最近目に付くのは「ニート」とか呼んでいる、非就職者につていの話だ、
この話は「フリーター問題」の時と同じで、見当外れも甚だしく、その考え方は救いようがない間抜けだと言ってもいい
そもそもフリーターの時にも、就労意識に欠けるアルバイト志望とかいうワケのわからない話になり、既に政策としている破綻している社会保険にまで話は及んだ(社会保険につていは完全に制度上の問題で、これにフリーターの話を結びつけるナンセンスは頭が悪いとしか言いようが無い)。
実際「社会の構造的疲弊」は、文明の進歩とパラレルの関係にあり、自分の存在を社会適応の形で提供する力を社会が失えば、格個々人で、それを探さなければならない。
話の前提が「社会適応の形で提供する力を社会が失っている」のだから、フリーターやニートと分類された諸君に働きかけてどうにかしようと「社会の側が考える」事は、構造的にナンセンスなワケだ。
政府が考えるのは、社会保険制度の失策を早急に改善して「フリーターやニートと分類(この分類や呼称自体にも全く意味は無い)された諸君の“社会的不利益”に対し何らかの担保をする事」であって、「君たちノーマルな会社に社員として勤務してくれないか」等と言う話はナンセンスだ、
そもそも国税からの負担がこれから増えつづける国民年金等に至っては、源泉徴収で税負担をしているのに、この期間未加入でも全く救済措置が無い、とっとと国税負担100%として消費税を福祉目的税化することは「ほとんどの政治家が、それしかないとわかっている」のにだ、
社会の構造は、ベンチャー産業等の増加で徐々に変わってきているが、まだまだ自立的な個人が風通しよく働ける環境(=力を最大に発揮できる効率性)を真面目に考えている会社は少ない、
なので、仕方なく個々人が「独立事業主」になったのがフリーターであり、ニートとは事業を起こすきっかけを失っている人達で、潜在的なパフォーマンスは高い。
これどういう意味かと言うと、人間は平等なので『基本的に能力差は無い』のであり、個々人のパフォーマンスの差は「リミッターの差」だけで、天才と呼ばれる人物は(肉体の能力差は別だが)偶然自分の人格に適応性の高い社会や職業に「縁があった」のであって、結果の差は「ほとんどモチベーションの差」と言っていい。
◆当然、社会適応は自己に成約や制限を持たせるもので(自分自身にとっても利益になる「マナー」や「慣習」とは違い)、リミッターには違いが無いので、この社会に適応性が無い人物達は構造的に潜在的パフォーマンスは高い事になる。
動機が無い事には行動があるワケがなく、
「そういうものだから」という動機と
「こうしてみたい」という動機は
大きく違う
今社会は、個々人の独立性に後追い(大いに遅れながら)しているのが現状で(正社員採用に関しての社会保険の負担額の大きさも問題で、個々人の独立性が大きいという事は、それだけ個体差が大きいってことで、採用する会社にとってもリスクは高くなるのであり、ここのハードルを下げる事も大事で、そういう意味では社会保険制度の改革がいかに重要かっては事実)、人材としては「ニートの存在は、この国がそれだけ最先端を走っている事の証明」なのだから、「早いとこ追いつけや」ってとここそ問題であり、「ニートは問題だから解決策を考えよう」なんてアイデアは完全に的外れなナンセンスだろう==========================================================
◆親の金で働かずに放蕩三昧ってのは、高度成長経済の時からある話で、これは現代の問題ではありません。ただいえる事は中間富裕層が増えて、親の子供依存的な人格の問題で「似非・親の金で放蕩三昧現象」が増えている事は事実だろうけれど、
これは全然別問題でしょ
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