人体としては行為の完遂ってよりは、その脳内物質が欲求不満や退屈を燃やすので(全てにカタルシス効果があると言わないが)、脳内物質の分泌あっての『賢者モード』と考えればわかりいいかな。
もっと単純なモデルで言えば
空腹からの食い物(おーやったデー)→二次派生で美味いなどからの満足
後者の満腹へのプロセスは二次派生的な要素が濃いと思うのね。
確かに生物としての人体は高い栄養価の確認(高カロリーや肉)により更に興奮物質も出すので、刷り込み的にそれが嗜好品というか好きなものとか美味しいものって概念にもなるんだけれど(勿論それも幻想ではある)、
●ハンティングのプロセスで言えば、ネコ科の捕食獣でも狼でもさ、
最初の一次的興奮は獲物の発見と動機形成にあるワケで(仕事開始のモチベーション)、
ここに全力出してナンボでしょ、
脳としては、ここで最高レベルに興奮高めて大きな仕事量を完遂させたいよね。
(食えなきゃ徒労に終わるだけなんだからさ)
こういうたとえすると誤解もうまれるんだろうけど、まいいか、
「恋愛」などの局面も似てるじゃん。
期待が成就してからの安定的関係性の中における満足は”二次的だろう”と、
(故に言語的に”ハント”だとか”キラー”って表現使うワケだろうからね)
■時に行動療法的な手法ってのは、
一時的エンタメ興奮を意図的に仕組むのは難しいから、
二次的な行為の遂行と満足を意図企画してですね、全部では無いが実を取った欲求不満を強制的に半減させようって試みです。
(獲物は見つけていないが、とにかく走る、そして家かえって飲むなり食べるなりするとだ、なんとなく欲求不満の実利的、二次的部分は獲得され満足するので、『興奮』を求めるストレスが半減しまっせなる方法です。)
「スゲー仕事量になったぜ」的な運動量さえこなせればOKなんで、
それはランニングでも、ダンスでも、武術でも、ウォーキングでも、実際に仕事でも、掃除でも、筋トレでも、自慰行為でも、入浴でも、何らかの創作でも、なんでもいんです。
”仕事量のある行為を強制実行すりゃOK”という作戦だからね。
●で、『興奮』の考え方なんだけどさ
一番やっかいなのはここかな→それが麻薬的な水準にあるとき禁断症状(中毒)に至るという推定
↑
脳科学の分野でそれがどこまで検証されているのかわからないのだけれど、
「あー肉食いてぇ」だとかさ?日常的に誰しもがこの禁断症状に類するストレス体験ある筈なので、それがあると仮定することは合理的見解だと思うのね。
(面白い小説や漫画やアニメやドラマやシリーズもの映画で「あー続きが観たい」ってあるでしょ。これを最近”ナントカ・ロス”って表現してるじゃん。)
つまり「人の身には大きすぎる『興奮』体験を(反動形成係数的なレバレッジやエスカレーションやらエレべーションでさ)」脳が、再現可能性のある事象と認識した場合、
【それは起きる】
確実に、無意識下で「もう一度」ってフラグが立つ
↑↑↑
●非常にやっかいなのは、それは「快・不快原則」で明らかなように、
『自意識』にとって「それが不快な『興奮』であってもだ」ってこと。
(ある程度この論議で鬱病の仕組みにも察しがつくと思う)
■この流れが誰にでも観測しやすい現象に「近しい人物の死を悼む鬱」ってのがあります。
(好きな芸能人の喪失もそうだし、前述の「ペット・ロス」もそのままです)
すんげー重要な事なんだけどさ、
これ言葉間違うとちょっとヤバいので慎重にいくけど、
え?何故って思うかもだけれど、
前に話した事ある上念の所属する事務所のあのお方のTV観ない話を思い出してくれ
(カツマー的な)
「TVの報道は圧倒的多数の今日も平和で幸せな人がこのように」とは報道しない。
そんなじゃ視聴率も取れない、
「滅多に無いような凄く凄惨な事件」を大大的に報道して社会問題にするような商売、、、
あれれ?それは受け手のニーズそのものだよね。
ここで前述と被せて考えてみ?
「近しい人物生存中にそのありがたさに感謝感激とか”しない”」のだよ。
しかしこの人物の喪失という場面に際して(人生の時間の中で1点のみのレア事象が)『大興奮』するワケ←この技が得意な人は世界の終りかってぐらいのエンタメ性に持って行ける。
(それをお題に社会問題にじゃないけれど)
昭和の言葉に「親孝行したい時にはもう死んでたりするものだ」ってありましたが、
”彼ら”もわかってんだよココさ
●「お前はその事象の”どこ”に『興奮』したのか」ってとこにな
(喪失前の日常に無興奮な場合「そらいったい何だ」ってことになりゃせんか?)
そして、強いエンタメ性があることわかっているから、宗教だってさ「稼ぎ時」とばかりにデカイセレモニーぶちかましますかっ?って提案してくるのであって。
だから俺は”パッシブ”受動系『被(こうむる)』スタンスがすごく危険だって言い続けてきた
黙っていても現実から乖離し、もう脳内ファンタジーランドになるから。
バーチャルリアリティーがどうこうどころじゃネーっての、
人類ヒト科の脳内空間のエンタメ性のがあり得ない大スペクタクルRPGゲームみたいなシナリオ構成となっていて、すっげー音楽がBGMに流れていたりする。
<またこれ言うと叱られちゃうと思うんだけど>
妙なタイミングでどうしてもホニャララな結○式に顔出す事になったある時
(当然俺は抜かりなく「途中でバックレるんで宜しく」と仁義は切っていたが)
演出上の最高潮ってのですか、
「ナントカのカントカです」でジャジャーんとセリーヌデュオンの音楽なった時にもうなんていうか(この茶番劇に耐えられず)死にたくなるワケだよwww
安物の演出で作られた『興奮』にウェーイって世界は、
安酒と安いサービスの粗利のデカい店で安っぽく演出された何かをさ、切ない家族が訪れて貧しい子供が大喜びしちゃっている様子を見た時に「死にたくならない?www」
「お願い、わかったから、もうやめてー!!」
俺は思うんだよ
真面目な話『自意識』がしっかり目を醒ましていて、
「そらそうかもしれないな」って一瞥くれた後、一本タバコ咥えてさ、
こうなんて〜のかしみじみとしたワビサビのですな、
「むしろカタルシスを引き起こす(興奮を動機形成前に穴に落とす技)関わり」
”落としてからの”
「やっぱり始末する(殺す)しかないんでしょうか」by高倉的な
『興奮』するにも上部構造ってのか、
その先目指していこうよって、ないか?そういうの?
<<<<今回のED>>>>
これがいんじゃないかってのも、そうそうないから
うーんと考えて
「これでどうだ」
梅宮辰夫氏を追悼して
大御所・高倉健とのエピソードを語る千葉真一と梅宮辰夫
サニー千葉ちゃんに関しては思いっきり○暴のパーティーで挨拶しちゃったり、
昭和の芸能群像でもあるワケで、
(健さんの事務所あった赤坂レジのロビーでも発砲騒ぎあったからねww)
『共同幻想』”外れ”な極道の世界ではあるんだけど、
確信犯選択者だからこそ見えてるものがあるよね
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