この辺は心理学業界でも経済学みたいにカチっとした説明になっておらず(アンナフロイトのなんちゃら論とか同じことなんだけど各人そこ自己流で解説してたりする)、一見すると複数の論議があるように見えるけれども「これがこういうことだってば」と言わんとしている事象は同じことなんだわ。
これは説明言語が不足しているのやら、
それ用の単語というか概念そのものの追加を必要としているのか(ほれ明治維新の前には日本語に”社会”って言葉が無かったとかそういうレベル)、なんとも言えないことなんだけど、
↓
●まとまってない論議なので説明すると冗長でダラダラとした文になる
わかり難いとか読み難いとか言われてもさ、心理学的にも取り立ててまとめてこなかった分野なので仕方がないじゃん(笑
という理解で以降ついてきてくれたまへ
通常コンプレックスなる現象がどういった動作かっていえば、
「何かを躊躇する方便」だよね(かくかくしかじかがあるのでダメに決まっている的な)、
それは自動的に『退行化』を発動する”約束事”みたいなとこがあり(自作自演で一時的欲求を《自発的断念という》失敗に導くんだから)、
人間の自我における「退行現象」の行き着く先には「the ノスタルジー」が待っている。
そこにはホームシック的に依存性を誘発させる性能があり(エディプス的お花畑)、
落とし込まれると依存性から抜け出せなくなる。
注:決してそこに解決の出口が無いことは確定しているのにだ、
↑
経済で言えば、デフレ不況みたいなものさ、
(デフレから抜け出す手法は、マネーサプライなり吹かしてインフレにすることだけど、「ダメに決まっている」とか言えばその反対ってことだろ?→つまりコンプレックスや退行フラグってのは”デフレ”と同じなんだわ。)
■事実「少子高齢化などで日本経済では安定的成長はもう見込めない」←ほらな、これ一種のコンプレックスだよな。
なんかすっげ軽薄な考えでそれをネガティブなんとかだので説明する輩もいるけどさ、
”そう思ってしまう構造(或いはそう誘導する概念)”だから、ネガティブなんとかでは【無い】んだわ、
端的に言えば、 悪 循 環
「わかっちゃいるけど、とめられない」
もうちょっと”そうならない状況”説明すると、
コンプレックス(まあルサンチマンみたいなものだ)さえ無ければ、話しは違うのさ
一次的欲求が実行できない無いし失敗に終わるなんざ、誰でもしょっちゅうでしょ(トンデモ勝ち組なる人種でもいない限り)、
この時に、オルタナ・サブカルって代用案を面白がれる動機形成プロセスがあることを意味するんだわ、
(つまり反動化レバレッジ、反動化係数による誇大・肥大化が発生しない←なんのことかって冷蔵庫のプリンを食われた時の賠償が倍化するアレさ)
このプロセスを『抗(あらがう)』と俺は定義している、
『抗(あらがう)』って言葉には”諦めない”も含まれてるよね。
↓
つまり、オルタナ・サブカルを面白がるってのは、一次的選択を断念していないワケよ、
(こっちのルートがだめなら、別ルートって抗い続けて初期の目標を諦めていないワケよ)
●経済で言えば、自由主義経済の在り方かな、
「ダメでした」と音をあげない(諦めない、抗い続ける)
前段の”それはネガティブなんとかじゃネーんだわ”思い出してくれ、
上記の様はさ、”ポジティブだから”とかでは【無い】でしょ、
『抗(あらがう)』奴ってのは=諦めの悪い奴、
『単独者』ともなれば、諦めるとか辞書に無い奴だから(笑
(※転じて、そのためには手段を択ばない奴ってとこから、昭和の『単独者』わかりやすい代表例で野村監督が出てくるワケさ。←ところが野村監督物語的には彼はコンプレックスをバネにみたいな昭和の根性論が出てくんだけど、それは美談みたいに盛った話だよね。野村の本質では無い、)
<<<ここにひとつの対比が見つかる>>>
コンプレックス持ちは見方変えれば理想主義者だよな(自分のコンプレックスはそれとの対比だから)
『抗(あらがう)』者は、現実主義者ってことになる(ぶっちゃけ汚い手段だろうが泥水飲もうが諦めない)
↓
ベタなコンプレックスは容姿にまつわるものだから”そのパターンで”考えうるとわかりやすい。
コンプレックス持ちは外見に拘る人でもある(多分それは承認欲求の連想)
『抗(あらがう)』者は、外見などくっだらないものに関心すらない奴である(なので卑怯にも見える手段でも”面白がるぐらいで”躊躇しない)。
●この様子を俯瞰で見るとさ、
コンプレックスってのは(承認欲求被ってんだから)依存系用語であり、
主体性と対立する概念である
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