隊モノで大興奮するほどリアリティーの無い人達」です

と、そんなことはともかく
「そのネタバレ現象とはいかなるものか言うと、」

■ある日「母と〇×▽◇のケーキの話になった」
後日談だが、母の話によると、
「お父さんが〇×▽◇とか洒落たお店を知っている筈無いでしょww、あの時母さんはどうコメントしたものが苦心惨憺だったのよく覚えてる。彼とは既に関係悪化もしていて、その次の年に離婚したわけだし」
「じゃああのケーキは?」
「あの日父さんは愛人に呼び出されていて、大ゲンカしたらしいのよ、それで揉めて誕生会にすっかり遅刻することになった。経緯をその(夜の女らしいけど)女性に話したら、大変申し訳ないって冷蔵庫にあった(指名客の社長さんにもらったものらしいんだけど)高級ケーキを手渡したって話」
・・・・・
私はガンで闘病中の母の見舞いの帰り道、
「今、〇〇部長の愛人であることが心底バカみたいだと、腑に落ちたのだった」
 ↑
(これがネタバレ開放な)


通常こんなわかりやすい事実の暴露は無いけれど、
サンタを信じるようなマヌケですから、子供時代の記憶にはどこかにおかしな”盛り方”があるワケ、
<言語学的メタファーなんちゃらでカッコつけると>
■「子供時代の記憶とは、全てが甘美なフェイクニュースである」←みたいな、

かといって何から何までネタバレからのアップデートが必要なんかって話は(そういうこっちゃないだろ的に)過去記事でも触れているけれど、そこんとこは次回「心理学テキスト」で復習してみよう、

「ネタバレすべきか、すべきじゃないのか」この分水嶺は
「当時、事情がよくわかっていたのか?」(わからなかったものはネタバレすべし)
「わかりもしない子供なのに、単純な起承転結の物語で語っていないか?」(思い切り大人になったら再解釈すべきだよな)
だいたい上記が判断材料となる
(自意識もフリーで”おおよそ子供っぽくなく「僕はその時こう思った」”みたいなエピソードは「中の人の歴史」なので”保守すべき”となるだけでなく、その記憶には《子供ながら確信犯的記憶なので》ネタバレさせるスキも無く【ネタバレできない】)



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posted by kagewari at 16:47 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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