2021年02月11日

「エピソード記憶を疑え」(それは本当の過去だろうか)トラウマ論(1)

『話を盛る心理』シリーズ読んだ方なら思いつくことだと思う。
所詮子供時代の”盛られた”記憶であること(子供時代に遊んだ公園が大人になって訪れると驚くほど狭かったりするあのギャップ)、
しかも子供特有の普遍的エディプスコンプレック下の記憶であること、
(ヒーロー戦隊ものをマジに《子供達がそれを事実だと認識しているとは思わないが》存在すると思ってしまうほどの現実リテラシーな人達ですよ?サンタクロース信じてる話もしかり、)

■サイドバー推薦図書のサリンジャーのライ麦しかりだが(さしずめ米国の太宰「人間失格」)
この辺の物語って、実は全ての人類で多かれ少なかれ可能なんだと思うんですよ(ディテールまで覚えているか否か程度の差=エピソード化の差)。
子供時代の記憶を振り返り、大人の自分がネタバレ回顧するってそういうことだからだ。
「人類すべての人に黒歴史アリ」

●感受性の高い子供をどう人格分析するのかって(俺は児童心理専門じゃないので推論だが)
「”盛る能力の高さ”=自由=潜在的『共同幻想』非適応個性派」
となる、
事象に対する『興奮』レベルの高さが、多数のエピソード記憶を内包することになる。
そんな人物なら、「俺のライ麦畑、俺の人間失格」書けると思うのですよ。

子供時代のエピソード記憶とはかなりの部分が”フェイクニュース”である

(※通常これは思春期『反抗期』により《ノスタルジー聖域事項以外は》上書きアップデートされる《単純に言えばスーパーマンイメージだった父親が”どこにでもいるオッサン”に還元されるなど》。しかしエディプス・コンプレックスなどで上書きする対象のハードルがレバレッジで上昇しており、思春期のパワーでは不足して《ロールオーバーできず》上書きされずに残存した時、それは『退行化』フラグになる。)


<<<ちょっと考え方を整理してみる>>>

PTSDにおけるトラウマ論だ
本人がトラウマとして苦しんでいる事実は事実だ、
問題は事実認定をめぐる”印象”など操作可能なイメージだよ。
(特にPTSDなどの場合ショッキング性《=興奮値》により認定事象が”イメージとして盛られる”ことが避けられない→「衝撃の体験」とは、仮に事前に起こり得るおとを知っていた場合認識は変わるのだから。←後から振り返り追認する時には《ネタバレしているのだから》事象のイメージは自ずと変化する。)
 ↓
PTSDめぐる問題解決としても、その時に立ち戻り(それはもう終わった過去であり、何があったのかを具体的に振り返り)「事実を事実の枠内に還元すること」に尽きるわけで、
(故に当時のことが《衝撃が強すぎるなどの事情で》”話せないという状況”がリスクとなる。→「淡々と話せる=ネタバレ崩壊」だからだ。)
口にできないという状況は、
「無意識下でその記憶が”盛られる形で”(あたかも現在進行形のように)炎上し続けている」
ことを意味する(フラッシュバックが起きる原理も理解いただけるだろう)。

これは、「強迫心理」下におけるネタ元となるエピソード記憶と、カウンセリングなどによる寛解(かんかい)にも符合する。
 ↑
●よくある誤解があると思うのはココかな
特に臨床系などが鬱病の診断で何かか勘違いしていると思う。
発端となった直近の事象を原因だと思い込んでしまうことだ(それはPTSDに限った話)。
前回記事で書いたように、関連フラグを踏むことで『退行化』が呼び起され、関連エピソード記憶をトラウマ要因とするような心象風景が再現されるのであって、直近で発生したトリガーとなる事象は”本体では無い”(このブログで再三”個別具体例にはあまり意味は無い”と論じていることでもあるんだが)。


また繰り返しになるけれど、
子供時代の記憶ってのは、「同じウルトラマン観た幼児の印象や記憶は100人いれば100人違う」のであって、体験そのものの内容には依存せず、それを観察体験解釈する個人と媒体となる事象の関係性や偶然性の中でそれは起きるのだから(それこそ登場人物の誰が好きなのかにすら個人差がある)、個別の原型となる体験そのものを大きく見過ぎてもいけない(そらエピソード記憶になるぐらいなので重要事項は含まれているんだが)、
更にネタバレ崩壊ってのも、大人の今の自分が振り返るだけで通常は十分にネタバレする。
(大人になって子供時代遊んだ公園に訪れるだけで”誰しも”ネタバレ崩壊を経験できる)
やっかいなのは、それに抵抗・防衛する『自意識』の関与だ、
(皮肉な事に自分が直面する不快に関わる課題の元ネタを必死に防衛しようとする矛盾)


■時にそれはコンプレックスとして当人が取り上げる「ここがこうだから」みたいなネタについて、
「いやぁ、それってたいして誰も気にしていないことだと思うが、、、」などの時、
「そんなこと無い、絶対ここがこうなるとこうなんですっ!」みたいなやりとりとして表面化する。
 ↑
(※こういう流れにある時「そのエピソード記憶はフェイクニュースだ」)




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コメント欄に問題となった同趣旨の投稿が続いたため、ブログコメント欄を閉鎖します。
詳しい経緯は下記リンク及びサイドバーコメントリンク表示の説明参照
コメント欄の削除があった件(関係障害について)
http://kagewari.seesaa.net/article/402054291.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【web投げ銭(記事リクエスト)】
amazonギフトカードによる『web投げ銭』の受付
以下リンクより「Eメールタイプ」を選択(金額は15円から1円単位で指定できます)
代表メールアドレス宛 kagewari@cside.com

収益は当事務所運営経費に当てさせていただきます

【注意事項】
・プライバシー保護のためお名前は”HN”でお願いします
・メッセージ欄「記事リクエスト」が可能
※リクエストは”記事内において引用される可能性”がある点留意の上、プライバシー保護の範囲内で記載ください(記事内引用に合意したものとします)
※縁起物的なカンパは少額でも歓迎しますが、意味のわからない反論で15円30円の投稿は偽計業務妨害に相当する準違法行為であることを理解できない方は安易にこのシステムを利用しないでください
・ガタガタ文句があるなら問い合わせメールなど利用すれば送れるわけで(問い合わせメールなら着信拒否なども即座に対応可能であるため業務妨害とは言い難い)そこんとこ考えて利用してくれ


必ずリクエストに答えるなどの対応は”できません”が
(閉鎖された「コメント欄」や『公開掲示板』の補完として)
可能な限り質問等には答えていこうと思います

※送信にはAmazonのアカウントが必要です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
タグ:強迫心理
posted by kagewari at 11:42 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


comments他

・コメント欄は『公開掲示板』同様に原則削除禁止です
(基本的に削除依頼には応じられません、削除依頼は投稿禁止ワードとなってます)

・SPAM対策として一部キャリアからの投稿がIP規制の対象となってます
(同規制キャリアから登録抜けによる投稿がある場合、投稿は自動削除されると同時に規制IPに追加登録されます)



現在コメント欄閉鎖中 (2014.7.26〜)




kagewari01
タグクラウド
RDF Site Summary
RSS 2.0