先日記事で書いた「エスタブリッシュメント(支配者階級)・シンドローム」
はたまた「既得権者の症候群(syndrome)」と呼んだ話
●経済学の基礎「限界効用」の法則を突破(既にナンセンス)してまで所得の膨張拡大に固執する動機形成の分析(心理的な偏向が無ければ通常あり得ない選択)
物凄くベタなとこで言えば
「君さ、今日少し残業お願いできないだろうか、残業代割り増しするから」
(一瞬考えますよね?↑明らかに所得上有利で合理的な判断なのに:平時のヒトは言うほどには所得インセンティブに敏感ではない→それこそ限界応用論で「その100円が無ければ死ぬ」ような《高い効用が発生する》状況があれば別だが。)
ところが(コロナ感染症統計と集団心理と似て)
既に1兆円の資産のある高額所得者にとって、それが1兆6千億になることに”合理的意味が全く無い”にも関わらず、エスタブリッシュメント界隈では、世界を大混乱に陥れるような陰謀論が跋扈する。
↑
興奮している部分が”後者(世界を大混乱)”であるのは明らかでしょう、
「存在すること自体が迷惑な話」で
●時を遡ると、共産主義における「スターリンの大虐殺」も似た構造にあるのではないだろうか
(世界に大迷惑という部分に興奮が発生する:スターリンについては”過剰な安全確保”だけど)
「段階的に進行する要素」を抜きにちょっと説明できないと思う、
スターリンにしてもウォール街にしてもさ、
「最初はそんなつもりなかった」的な、
スターリンで言えば「自分の暗殺計画の噂」であり、
ウォール街で言えば「いつものように耳にするインサイダー情報(儲け話)」だったのだろうと、
↑
端緒は、安全マージン論だとか限界効用とか判断する以前の反射的な認知だよね、
(既にこの段階で彼らは、絶対権力者への野望や空前絶後の金持ち志向みたいな”誇大性”を持っているのであり、考える以前に反射的に”権力闘争”とか”儲け話”にビクッと反応する構造を持つ←なんてかネコが物音にガバっと起きて振り返る動作するかのような反射)
↓
当初はそれほどでも無い動機で「対処的対応」しているだけなのかもしれない、
(そこにヤバい要素あるとするなら、認知が『被(こうむる)』である点かな)
●それが立場上、「あれれだとしたらこうなっちゃうんじゃないか?」という展開がもう世界を大混乱に導くスペクタクルな話になるワケで(自分の次の一手を想像するだけで)
当初の対応で目標とする”安全マージン”や”儲け話”の域を何百倍ってスケールでエスカレートする
(そもそもほとんど誇大妄想拗らせた強迫心理を背景にトンデモな地位を築いた人や階層なんだし)
考えてみれば、不吉な予感じゃないけれども
「端緒の認知は『被(こうむる)』なんだよ」、
言えば”不快認知”、
「スターリンは身の危険であり、ウォール街にとっては儲け話に乗り損なうことである(=損失)」
(失敗したら嫌な事であり「まためんどくさいことをやらないと」←それが被害感情的に発生)
●守ろうとするポジションがデカければデカいほどに、
仮にその動機に反動形成レバレッジがかかるとすれば?
防御なのか報復なのか区別のつかない「とデカい作戦が動き出してしまう」
これが進捗するに従い、「大戦争みたいな騒ぎとなり『興奮』に着火」
(当初何が発端だったのか、この際どうでもよくなり)
巨大な計略をめぐらせててドーン!みたいな、
<<<<話を心理学の原則に戻せばさ>>>>
フロイト時代のメンタル問題ってのは、専ら貴族など支配者階級の話で、
理論的根拠は『共同幻想』崩壊論でいつも説明しているとおり、
近代以前など、生存スレスレの社会においては(貧しく学歴も無い社会)『共同幻想』の合理性は頂点に達するため(その知恵無しに集落は生き残れない)、自我論としてみれば「ほとんどの人物が『共同幻想』適応という強度の高い社会となる」、
(パラオには心療内科が必要無い的な)
勿論どこの世界にも個人差はあり、社会非適応の個体も発生するが「もれなく『共同幻想』社会に殺害されるため」そもそも生存できない(笑
結果として近代前後の社会で「強迫心理」が問題化するのは、”権威や高学歴や家幻想”が舞台装置として機能する王侯貴族などの特権階級に限られる。
(フランス革命以降、この特権階級的舞台装置が、全庶民に拡大し、先進国化する中でほぼ全世帯がこれに類似するため→先進国ではメンタル問題が大発生することとなる)
●果たして全庶民が近代なら特権階級同等の環境になった現代においても、
更にその「自称上部構想の特権階級気取りのエスタブリッシュメントの心理は更にヤバいのか?」
(言うまでも無く米国臨床系に言わせれば、彼らの大半はサイコパスってことになるけどね)
きっとヤバいんだろね(笑
だってさ、経済学の原則「限界効用」突き抜けてる時点で、
「いやはやそれは「強迫心理」抜きに説明できませんがね」って話で、
権力構造って図式で見れば、
これに仇名すことができるのは、”保守再選択者達だけ”ってことになりますから、
(『単独者』はそもそも政治やろうと思わないし、リベラル派主力となる『歩留まり』系は勝ち馬に乗る偽善者だしww)
この「既得権者症候群」と戦えるのは(その動機から考えると)
『トランプ・安倍・(ひょっとしてプーチンもそうかな、、)』的な、彼等だけだ。
うーんどうだろ、名前的には(いつか米国臨床系が面白いネーミングすると思うけど)
「GAFAシンドローム」とかになるかもね(笑
※重要なポイント付記しておくけど、「これといってたいした地位でも無いのに(性格俳優としての感情移入強杉)その気になってしまう”家幻想”における親役」って現象は各所で起きているだろうし(子供の将来ネタに異常に『興奮』してみたりさ)、冷静に考えて彼らはまったく支配階級でも何でもないのだが、現象としては同じ「エスタブリッシュメント・シンドローム」と同じ構造が発生していると考えればわかりやすいだろう(同様に米国臨床系に言わせればプチ・ブル系サイコパスかもしれないってことさ)。
■「既得権シンドロームな人」が目を醒ます方法?
あー、どうだろ、、
(彼らは地位や名誉なるワードへの連想レスポンスが強いから)
2chが発明した「変な呼称」を付けるとかかしらね、
(暴走族を珍走団と呼んだアレ、DQNの川流れもそうだが、)
実際SNS界隈で広まった「パヨク」とかも嫌がっているっぽいよね(むきになってネトウヨー!みたいになってるし)、(レイプまがいのセクハラが多いので有名な)パヨク界隈某人物も「やたらと自分がモテているか気にしていたりするらしい」し、
また2chあたりがこちらも「秀逸なネーミング」を発見してくれることでしょう
(タイトルに意識過剰な人達だから、妙な呼ばれ方にも敏感だと思うのね)
思い返せば、トランプが金正恩を「ロケットマン」と揶揄したのも心理戦として当たりだったと思う
(言語学的にはメタファーなんとかっての?あれれ違うかな、、まあひとつの”ネタバレ手法だよ”)
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