時々米国も面白い事するもので、
陰謀論大好き人間の集まりと言われている米国ですが(そら理由あるよねww、エヴァンジェリスト《福音派》が保守系のコアを成す国だよ?)、UFOが大流行した時「アブダクション被害者(宇宙人にさらわれた被害者)」についての(当時の臨床系かな)催眠術による記憶再現聞き取りが”どうもインチキ臭い”と踏んだ心理学者だったかな(当時から催眠術には誘導性があるなどマユツバ物として疑義があり、現代では催眠術はどこの学派でも流行って無い)、いろいろ裏取りしてみたワケさ、その結論が
「動けない自分の周りをぐるぐる回り何か道具を使って怪しげな行為をしている様」←これがさ、赤ん坊時代に自分を世話する両親を見た記憶だろうと(視力が万全では無いため正確には見えない)推定した。
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●考えてみたまえ、もしこの記憶が”何かの連想やフラグをモチーフ”に無意識下でイメージできるのだとしたら?(非ロジカル記憶なので事象として再現は不可能でも)追体験的に当時の不安感や自分の置かれた状況の無力感(立って歩こうとしても不可能)、そしてチラチラ見える超人の存在、
この辺が自我のアングラ領域から何気に自我に(漠然としたイメージのまま)心理的影響を与えているのだとしたら(赤ん坊にとってはエピソード記憶:この場合は”どちらか言えばトラウマ”)。
↑
俺は人類普遍の神のイメージの元ネタがこれだと思っている。
(同時に人類普遍のコンプレックスの存在を示唆している:進化における異例に長期の不具者《赤ん坊》としての記憶を発端とする根源的不安)
■フロイト先生の発見した『エディプス・コンプレックス』とは、
上記の根源的不安が、実際の親などに(言葉が話せるようになる第一次反抗期だっけか)投影されたもので(実際は当該人物なので当りなんだけど、本来言葉の無い時代の記憶を後発的に獲得した言語により追体験的に再解釈されているからね)、
俺はエディプスって二次派生的なものだと思っているのだよ。
※ちなみに、米国人の間で一時大流行した「UFOアブダクション被害」の記憶ってのは、日本で言えばさ「金縛りにあった時に幽霊見たとか」に通じるものだと思うよ。
※更にもっとヤバい話だけどさ、米国には「四肢切断願望」みたいな心理現象があって(それをトランスジェンダーみたいに解釈する医師などにより)本当に健常な手や足を切断する人がいます(その背景となる願望は何って考えりゃさ、誰でもわかるよね、、)。
<<<ちょっと生物学の補足だけど>>>
岸田心理学が「生物学ローレンツ系の”ニンゲンは本能の壊れたサル”」みたいな部分をかなり重要視しているのは(いちおう岸田教授は人類の進化を、生物学における二足歩行>産道狭隘化>未熟児出産の固定化>それが何かの拍子で成長そのものが著しく鈍化する突然変異=ネオテニー系進化説を仮説として推論している)、
■「原始歩行だよ(原子遊泳みたいな説もあったんだっかな?)」
赤ん坊は、馬の子供が出産直後歩けるのと同じように、
自分も歩けるものだと思い、歩こうとするのさ。
(これ普通に小児科だったか産婦人科だかの定説なのでホントの話)
そして全員が体験するワケ、
↓
「あれ、オカシイ、歩けない」(全員が過去に身体障害者の体験を持つ)
これが人類普遍のコンプレックスさ、
(ハイハイなどで赤ん坊が暴走するのも、積もり積もった欲求不満の発露を求めてのことかもしれない。更に言えば身体障害者に対する差別意識の根源である可能性もある。)
まだ視力も万全では無い中で、慌てて周囲を確認すると、
謎の白衣を着た集団が、様々な器具をもって自分に何かしようとしている。
「UGOアブダクション」まんまだよね(笑
そして速攻その様子は「親を自称する人達に世話される体験」に収れんする。
俺が自分自身の「ナチュボーン『単独者』傾向」を考える上で、
「1歳未満時代からの脱走事件」が関係しとんのじゃないかと思っているのにも根拠はあるのですよ。
(俺は捨て猫の行動同様に、まだ歩けない時代から何度も家を脱走しており、柵を乗り越えたり、地面の土を掘ってなどの脱走を繰り返している。歩けるようになってからその脱獄は本格化しひとりで行ったことの無いスーパーまで辿り着き警察車両で帰還する武勇伝を持っている←勿論本人にはその具体的記憶は無い。→自然界でもこういう個体いるよね?勝手に巣穴から出て速攻捕食獣に食われて死ぬタイプ)
”原始的コンプレックスが弱いのかな?”
(この行為が可能であった背景に、他人より足の指が自由に使えるだとか手の親指の位置がどうだとか、耳の形や耳を動かせるだとか、他にも原始人を思わせる身体的特徴もあって、、出産時の体重も通常以上だった他、他人よりいくらか動ける《抗える》赤ん坊だったのかな?wwな特徴があんです、)
●さてそんな話はともかくだ、、
人類普遍にある「無力な迷える子羊イメージ」だとか、「世界に(人知を超えた)超人が存在するイメージ」やら(何故か人類の文明においてあらゆる宗教で神は”言葉を話す設定”になっているよねw)、オカルトチックな不安の原体験などなど、
■霊長類としては異例の「幼児体験」がベースになっているのだろうと、
そんな潜在的イメージが実際に存在する以上(しかも非言語とは言えエピソード記憶だ)、
フラグや連想などで、それは容易に投影されたり象徴化される。
これが神秘主義な、
●「あくまで推論だけど」前述の「ナチュボーン『単独者』傾向」の裏返しを考えるとさ、
気のいい親御さんで、乳幼児にやたらよくしてれる親ほど(それを受ける子供は「障害者のジレンマ」のように)なんとも言葉に表せない人権侵害に感じたり(弱者扱い)、超人のイメージ(エディプス)が肥大化する可能性を示唆している”かもしれない”。←あくまで推論だけど
(※この根拠のひとつに「先進国以前の第三世界においてはほとんど心理的自我問題が特権階級以外では発生しない」ってのがある。そいいう集落や部族では、親が子育てするってよりは他の子供に任せるなど、核家族でも無いし「親子関係そのものが希薄(『家幻想』すら成立しない)」だからね。どちらか言えばそういう未開社会の赤ん坊はワイルド《自然》に近い環境で保育される。)
※実際それもあって、俺は精神分析する時の聞き取りで「親切な親」だとか「子供を溺愛する事情」なども重要視している。←ちょっとニュアンス違うけど『共同幻想』保守派のよく言う「甘やかした」なる現象の背景にも類似する部分があるのかも知れない。
※また近未来の『単独者』社会で、必ずしも親が保護者である必要は無い(親権剥奪)と考える理由のひとつ
<オマケ>
サブカルの世界になるけど、アニメの『機動戦士ガンダム』において、
無重力の世界に生きる人類が、「重力のくびきから離れ”ニュータイプ”に進化する」って設定あるけど、
(重力のある地球に住む人間を旧人類と定義し、地球に拘る事を一種の宗教として見立てるってのが、こちらもSFの名作田中芳樹の『銀河英雄伝説』にも登場するが同じイメージだと思う)
↑
もうわかるよね、
これってさ(宇宙の無重力世界に行けば)、
赤ん坊が原始歩行時に体験する「あれ、オカシイ、歩けない」というトラウマからの解放を意味する
「人類は、宇宙に出てその進化を成就させる(本当の姿になる)」
実際少なからず、人類普遍の幼児体験コンプレックスなるものが(或いはそのトラウマが)
安全保障において(自分を強く弱者だと認識する誇大性があるからね)、
過剰武装や、過剰な残虐性(この残虐性の元も赤ん坊時代の欲求不満から転じるサディズムだし)、ひいては戦争ってものに結びつていいるのじゃないかってアイデアだよ。
(アニメやSF系の作家には、反体制平和主義・理想主義の人が多いでしょ)
実際作品としては
「宇宙へ出たそんな人類が、もっとスゲー大戦争を繰り広げる」って話なんだけどさ(笑
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