無意識はどこまで観察されるようになるだろうか、

数値的に言えるのは、
『自意識』睡眠中だけ確実に活動している（脳波などで計測確認された）”デフォルトネットワーク”と呼ばれている「PCで言えばあからさまにバックグラウンドシステムのサービスプログラムみたいな奴」って事ですが、推定含む話となりますが、この時脳は記憶の整理と（忘れてもいいものは圧縮してインデックス無しでどこかに放り込む）、リソースの開放などなど、裏方作業やってます。

『夢』ってのは心理学では昼の名残とも呼ばれてますが、
「何々が心配で寝付けない」の反対として「やってるやってる」って空想上の快感代謝の物語の中で、大丈夫鋭意解決努力のためほらあなたやってますよってインチキな物語を見せていると考えられているんだけれど（そんなあからさまな思惑や演出では無くってｗｗ、誰だって普段から「ホニャララ」想像するでしょ、この機能が記憶の整理過程でも寝ずに活動しているのだねって話←故に「ホニャララ」想像とは無意識的活動領域に属していることがわかる）、
●見方変えれば、もう脳内無意識領域に、ラノベ的に言えば「固有決壊心象風景世界」が存在しとるってことだよね

それって何って、ざっくばらんに言えば「自分が主人公の劇団舞台装置」、
ポイントは（物事考える上で）「それを意識的に『自意識』が稼働させることもできる」し、
（普段から忘れないように）「それを無意識領域からストレス信号的に垣間見させる」こともあるって話で（一種のフラッシュバック機能）。

なんてのマシンで言えばさ、
フォルダオプションの自動再生機能じゃないけども、
自分でプレーヤー起動もするけど、フォルダ管理が自動で整理している時にファイルの中身確認のため、自動再生される動画ファイルとかもあるよって事かな。
（つまり映像作品化されてる記憶ファイルには”エピソード記憶”の拡張子がついているんでしょうよ。）
　↑
ま、あれだ、
この認識で「死の直前に上映されるという”自分のアカシックレコード”」なんて逸話も説明できるよね。


●おおよそ誰もが検討つけてると思うけれど
確か、脳科学的には脳の活動の7割近くが無意識的だって話じゃなかったかしら、
（ほらよく超能力ものに出てくる鉄板の設定、脳はその3割しか使われていないって奴、）
『自意識』がバリバリにやっても3割だよと、
特異例的に（火事場の馬鹿力じゃないが）「『自意識』マター全開モード」の時だけ通常あり得ない割合で脳が使えてる可能性はあるけど（エクセル苦手の俺が発狂モードで国交省REINSのCSVファイルを閲覧可能にするエクセルのテンプレート作成したみたいな奴さ←いまだに何故そんな事が可能だったのか謎で、俺の中ではほとんどオカルト現象となっている）、滅多にあることでは無い。

「素の自分」←なかなか定義は難しそうだけども
　↑
しかしだ、「我思うがゆえに我あり：Cogito ergo sum」に始まる哲学なり思うときにさ、
これは素晴らしいだの、これは嫌なんだとか言っとる『自意識』をむしろ例外事項とするにはいかにも無理がある。
いわんや、「無意識的デフォルトネットワークな自分」を”素”だなどと断言したら、容姿や人種他生理的実存が全てって事にもなり兼ねない。←社会学的にも「それは属性でしょ」


難しく考える事無しに、
「素の自分」は、本音を抑圧されていない『自意識』に他ならない、
（てか他に考えようが無い）
「素の自分は”中の人”である」
（仮にデフォルトネットワークな自分を定義するなら、それは記憶の格納状態で自動的に変化するので”時代に現れてる自分”みたいな事ではないのかな、）


はてさて、そんな無意識をやれ脳波などで外部から観察する手法は進歩はするだろうけれど、
その観測って最強に有利な立場にいるのも『自意識』だよね、
果たしてそんな手法が将来確率されんのかわからないけど、
■「『自意識』による『無意識』観測法」みたいな”インチセラピー”みたいなんがさｗｗ
ゆくゆく出てくると思うんだよ。
「なんとかかんとかに集中して、さああなたは今何歳です（などの催眠も加えつつーの）、みなさんなんちゃらの姿勢で瞑想（mindfulness）入りま〜す」みたいな、
（あーなんか儲かりそうだって意識高い系生活左翼がやりそうでしょ）

そんな話はともかく、
■「精神分析」は一種の『無意識』観測法です、
（何々を漠然と思ってしまうには、その動機形成としてこんな条件がある筈だ←とかね）
「思い当たる節」って言葉ありますね、
節ってのは節目の節ね、（司《つかさ》にも似てるかな）
”思い当たる記憶のポイント”とでも言えばいいか、
心理学が解き明かしたのは、「思い当たらせない仕組みが存在」することで、
（タブーとか忌避など自覚的にこれやることもあるよね）
無意識が完全にバックグラウンドになってしまう状態の事です。
「何故、そう思うの？思い当たる節は無い？」←これがわからん時に心理学が登場するワケです。
（ほら特に親子関係などには、近親相姦忌避フィルターや冒涜禁止フィルターなど様々な記憶開示制限があったりするでしょ。単純に幼児や子供だったという無知蒙昧フィルターも存在します。）

心理学ってのは（哲学の構造論やらに影響与えたとかも言われてますが）、
認知されている心象などの結果から、その論理構造を分析して、
「だったら無意識舞台でこんな寸劇が上映されてますね、えーキャストはこの人物かな」のような”主としてネタバレ解説”するリアクション動画みたいな代物で（確かに映画評論に似ているかも知れない）、
無意識領域をまんま見ていたり観測しているのでは”ありません”。
どちらか言うと”逆算している”ものです。


そらね、無意識領域を見られるものなら見てみたいと思いますよ、
●確かにその意味で（フロイト先生のベストセラー）『夢判断』ってのは魅力あります。
だけどね〜
「夢の内容を観てきたかのように語れるにはすっごい個人差や、それぞれの夢の個体差あるよね」
（60年代なんかだと催眠術なんてのよく聞きましたが、これかなり誘導的って話で最近では聞かれなくなりました。←やってみたら宇宙人に誘拐されえたり親から性的虐待された人だらけになってちゃったりで、、、ホントかよって、、現代ではその信憑性はほとんど無いと思われてます。）

やたらと夢覚えているとか、その夢のシナリオが尋常じゃないとか、
これも個人差大きくて、
（重要な夢はしっかり覚えているなんてことも無い）

近未来への期待は、
「夢の映像化」かしら
（脳にHDMI端子があれば一発で見えるだろうけど、こりゃプライバシー規制やら放送論理的問題って事になるだろうねｗｗ）




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