2019年11月25日

「強迫心理」と時制のズレ(保守傾向)


リクエスト記事にその関連をちょっと書きましたけど、
「強迫心理」に『自意識』抑圧されている状況において、妙に時代錯誤な現実認知がある点についての解説です。
なんだろう「心理的保守傾向」とでも命名すればいいのかしら。
(「心因性」とか書くとイメージ大袈裟にもなるから”心理的”のがいんじゃないかと)

あれこれ思いを馳せてみると、、
女子特有の「結婚願望」あれこれだとか、
男子固有の「マチズモ(男性誇示)」であるとか、
この辺も関係してんじゃネーかな

■原則論として「強迫心理」の形成が子供時代であるのは事実で、
長い目で見れば思春期『反抗期』の不完全燃焼によりそれが残留するから、それ以降特に「大人の『自意識』との間で強い対立構造にも至る(ストレスが強くなる)」プロセスとかも考えれば明白なことであり、

鬱傾向の知見的に、なんでしょう漠然と皆さんもイメージあると思うんだが、
「生真面目な人」って傾向がよく観察されるよね。
生真面目って何だろうと考えた時にもさ、
保守的傾向と言えないかい?
(所謂自由主義的というか改革派的な野心が見受けられないってことから、『抑圧』が主たる要因と考えるのがまずとっかかりになると思うが、大人特有の打算的というか”いい加減さ”が無く真面目だって事になると、頑固な年寄りにも似た傾向とも言えるよね。)

正確な対立言語では無いと思うけれど
「生真面目な人」VS「現代っ子」
当らずも遠からずと思うんだよ。

●そんな周辺のからみはともあれ、子供時代の自我をベースとする「強迫心理」の所謂”現実認知するための用例分類(あーいうものだろうとかこういうものかのひな形)”
人物像としてのロールモデル(理想像イメージ)の着想にしてもそれ子供時代の話でしょ。

ここは”ある意味”だけれど、
急峻に時代が変遷している現代『共同幻想』崩壊時代だからこそ、
二次的テーマが浮上しているんだと思うのさ。

心理学的には、子供時代の自我(当時の『共同幻想』適応や強制と反動形成など)
子供時代の『共同幻想』特有のエスカレーション(権威の主体、大人や特に親等を偉大だとか凄いとか怖いとか思ってしまう現象)←エディプスコンプレックスそのものだけれど、
それがエディプス感満載なのは、子供だからなんだよね。
 ↓
そして、それが思春期『反抗期』時に”越えられない壁”みたいになってしまった時、
大人化していく『自意識』を相対的に子供時代のそれより『抑圧』する、口語調に言えば敵対勢力のような存在となる。

この場合よく見られる「自虐史観」とも重なると思わない?

自我内で起きている闘争を脚色してみるとさ、
怖い顔した旧世代の権威が「お前なんか大人を名乗る資格ないだろ」「かくかくしかじかができなければ大人の悦楽楽しむ資格なんかお前には無いぞ」←あたかも無意識下にこんな余計な事を言う年寄りがいて、思春期に大人化を目論んだ『自意識』を『抑圧』幽閉してしまう。
 ↓
更にそれが(平成以降の時代の変遷速度凄く早いから)
●ひとりの自我内部で「世代間闘争」みたいな話に及んでしまうんだと。


●加えて『反抗期』の不完全燃焼とは?
「子供時代の『共同幻想』ナントカが(溺愛や反発や紛争や暴力など)非常に強い”快感代謝(エンタメ性)”を保有するため、思春期の性の目覚めに起因する”大人の快感代謝”を上回り(ベタに言えば性行為より子供時代紛争のが快感代謝量が大きい)、自我の経済原則として『反抗期』による大返し(字共『共同幻想』全否定)に至らない状態」
 ↓
※そこに釣られて子供『共同幻想』がイメージしている(子供のイメージなので相当現実から乖離)時代背景や世界観が、あたかも新時代の世界観より優れており幸福且つ道徳的にも正しいなど美化する展開となっても驚かない。
(その時代の快感代謝の大元は「不快感『興奮』エンタメ」だったりするため、この世界観の投影は現在の自分を不快感と不安で煽り抑圧するので、『自意識』には何もいいことが無いのだが・・・)

<<<<まさに「世代間闘争」そのまま>>>>


ほんとんど世相に変化の無かった江戸時代の天下泰平300年とかならいざ知らず、

なんか思いついた、
「そういうことか…」
戦後アプレゲール世代ってのは(団塊の前世代かな)、仮に「強迫心理」下にさらされていた場合、
「自分の自我内に”戦前派の強迫心理”と、抑圧され対立構造となる”戦後の自意識”が共存闘争していたことになる。」
(三島なんかも凄く戦後って世相そのものへの嫌悪感を示していたっけ、、大藪にもそういうとこあったよね)
当時の共産党が、右翼思想を「保守反動」(現象としては「反動保守」だと思うんだけれど)とか呼んでいたのもあながち外れではなかったのかしら。
というか当時の共産党の武力革命論なんてのも「反動形成」でしょって思うけどww


■現代で言えば、
「自我内に”昭和残滓の強迫心理”と、抑圧され対立構造となる”令和を望む自意識”が共存闘争していることになる。」
世代的には平成初期なんだろうけれど、平成初期って社会的にはまだまだ昭和だし。

すると「強迫心理」内部の心象風景は、
「まだまだ衰えたとはいえ、世の中『共同幻想』こそがその中核、一億総中流の”普通の人感覚”あってこそだよ君、プラザ合意なんのそのこれからはバブルの時代だよ。」←この時代だって事です。

だから、
●「強迫心理」が関係した質問なり相談において、
「現代は、ノマド、スローワーカー、自宅SOHO、晩婚非婚、ミニマリストに、おひとりさま、『単独者』も視野にチラッと入る『歩留り』選択者比較多数の時代ですよ」←この説明が全然響かネー理由なんでしょう。

何度統計DATAで動かぬ証拠を突きつけても、使用がNGの【知人の話】で反論を繰り返す
(文字が読めないのかと、、)
「私の周囲ではみーんな『共同幻想』で友達同士で仲良くしてます、『歩留り』選択が比較多数なんてあり得ないんです」
 ↓
疲労感とともに、、すんごくよく出るフレーズなんだよ
「いつの時代の話しとんの?」


それから何故か、『共同幻想』崩壊プロセスにおける、オンザレールな適応階層が”崩れ”として劣化している様の説明において(コイツらこそが普段から忌み嫌うイジメ事案などの主犯だろうに)、
不思議と『共同幻想』適応者を庇う反論が連発する件、
(「そんなことありません、すごく楽しそうで充実しているんです」という”知人の話”を、何度ヤメレと注意されても永劫回帰して続けようとする。)


確かに
「時代の変化を受け付けない高齢者と話している気持ちになることが多い」
(ま〜俺の同世代って事にもなるだけどさww 俺も立派な中高年だし)

ここはちょっと説明手法というか、
考えないといかんのかね。



<<<<今回のED>>>>

青江三奈さんと言えば、ブルースシリーズでお馴染み昭和歌謡の方ですが
(勿論その声で明らかなようにJAZZヴォーカル、ヘレン・メリルのオマージュです、、てかほとんどヘレン・メリルだろっ)

なんですか、この歌は!「日本○軍、重信○子ブルースなのかっ」
youtubeのタイトルはレコジャケと違うようなんですが、、
凄い歌です
青江三奈-ベイルートの女


いったいどこまで旅してんだよ、、




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