(有料相談は決して本旨では無い)
目標「読んでるだけでなんかメンタル上の課題なりが先に進んだ」なのであり、
本質的に(医療系では無く)文系心理学を考える時に文字で伝えてナンボだろってとこがあるからだ。←だとすりゃ個別に相談する必然性も無いだろさ、
●そういう意味で人の心理っては悩みがあるとか無いとか以前に人類普遍の何かであって
自分で言うのも何だけどさ、誰か個別にって部分もそりゃありますが、
「大枠をわかっていれば、どうにかなるだろ、」って思っているのね
故に、全人類に共通する傾向は非常に大事だと思っている
(「退屈したら死ぬ病」の快・不快原則なぞはその典型)
さて、今回のテーマは「どうしても話を盛ってしまう」話です
・高齢者によくある話から
「あら、〇〇カードどこへやったかしら?無くなったわ!」
↑
間違い探しじゃ無いけれど、確実に話が盛られてます、
(どういう意味かって「ワイドショーが得意とする”大袈裟”レトリック」)
「いやいや、自分でどこかに置いたんだから、無くなるはず無いからw(カードに足はついてません)」
「あら、〇〇カードどこに置いたかしら?(或いはどこにしまったかしら)」でしょ
・バイトと店長の会話から
「お前さ、洗剤コーナー品入れしとけって言わなかったか?」
「あっスイマセン(だからその”あっ”って何だ!)」
「何やってんだよ、補給忘れたら売り上げが落ちるんだぞ!」
「1個198円ですか?」
(いやあ、それ言っちゃいけないことだとわかるんだけどね、、、)
・昭和の都市銀行
「はい、みなさんよく聞いて、”1円合いません”全員残って再確認してください」
(それ言っちゃいけないことだとわかるんだけどね、、、何も言ってないけど)
・営業会議から
「来季の売り上げ目標は5億円、みんな頑張ろう」
「半分詐欺みたいなウチの書遺品がそんな売れたら目立ってかえってよくないんじゃ?」
・昭和のDVオヤジから
「なんだこの味噌汁は!(しょっぱい)」卓袱台がーん!
・思春期の学生が
「前髪ばっかり気にしてっけど、誰も見てないって」
●この能力が詩的情緒を伴って昇華することもあります
「あら、茶柱がたってるわ、何かいいことがあるのかしらね」
「それは縁起がいいね、〇子も早く帰ってきてくれるといんだが。手紙きてるかも知れないから郵便受け見てこようか」
(昇華ってか、なんだかむしろ悲しいだろ、、)
この現象には、ナイーブだとか神経過敏であるとかデリケートとか、メンタル問題に関わるものまで様々なバリエーションがあり「誰にでも頻繁に登場する」現象ですが、
やはり人類普遍の「退屈したら死ぬ病」との関わりを抜きに語れないだろうと考えてます。
小学生のノリで言葉にすると
「退屈なんてイヤだ、凄いんだ」
■これはあくまで推定なんだが、
この”盛る性能”は『夢機能』に一部噛んでいるのではないだろうか
前述の昇華パターンには文字通り
「松尾芭蕉的エモーショナルな」世界もあるワケで、
(怒られるかもしれないけど)
「何かを感じたい、大袈裟に捉えたい欲望」ってのかな、
エンターテイメントとメンタルヘルスには密接な関係がある。
(これ推論だからあまり真に受て欲しくないのだが「退屈の向こうに死の恐怖がある」と仮定した場合、「面白いことがある=希望が開ける《それでいんだねって感じがする》」って連想が成り立つ)
確かに危機感を盛る傾向が無ければ、
きっと人類はとっくの昔にアフリカ大陸で絶滅していただろうと思うのね。
「来年の食糧はどうするんだ」
(現在生きている人類はその末裔なのであり)
そこで困ったことが浮上します、
『快・不快原則』
(脳にとって快でも不快でも期待される『興奮』としては等価)
「そんな事したら死んじゃうだろ!!!」
「いやいや、いつか補助輪外さないと自転車乗れないから、、」
(鬱病で考えりゃこの流れがヤバいのわかりますよね?)
<<<<いやいやそもそも論として”盛り上げていかないと生きていけない”だろ>>>>
↑
『話を”盛る”心理』が普遍の法則である点を次回につづく
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