ケースによると思うけど、時として有効に”みえる”のは、
そら元ネタが「海兵隊の訓練と鬼軍曹」みたいな図だからで、
●「ハートマン軍曹の戸塚戸ヨットスクール」とかで考えればわかりいい
(※但しハートマン軍曹には星条旗という不動の権威があるが、戸塚はなんなんだよ?、、)
(権威裏付けの無い『共同幻想』とも言うべき)「強迫心理」の台頭、
その背景は『共同幻想』崩壊による社会問題の側面もあるため、
ゴリ押しでも権威の存在を証明してしまおうぜってのが、戸塚手法、
スパルタ訓練と暴力で(DV手法だよ)どこに権威があるのか教えてやると、
(いやいや、お宅は単なるヨットの学校だと思うんだが、、)
よく似た現象は、集団リンチ事件などの背景で起きる
『ストックホルム症候群』
言っちまえばガチで人権侵害、”犯罪”です
(ハイジャック犯に人質が感情移入してしまう現象→集団リンチ事件に至っては共犯者として協力するとこまでいく)
同様の手法を、飼育放棄された犬を保護する一部の一派が導入しており(厳しい躾けで強引に人との付き合い方を叩きこむ)、勿論激しく批判される中でその保護団体の代表は「だったらお前がやってみろよ」と(彼が犬達に人が飼える状態となるよう保護活動しているのは事実)、
血の掟とも言うべきド・体育会系のイヌ社会の場合、彼の主張には一理あり(権威の裏付けを失ったイヌはどうしようも無い不安の中で手に負えない暴走状態になることがある)、
”猫飼い”の俺としては、巷で評判のドッグトレーナーのそれも「そこまでしないといけないのかな?」と思ってしまうほどなので、(畑違いの”猫飼い”としては)戸塚式の保護団体の姿を見ても頭から否定はできない(そこの論評は”犬飼い”の方に任せます)。
●それは本能レベルで(力という権威だけで)激しい上下関係を前提とする種としてのイヌだからこその話
人類ヒト科はイヌじゃありませんから、
その社会性は後発的なもので、群れからはぐれると不安で発狂することも”ありません”。
人類ヒト科が発狂するのは「退屈」
(親離れして放浪中の一匹狼は発狂するとかじゃないからね。一匹狼に対して権威性の無い群れ《前述保護犬の場合は”ヒト社会のこと”》が無理に干渉しようとすれば、自己防衛暴走で大変なことになる可能性があるって話)
サルの群れは捕食獣や隣のサル食いサル警戒だけの緩いもので(イヌ社会のような強固な命令形態なども無い)、草食動物同様に雑食のサルは「安全保障圏内」においては案外好き勝手にしている。
(※イヌの本能がそういうことになったのは捕食獣だからこそなので、サルの場合も隣群れのサル殺して食うって狩りの時には一定の命令系統が発生していると思う《海兵隊的な》。ネコ科で唯一社会性を持つライオンも身体が大きく大物を狩る事情から”メス達が群れで狩りをするため”そうなったものに思う。)
捕食獣における群れを束ねる権威とは?「食うため(生活のため)」だよね、
(その根拠に疑いようの無い正統性がある)
ここは、近代までの人間社会における『共同幻想』がその正統性に揺らぎが起きにくい背景と同じ。
(よって豊かになり生活に困らなくなる先進国化により『共同幻想』は自然崩壊する)
●補足すると、捕食獣の狩りは経済で言えば生産だから、人類の歴史で言えば「農耕始めて以降の生産の場において『共同幻想』を発明した」のと類似する。生存のための生産が権威の裏付けや正統性を担保し「ニワトリか卵か」って論議の中で『共同幻想』の成立条件となる。
逆説的に言えば「農耕以前の人類ヒト科はより自由だった」となり、
経済成長における産業構造の変化に応じて(先進国は第3次産業が過半となる)『共同幻想』がその根拠から自然崩壊するのは何も難しい話ではないのですよ(ぶっちゃけホワイトカラー・サラリーマン社会となった時点で転換点を迎えてる)。
(こんな話をするとアレかもだけどさ、『極道』の世界にも《この場合反動的》『共同幻想』崩壊が起きた。社会福祉の充実や人権意識の高まりによりアウトローサイドにわかりやすく不良化するなんて社会的背景は消え、犯罪に傾倒する階層ってのがさ『極道』にももう想定外、旧来の極道的『共同幻想』が通じない《その権威性を認められない》。何が起きた?『極道』はフロント企業が主力になったり《はたまたマジにカタギの仕事初めてみたり》、『極道』にもコントロールできない”反グレ《崩れのこと》”集団が好き勝手する時代を迎えた。裏社会の『共同幻想』も自然崩壊したのさ。)
ま、話を戻すと、
「権威性崩壊」に対して「DV使って無理くり権威捏造」してもさ、
それを解決とは言わないだろ 《終わり》
ヨットの学校に権威性を主張されてもよ、、「あなた大丈夫?」って話だから
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