主として、所得面など現生利益的な合理主義から打算的に(コイツらバカだと思いつつ)『共同幻想』社会に偽装的に適応する(言葉悪すぎですね→当面は調子を合わせる)スタンスが『歩留まり』選択であり、現代社会無党派層の圧倒的多数を占めます。
しかし預金も財産も墓場にはもっていけませんので、
高齢者になった時「決断を迫られることになります」
その本質はオフザレールですからw、
選択は以降の2者『単独者』or「確信犯的再選択者(新保守)」
最後までどっちつかずでいることも可能は可能ですが、終末迎えてそれはバタバタすることになるでしょう(個人的意見ですがこういうストレスは痴呆症のトリガーにもなり得ると思ってます)、
簡潔に言えば(最後の選択を先送りするほど)歳を追うごとに不安が増大します。
↓
●平成年次あたりでその端緒が観測されたのが「熟年離婚」です
これはけっこうズルい口上でできあがっていてですね(流石『歩留まり』)
「子供も独立したので(家族では無く夫婦だけのコンビに戻りましたから)、後の人生はそれぞれに好きな事を、、」
(いやいやいやいや、自分の中途半端な選択を子供のせいみたいな言い方ですなww)
「確信犯的再選択者(新保守)」人格が聞いたら怒るだろうね、
子供が大きくなると家族は”一族になるんだろうが”ベテラーンズは規範となるべく態度を示してこそだろ、何を言っているのか、保守とは(好き勝手言う)自分を公共(この場合一族)のために捨て、身を捧げる生き様だろうが!←とね、
↑
そんな批判が潜在的にあることは賢しい『歩留まり』な人が知らない筈も無く
そこを先読みして、平成後期から以下の現象に転じた
↓
●親が子供の分譲マンション購入資金を出す
(自分が選択した”建前”ってのかさ、子供のためにまた仕事があるよみたいな調子で、増大する不安を更に先送りしようってことです。)
いずれもまあ”付け焼刃です”、
「なんとかスマートに最後の選択を迎えるシナリオは無いものか?」←かなり力入れて考えていると思う
基本『歩留まり』層は頭いいので(思春期の小賢しい知恵が社会適応に踏みとどまらせるのですから)、諸子百家みたいにいろんなアイデアも出てくるのでしょう。
■ま、しかし、(煽ってナンボの)メディアの方は?
「不安も商売に」とばかりに、「高齢でもSEXでナントカ」特集で紙面がいっぱいだと(笑
(『歩留まり』としてはこれやられるとヤバい筈なんだよ、、せっかく”先送り延長社会適応継続”の策を弄してきたのにさ、、、しかも寿命が延びるだけでなく60代が60代に見えないアンチエイジング時代に突入してしまった)
「熟年離婚」で事が始まったのでわかるように、偽装的選択でもある『歩留まり』な世帯の相当数は「うーんまあ適当というか、適齢期も限界で〇〇でもいいかな」みたいな中途半端な動機形成で配偶者選んでます(そもそも恋愛的大暴れは『単独者』のバカ騒ぎであって、社会適応的な配偶者選びとは権威ある人の紹介など”上から”お膳立てされた神輿に乗ることです)。
彼らの恋愛武勇伝は「なんちゃってファッション左翼の活動レポート」みたいなもので、、、
(「今時の恋愛ってこんな感じ?」「だよね、そうだよね」←ここに申し訳程度、個人の自由意志を潜り込ませるって感じです。)
●「そんなことある筈」なんて人いるかもだけど、団塊なめんなよ平成時代に(若い人は知らないかもだが)「失楽園(1995)」や「マディソン郡の橋(1992)」がナンボ売れたと思ってんだよ(笑
↓
●ぶっちゃけ熟年夫婦となり(性欲インセンティブもかなりダウン傾向となり)
「なんでこいつだったんだろ」←今頃かよって、、、現象が頻発したのね。
(ちょっと上記を弁護するけど、お互い高齢者だからさ”まもなくいずれかが死別する”んだぜ、どうせひとりになりのなら自分が”よいよい””になる前のが”やれることがまだあるかも”ってのも人情じゃね?)
(ついでに言えば、自己実現とか嘯いてた仕事も、、、実はそれほど、、)
■■■<<<<<『歩留まり』選択な方に何かお勧めは?>>>>>■■■
そんないいアイデア思いついたら、高齢者ビジネス的に大儲けできちゃいますよ(笑
俺にわかるわけ無いじゃん、
どーーだろ、つれつれ考えてみたけど、
うーん、
(適応継続作戦なら)
「保育士の資格を取り、有無を言わせず孫の最強シッターになる。(或いは猛烈に勉強して)塾講師並みのスキルを獲得し、孫の最強家庭教師になる。」
(そろそろ『単独者』作戦なら)
「セカンドハウスブームを起こす(得意の先送り戦法ソフトランディング):完全別居ではないが、家とは別の”自分のアトリエ的な”部屋を借りる」
思いつく限り書いてみたけど、、こんなもんかな、、
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