後半にも出てきますが「今回の話は左翼革新系をディスってるのでは無い」からな
関係性の問題として取り上げたものだから、誤解の無いように。
<あーそれから桜の話は全く興味が無いので記者会見も見てません《私は安倍政権は支持していましたが自民党支持者でも無いし安倍議員個人の支持者でもありません》。先日の記者会見で朝〇のアベガーが収まっててピント外れていたらゴメンw、今回の話は安倍首相在任期間の話ってことでよろしく>
■さて「強迫心理」暴走状態で”何言ってんのかわかんなくなる状態”
これを個人では無く、社会関係に置き換えてみれば、
朝〇新聞の「アベガー!」そのものだって話
↑
左翼の人、瞬間で怒らないでね今回左翼批判では無いから、
(朝〇はバカだと思ってるけど、左翼を馬鹿にしているワケでは無いのです)
俺が説明しようとしているのは、
「関係障害の発端となる親子関係の破綻」
親子関係=家幻想=社会の末端『共同幻想』セル、となりますが、
家出上等の反抗期ならいざ知らず、大人化する過程でこの親子関係は”何らかのケジメ”がつくことで、反動化せずに(或いは収束し)社会との関係へシフトします。
”何らかのケジメ”ってのは大半がネタバレ崩壊のことで
何が崩壊するって、親世代に対する(自分が子供である)コンプレックスのこと、
なんせ子供手当がガチっと制度化されるまで、子供は金銭面でも負い目を負わされる人権無視な事になっており(親世代だって何らかの補助金なりの世話になってるだろうに←加えて育児なんとかなんてのも手にしてる場合”ピンハネ”じゃん、どんだけブラックなんだよ)、
反抗期のバイトやら進学で一人暮らしするやら(もうこの段階で親世代と一般社会《バイト先店長や上司や予備校講師や大学教授など》を素で比較することにもなり、精神的コンプレックスは速攻レベルダウンし、同時並行で親世代の”人間誰それ”みたいな再評価が始まる)、
親子関係も「社会的背景を踏まえた大人同士の関係」に再構築されます。
しかし、「強迫心理」的状況を抱えた場合
(原因としては複数の可能性があるので一律には言えないけれど”マジ親の社会的地位が偉くてエディプスのハードル半端ない”とか、”親の挙動不審で意味のわからない謎ハードルが成立”だとか、友人の親が凄すぎて反動で自分の親をド軽蔑とか、子供として自分の不安が”何かの事情で大きくて”うっかりそれを親世代にぶつけてしまうなどなど、事情は様々→脳内イメージの成立さえあれば孤児でも勿論あり得る)
●「思春期から既にヤバい状況になる」或いは「超自我強度が強く、やたらやせ我慢する形で無理やり抑え込んでいる」などのパターンに分かれるんだけれど、
(前者は流行りの言葉で言えばナントカ発達障害系、後者は社会人年齢で突発で鬱症例を発現するなどの労災系、勿論結婚を契機にとか、出産を契機にとか、子育てを契機に出現するケースもある)
何れの場合も「強迫心理が」表面化すると
(どういう意味かって無意識煽りが『自意識』に干渉すること)
現実との乖離が発生します、
「エキセントリックだったり、エスカレーションだったり、不安からの連想が”もう妄想”だったり」
(端的に言えば”過激化”←なので必ず左傾化ではありません、右翼新聞があればそのネタでも説明可能→類似例に”極道化”や”終末論者”もあります)
朝〇新聞の「アベガーーーー!!」←みたいになるってこと、
(改正組織的犯罪処罰法では居酒屋で政権批判に意気投合しても逮捕されなかったり、特定秘密保護法で市民が逮捕される事は皆無だったり、安全保障関連法で徴兵制などあり得なかったワケで、軍靴の音ガーって”どこで?”ってな具合、《オマケ》にアベノミクスで国債の暴落ガー円が紙切れにーってのもあります、)←結果これ全部”煽りフェイク”だったワケで、、、
「強迫心理」下にある状態の→「エキセントリックだったり、エスカレーションだったり、不安からの連想が”もう妄想”だったり」そのまんま、
※それぞれの法案に左翼ならではで警戒感や批判があったことはOKなんだよ
誤解の無いようにそこはよろしく(テーマとなるネタがトンデモ化する現象を指摘してるワケ)
そして、「親子関係破綻に付随するケース」を事例に挙げると、
安倍政権時代の、安倍首相と、左翼新聞記者の噛み合わない記者会見が「全く同じ状態」です。
国会における、左翼政党と首相答弁の噛み合わなさも同じです、
(もう何を言っても状態、、、という)
●重要な事は(まさか新聞記者にもなろうって高学歴な方がトンデモバカな筈も無く)
この現象が誤解なりを発端に雪だるま式に乖離が拡大するってとこで、
心理学的に重要なのは「反動係数なるレバレッジ」です。
(このブログでは「プリン10倍の法則」と説明する事多いけど、えー→こういうこと「僕の大事にとっておいた冷蔵庫のプリン食べたでしょ!」となった時の賠償が「10倍返しじゃないと許さない」状態になること)
同時に反動形成の発生
(コンプレックスが関係する事案で、一次的な欲求が何らかの原因で叶わない時《プリン食べられちゃった的に》反動が起きる→それを代償する動機形成のリビドーに反動係数かかって倍化する現象、→経済で言えば振込に失敗し、失意の中で高利貸しから借りて返したみたいな《ああ次はもうどうにも返済できない》)
↑
ここに『退行化』が加わると
(退行化の原型は、野球のバッターがスランプになって高校時代のフォームに戻そうかと思う奴)
エディプスに近づく事になり、人類普遍の幼児の(生死の不安に関連ついてる)普遍的コンプレックスに火が付く
(道に迷っただけで、死ぬほど不安になど、)
■それがね、何故朝〇新聞の事例をワザワザ取り上げたのかというとですね
その解決の困難さを知っていただくためです。
「あの朝〇の記者に、(政治姿勢への賛同とかの意味では無くそれは横に置いておいて)安倍首相の政策なり発言に”わかるところはわかります”ぐらいの関係性を回復させる作業」だってことです。
※安倍首相への批判は【問題無い】が「アベガーはネーだろ」と、
↑
この状況が簡単に”素のやりとり”に回復すると思います?
繰り返しますけど、政治姿勢や方向性の批判はあっても全然OKなんです(政治姿勢が革新系で保守派を批判するポジションは変えなくてもいい)、
アベガー拗らせて、前述括弧で書いたような「あり得ない煽りを連発し現実から乖離したとこいっちゃってたのは事実」なワケで”現実との乖離はヤバい”でしょうと、
これに対抗する手段として、
俺は「バカか俺」技だとか、『一拍置く』や「個別各論に意味は無い」や「当面道徳的反射をヤメレ」などなるべくわかりやすい手がかりを提案もしているけれど、
『自意識』マターの回復(ええいままよだ「賢者モードの回復」と置き換えてもいいよ)
それは容易ならざるものであるのも事実。
●今回の「安倍首相と朝〇新聞」って話が便利なのはここからで
↓
エディプス・コンプレックスで起きがちな問題をとても説明しやすいのです
安倍前首相って、言えば四流大学卒のどこにでもいる(どちらか言えば人あたりもいい)オジサンです。少なくとも普通の人間ですよ(どっから見ても宇宙人でも魔物でも無い)。
このどこにでもいるナイスミドルのオジサンが「悪の権化に見えている」んでしょ、
(もうこの段階でファンタジーなワケで→ましてや血統ガー!とか言うならさ、夫婦別姓とか推進してる左翼が”血統”とか言ってる時点でアウツだろ、、)
こう言うと、きっとこんなご意見があると思うのね
●「そんなこと言ったら、スターリンは?ヒトラーは?毛沢東は?」
こう答える
「彼らも素性はどこにでもいるオッサンです(人間以外の何物でも無いワケで)」
それがトンデモになってしまう背景には共産主義というカルト宗教だとか、ヒトラーが生きた時代に有名な偽書などがあって欧州全体に苛烈なユダヤ人差別があったとか(ヒトラー自身当初は「ユダヤ人をマダガスカル島へ移住させる」って計画だったのは事実:これが『進撃の巨人』のパラディ島のモチーフね)、
【彼らが死刑1万回分の罪を犯したのは事実】その上で、
そこに至るルートってもの考える時に、「怪物のような人格」を安易に当て込むのは間違い、
(すっごく悪い人だったから、、、て、お前小学生か、、一歩間違えば誉め言葉にも聞こえるぞ→事実オウムの浅原なんてのもそうだっただろ、素性は考えの浅いみすぼらしいオッサンだったワケで、、)
↓
”そこに至るルート”や背景をしっかり見据えないと、ユダヤ人虐殺やスターリン粛清や毛沢東の文化大革命も「単なるイカレタ個人のパーソナリティの問題」になってしまう。
(だいたい個人の力じゃ不可能だろうに)
罪をを問うべきなのは大罪人であり責任者だった彼らだが【そこに異論は無いの】、
一人だけでできる犯罪じゃないでしょ(一体共犯者が何人いたと思うのさ→ここの社会心理や背景事情を抜きに語れんだろと俺は言ってんの)。
(※ちなみに悍ましい猟奇殺人事件も心理分析すれば、そこに至るルートってのが存在する:しつこく言っておきますが、俺は刑法39条否定派なのでだから無罪とか言って無いから→だから死刑だ派「明快に当事者責任を立証可能」)
●そこで安倍前首相に話戻るんだけど、
・日本は穏健な議院内閣制
・立憲など少数なのに徹底抗戦すると憲法論議すらとん挫する
・安倍政権の党内基盤は決して強く無かった(麻生さんと二人三脚前提だし思想信条の違う二階さんの力も借りて成立していた)
・麻生さんの顔立てる意味でも財務省の意思を無視できない(首相個人的には消費税10パー反対だったんだから)
・現在の自民党政権は公明党との連立を解消できない状態にある(支持母体の学会婦人部は必ずしも安倍政権を支持していない←これがまた山口さんはここ意識する人で)
↑
そこに至るルート以前に、「トンデモな事ができるような権限が全く無い」んだもの
(選挙で与党3分の2取ってもだよ?)
どっから考えても素のとっかかりとしては、
「安倍首相も大変ですね(思う通り自由自在はできませんからね)」←重要なポイントだけど「この評価は安倍首相を褒めてない」よね?
↑
これが自然なんだわ(たとえゴリゴリに左翼の記者でもさ)
●一体現実のどこを見ているんだろうかって
そんな自称エリートなみなさんが「アベガー」なんだからさ、
「ちょっとお前大丈夫か?」(現実世界に戻ってこいよ)と思うよね
重要なことなので、付記しておくけど
「強迫心理」の干渉で現実との乖離が発生するのであって、
当該個人の自我スペックには「何ら問題無いの」
現実を認知する性能ってのか、認識する能力含めて”問題無い”のです。
(勿論安倍前首相もね、)
「おかしなツボにはまるように(妙な地雷を踏むように)」事は起きるんだわ、
そこにハマると、反動形成レバレッジの踏み台で”ビョ〜ん”と現実から乖離するのさ。
避けようもなく人間の心理にはそういうとこがあんの(状況によって誰にでも起きる)
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詳しい経緯は下記リンク及びサイドバーコメントリンク表示の説明参照
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