「家のお母さん(お父さん)には遊び仲間がいてね」←どちら言えば聞かない話でしょ
遠からずってのに
「家のお婆さん(或は自分の兄弟)にはカラオケ友達がいるので今日も遊びにいったらしい」←こっちは何気に耳にすることがあり得る話ですよね
↑
考えるまでも無く、遊び仲間の影がちらつく人って家族のコア(夫婦)から属性的に離れた独身個体に想定・観測される。
■学校などで昭和に行われた「みんな友達」の意図した裏コードは「家族的経営企業」みたいなものです(部活なんてさレギュラーが監督の家に寝泊まりしているなんざザラなんだから)。
※イタリアマフィアの俗称からして「ファミリー」なんだし
会社構造の中でもどうですか?
交友幅ってのか仲間や群れで行動する”人数”ですよ、
当然ここはピラミッドバランスだから上位者ほど減る(頂点の「社長の孤独」なんてね、)
「50代以上の部長達が8人も集まってとっての仲良くカラオケに」←そらさ【知人の話】で探せば珍しくそんな人達いると思うけど、
社会学的に立論するとさ、
↓
「地位の低いものや若年層ほど(上部構造から外れるため)群れの人数やスケールが大きくなるだろう」
(小学低学年にもなれば「どらえもん」的人数を想定しても違和感が無い、総勢5、6人)
(小説、ラノベ、アニメや漫画の青春漫画の主要登場人物数は、2、3人)
(サラリーマン奮闘ドラマの”群像シーンでの部下は多いが’”大事な密会シーンは必ず2人)
●この集落の目的だけれど
原始『共同幻想』から言えば、世帯の構成・結成(性対象の発見)を促す、
コアである”家幻想”外郭メンバーの補完だよね(その周辺の下部組織:サブセット)
※故に家長は門限設定など「交友関係での遊び時間などを管理する権限」がある
<<<<故にそもそも論として、>>>>
■「交友関係であるとか仲間意識」なる概念の理解は、暗黙の『共同幻想』肯定の始まりで、
↑
その概念を共有するんだから、母体組織となる”群れ”そのものへの共通認識(仲間意識)無しに不可能だから、”仲間意識感覚”って言語がもう『共同幻想』なんだと言える。
結果として「同世代などの交友関係や仲間ってのは(ヤクザ社会なら兄弟の盃)、家族『共同幻想』の予行演習やその補完や代用品」と位置付けられる。
逆説的に言えば、現代個性化多様化社会の場合、
そもそも論としての「仲間意識」なんて〜な概念を最初から知る必要も無いのだよ。
(日本国民としての共同体意識は別次元だから→災害などで助け合うのは”仲間同士では無く”、見知らぬ者同士の共同体意識です。→共同体意識とは災害救助や安全保障など「社会的合理性の事」→災害解決後即時解散する。)
↑
(民度の高い先進国国民なら災害時など協力する事が合理的であると考えるのが”インテリ的意味で常識”であるため。『単独者』的には”その用”がある時にはいつでも呼んでくれ)
●反面、メディアなどが煽る「孤独死」などの話ってのは
一種のパラドックスで、死刑囚みたいに死に目に牧師や坊さん呼べばいいのかって形式で論じられることは皆無だよね(笑
暗黙の了解は何か?→言わんとしているのは「孤独死した人の生前に、何故社会適応していなかったのか(欧米ならさ”よきキリスト教徒なら教会に助けを求めていただろう”)、或は適応するべき社会が提案されていなかったのか」みたいな命題です。
↑
難しく遠まわしに言ってるけどさww、
メディアが煽ってるのは「家族はどうした」って恫喝に他ならない
(現在セクハラと認定されてる「あなたいつ結婚するの?」ネタと同列です。)
家族”家幻想”をコアとする『共同幻想』が壊れていませんか?とメディアが煽っているワケだが
(とっくのトンマに壊れてんだけどさ、昭和の賢人からして警告してただろーが”核家族問題”←で最近”核家族は問題ですよ、大家族主義に戻りましょう”なんてメディア言ってるか?いけしゃーしゃーと嘘ついてんじゃネーゾ、コラ)
↑
単なる視聴率目的の不安の煽り(ホラー・パニックエンタメ)
意味など全く無い話です(”そんなつもり”の騒ぎ)。
”家幻想”は高寿命社会によって物理的に(そのシナリオ構成が)維持できず壊れてますから。
<オマケ>
■「オカルトゾーン」の話をするつもりは無いが、
『宗教』の論理構造を精神分析するとさ(先日の「怒りのボルテージ」論参照)、
『自意識』を魂に見立てて”帰属の付け替え””上部構造への移動”を示唆することで、不安や恐怖を『変換』しちゃおうって手法だよね(これをカタルシス論的に救済とか呼んでさ)。
個人的意見だけれど、
「死のエンタメ性」ってのはさ(自らの生命含む)現世資産の喪失不安だよね。
(端的に言えば”全てを奪われるのではなかろうか感”)
これに対して、小学生なんかがよく言ってるじゃないですか
「お前寝てる時にも金庫抱いて寝てんのか?」って奴です、
睡眠って件に関しては「ほぼほぼ意識喪失状態」な体験であり、
(逆説的に、根拠不鮮明な死の不安煽りと、不眠症の関連性なんての研究価値あるかもよん)
『夢』という”昼の名残”の紙芝居見ているのも”続いてるよ”感で安心させているとも言える。
といってもさ、ほとんど覚醒状態で寝てる人もいないだろうし、
少なくとも人生総時間の約3分の1は「ほぼほぼ意識喪失」してんですぜ?
”失うも何も『自意識』がそれらを所有しているのか?”と聞かれれば、
「『自意識』ってさ意識(そのつもり)だからねww」
物理学の出番でしょう
「物理学的には”時間など無い”」
日経サイエンス 時間は実在するか?
C. カレンダー(カリフォルニア大学サンディエゴ校)
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1009/201009_040.html
(俺に物理がわかるワケが無いのだが、どうやら”瞬間と瞬間のすき間”みたいなのは立証されているようで、「デジタル・レイヤー論(パラパラ漫画の事)」みたいなんはそこが発案かな。)
少なくとも死の概念は「生きてるものがガタガタ煽り騒いでる話」なんだろう、
概念であり実態の存在しない”仲間意識(そのつもり)”と大きな違いは無い。
(死の概念すら”生者の幻想”なんだから「ノストラダムスが怖い」みたいなもんですよ。)
失うのではないか?という恐怖(そのつもり)は現実なのだとしても、
失った事を確認する術は無いのだから心配いりません。
「知った事では無い(唯幻論的意味の《その後の話など”どうでもいい”》)」のだから
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タグ:『共同幻想』
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