これって次に書くテーマと被る話なので、
是非次回予定の「未完の心理と伝染」も読んでおいてください。
「本題と違う話をする」てな現象があります、
これが無意識だと投影や移動とかの話になりますが、ほぼほぼ自覚があっての話が今回のテーマです(次回は半分だけ自覚のある話)。
■人間生きているといろいろあります、
プライバシー保護も大事ですから何から何まで表沙汰にはできません。
ぐっと自分だけの中に収めるなんて誰にでもあることです。
(恋愛用語には「秘めたる思い」なんてあるじゃないですか)
さて、それじゃ欲求不満になりますね。
同じ欲求不満でも仕事など諦めというか(『歩留まり』適応じゃないですが)その不満を自ら合意している場合は、欲求不満解消は「完全に切り替えて」やけ酒であるとか、趣味のスポーツであるとか、ペットに癒されるだとか”切り分けられた話”になります。
しかし、そもそもが(やっぱり認知としては『被(こうむる)』が多いと思うんだけど)
一見周囲にも何かあったかわからないような不満ってあるじゃないですか。
たとえば、「誰それにちょっと言われたことが(自分にしかわからない事情で別の意味で逆の”ツボ”ってか)すごくカチンときているんだけれど、表情には出さなかった」とかね。
●こんな時に人間は”暗号ゲーム”のようなことをします
(これもまた言語学的にはメタファーどうしたって関連あると思われ)
ふと「なんかさヘアースタイル変えようと思うんだけど、どう思うコレとかどうかなぁ」と振られたとする。
これだいたいのケースで、話の本質は(言えないだけで)
「ヘアースタイルではなかったりする」のですよ(笑
↑
なんかそんな話で、何かをどうにか、そこそこに、ちょっとだけ、ちょっと楽しくなれるかなっていうか、
『共同幻想』バリバリの空気を読むプロは「ピーンとこる」ことでしょう。
(本題では無いけど、このネタできっと少しだけ楽しくなりたいのかな?と)
「えーー!ヘアースタイル変えちゃうの〜ヲ!!見せて見せてどんなのにするの」
即興猿芝居の始まりです
中には逆に空気を読んで
「金髪、絶対金髪にするべき、モヒカンもいいねぇ!」という悪乗りする奴も現れたりしつつ
宴もたけなわ舞台は踊る、、
第三者『単独者』から見れば、
「(髪型どうした関係ないんだよね)何かあったの?」なんだけれど、
それを言っちゃ〜おしまいよみたいな世界があるのも事実、
(そしてこの手の技は『共同幻想』上級者《ハイレベル:俗称”いい人”》が得意としており、場合によれば猿芝居を忘れて大いに盛り上がったりする。)
さて、考えてみれば
『共同幻想』が関与する世界って”過半がこの猿芝居なのでは無いか”
(てかSNSにおける論議の過半がそれ系なのではなかろうか)
本音を持つことは建前上禁じられており(共有自我を前に本音は風呂とトイレの中だけってことになっており)、それでも尚(隠れキリシタンのように)持ってきてしまっている本音がらみの事件を(もうこの段階で公開できない)、放置すれば欲求不満で別の病気にもなり兼ねない、
「何かするしかない」のであり、
話題として「ヘアースタイル(もうこの段階で何やら怪しげな概念)」なる『幻想世界』が何かの代用物として必要になる。
●きっとそんな時、現代『歩留まり』階層は
ちょっと冷酷に
「最近はなになにしかじかだから、そうだねどこそこサロンのアレかな」のようなだね、
(正直この猿芝居にイラついてしまう)
「1万円超えるとかマジですか、、」のようなもっていき方になるのでしょう。
『単独者』から見れば、
それはもうこの「めくるめく『幻想世界』の猿芝居」は”お花畑”を超えた異世界空間で、
(危ない薬でどうにかなっているのだろうかぐらいの)
現実ってのは何だろうって考えてしまったりするワケです。
特に近現代以前『共同幻想』バリバリの時代には「概念:ザ・ヘアースタイル」みたいなネタは固有名のついたローカルな風習だったり「猿芝居では無く堂々とお芝居をやった」ものだから、
なんて申しましょうか現代特有の「概念:ザ・ヘアースタイル」みたいなネタの世界は、プラスチッキーな近現代以降の『共同幻想』崩壊時代ならではの淡く脆い蜃気楼のような抽象絵画世界で、
吹けば飛ぶような耐えられない軽さの中に刹那に消える夢のようなですねww
(詩人かっ!)
個性派の方々が「薙ぎ払いたい」衝動にかられる存在なのかしらね、
「いい加減オマエラの本気を見せてみろっ!!」みたいな、
<人の生き様に答えなんてありませんので、>
なんと申しましょうか、
「ちょっ、、ちょっとナントカさんどうしたの?あ〜こんなことならヘアースタイルの話なんかしなければよかった」
「えっ?悪乗りした責任取ろうかと思って、、」などと悪びれながら
金髪モホークのヘアースタイルで堂々登場するぐらいの”洒落っ気”あると、
少しだけ世界が救われる気がするのは私だけなのでしょうか。
●てか「昭和のちょんまげ」であった「サラリーマンの七三ワケも(これがまた床屋さん直後がキレイなペインティングでもしたの?って直線で)」芝居がかったものでしたよ。
なんせこの当時は長髪ってだけで反抗のシンボルでしたから、、
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