国際政治評論家の藤井厳喜氏の著作にそういうのがあるらしく、
概念としては
「グローバリズムは終わり、物品の貿易は現在同様に盛んなままだが、文化的独立としての国境線の存在が見直され(これは昨今米国で論議されている政治的アイデェンティティー論にも被るのかな)、物理的な人的交流は減衰するだろう」って感じのことらしい。
(※今回のコロナでもう懲りたでしょと)
「大EU的発想のアンチテーゼ」です
(現在進行形の同様思想には、大EUの他に中国の一帯一路・ロシアのユーラシア構想などがある←大EU同様に一帯一路もユーラシア構想も失敗するだろう的な)
米国トランプ大統領の唱える一国主義は、単なるナショナリズムでは無いよって話。
今回の新型コロナ感染症によって、航空機産業が軒並み倒産しかかっているけれど、
AI時代の到来で、テレワーク自宅SOHOが拡大したように、
文化的親和性からの正規移民は伸びるかもしれないが、旅行・観光や経済移民は社会的リスクとして減衰するのではないかって話なのかなと思う。
●事実”インバウンド”ともてはやされた中国からの環境客の「爆買い」なんて報道見る時に、
「ワザワザ日本で買い物しなくても輸入されてるだろ」と思った人いたと思う。
(この話は、それほどに中国国内で流通している商品に信用が無いって裏もあるんだけど、、)
●amazonなどの通信販売が伸びたように、
外出して買い物って行為の目的ってか、意味合いも変わっていくんだろうねと誰しもが思ったでしょう。
数年前まで隆盛を誇った「郊外に巨大なプレハブの流通センターみたいな大規模量販店が」ってスタイルは消え去るだろうし、
ECサイト宅配の拡大は「自動運転無人配達車の開発を促進する」のも間違いない。
(一時、amazonや楽天が”ドローンで配達”なんかを模索したのは”そのまんま”です。→数年以内にamazonはグーグルなどと連携して無人配達にチャレンジすると思う。)
観光産業が消失することは無いだろうけど、
その性格が「短期滞在で爆買い」のようなタイプのものは意味を失うだろうし、
各国もやたらとビザを乱発して国境管理がガタガタになるような政策も後退するのかなと、
(今回のコロナ騒動で、農家さんも外国人研修生に頼る経営の危うさ身に染みたでしょう)
今後も残る観光は、文化的親和性からの本格移民も視野に入る「長期滞在型」が中心になっていくのじゃないかしらね。
↓
必然的に、ホテル・旅館業も短期滞在者向けでは無く、長期滞在を前提にしたり、
短期需要の掘り起こしは”スーパー銭湯みたいな”って言うと語弊があると思うけど、(自宅SOHO化により拡大する)会議室需要や地元の人向けの気分転換用途なんてーな方向に切り替わるかもしんない。
まーあくまでも個人的意見だからアレだが、
「俺は旅行が大嫌い」なのでww
何が楽しいんだかよくわからない「短期の観光旅行なんて文化が消えて無くなることは大変好ましい」とすら思います
●このたとえが正しいのかちょっと疑問なんだけれど、
いつだったかな、、
あれってまだ後楽園球場だったか、、
学生時代にどういう経緯だったか記憶は無いのだけど(新聞屋にチケット貰ったんだったかな)、日米野球を観に行ったことがある筈で、
(ホセ・カンセコとかがいた時代だったのかな、、)
「全然メジャーリーガー観たって感じがしなかった」んだよね、、。
そらそうでしょうよ、
文化的ユニークさってものを(明快な目標持って)本場でって海外旅行は残るでしょう。←これも文化的親和性の一種だからね(ちょい移民気分旅行ってのかな)。
■また、国家の文化的アイデンティティーが再評価されるかも知れないってことは、
(俺は個人的に中国封じ込め目的としてのTPPには賛成ですが、経済政策としてのTPPには反対です→対中政策なら《技術の流出に歯止めをかけるような》経済安全保障サプライチェーン同盟みたいなもので十分。必要あれば二国間でFTA締結すればよいってトランプと同意見)
あれかしらね、
子供の習い事ってのもさ(所謂”確信犯的選択”が伸びる形になり)、
「武道、華道、茶道、ソロバン、日舞、」とかも再評価されるかもね、
AI自動翻訳時代に、英会話もないでしょうよ(笑
(てかガキの頃からyoutube世代の子ってヒアリングなら自然にできるようになるんじゃね?←これがyoutuber自身が自らのアクセスのために《母国語と違い》英語での配信が多いので、外国語として英語話している人って難しい単語も使わないから=日本人がどの程度英語理解すりゃいいのって参考にもなってくるかも知れない。)
■■■<<<オマケ「ベーシック・インカムなど」>>>■■■
論者的には若干偏ってますが、
「こういう論議が現在堂々と戦わされている時代」であることが重要なんです
(転換論として)
興味ある方は本編最初からどうぞ
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