だいたい心理学ではこの線で考えている的な
(勿論児童心理専門の人にはもう少し詳細な見解あるかも知れないが)
※一部表現にアレなところあるので本記事はR18指定とします
●第一次(乳幼児期)
目もまだよく見えていない乳幼児もいるため、授乳などの母子関係などほんの数名が世界全体だと錯覚しており(冬眠する熊などの乳幼児期も同じではないかと思われ)、授乳時のやりとり(嫌がられしてみたり過剰に授乳を要求したり)関心を引くため(依存関係崩壊で死に直結する不安を抱えているのが理由)”面倒事を起こす”、夜泣きなどもここに含まれると考える専門家もいると思う。
(※フロイトは口唇・肛門サドマゾなど若干アレな表現で解説してたりする←ま、確かにこの時代の記憶は大人の性行動にも関連しているので、それをグロと言うのも言い過ぎで、実は”的を射ている”んだけれどね。)
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もう想像つく人おると思うけど
「母乳かミルクか」「おしめは何歳まで?」「交換頻度少ない高性能おしめの登場」「やたらとベビーカートとおんぶや抱っこの差異」←研究は難しいと思うけれど、これ幼児の”快感代謝”に多大な影響及ぼすだけでなく、この時期の”快感代謝”の一部は(ワイルドに近いってこともあるのだと思うが)成人の性衝動にも関係するから、関係性の証明が難しいことはあれども大きな差異が発生していると思う。
●第二次(ある意味潜伏期)
子供関係での友人の登場により、”家幻想”以外の世界を知る。
(性的成長は乳幼児期同様ストップしており←霊長類としては異例)
(乳幼児と違い、自分の生存に関わる衣食住への不安は”家幻想”の認識により沈静化)
”快感代謝”において、人類特有の生理的な異常な欲求がこの時に限り抑制されており(再び同様の状態となるのは生殖能力喪失後の老齢期←ここも考え方は複数あるようだが)、
抑制されているが故に、無意識的・生理的モチベーションが(強迫心理の逆と言うほど極端では無いが)抑制され、相対関係で『自意識』が浮上する。←それも快感代謝を動機形成する『自意識』では無いので、勉学や知識、単純な興味を惹くものや、子供同士の遊びなどが盛んとなる。
子供同士の遊びの位置づけが、場合によれば”家幻想”をないがしろにする場合もあるので(両親などの権威者に遊び時間を巡って反抗するなど)、生理的欲求潜伏期故の反抗期という見方がある。
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研究者によってはこの時期を反抗期と認めない見解もあり得ると思う。
※重要なポイントとして「(相対的に)強い知的欲求」などがあるため、アメとムチでは無いが「強い体験とその対処」というくくりから『共同幻想』が一気に導入される。
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【構造】としては主として”家幻想”を上部構造(道徳系)とし、子供社会をその対象とする下部構造(世俗常識系)に持つ『共同幻想』となる。←勿論導入時に”関係悪化”に起因する反動化(わかりやすくいえば不良化)したものが導入される場合もあるが”根っこは同じ”です。
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●その証拠にこの時期の子供は親から教わった(権威主義を背景とするため)『共同幻想』を偉そうにというか、その概念を発言する時に”上から目線”になる。
「そんな事したらダメなんだからね!お父さんが言ってたもん」
「それは法律に書いてあるんですかっ!」
「だーめなんだっダメなんだっ○○○○に言いつけよっ」
(※水戸黄門じゃないが「この印籠が目に入らぬか」的に、権威を振りかざす形となっており。『共同幻想』と権威主義の関係性がよくわかる。)
もちろん「この時期を発端とする「強迫心理」あり得ます」←但しこの見解には『退行化』の論議も必要になると思う。
(幼児期の『共同幻想』は幼児そのものが無知でるため、かなり広範に彼らの『共同幻想』の実態は”家幻想”であって、社会に共有される合理性か?と聞かれれば怪しいですからね。稀にその『共同幻想』の合理性が社会に通用するrベルの個体もおり、それを称して「お利口さん」などと呼ぶ。反動化した場合の呼称はそのまんま「不良」)
●第三次(思春期)
生殖能力の獲得と、性的快感(確実な私利私欲)そして性ホルモン関係由来の”成人”としての完全な膨大な欲求の発現(無限大リビドーのカオス完成)、
1)子供時代の”快感代謝”動機形成だけでは「確実に欲求不満」になる
2)個体だけでしか感じられない快感体験から”家幻想:子供規制”と対立
3)高度な知見を獲得するため、実家のレベルも大概だななど社会的評価も知ってしまう
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この辺がない交ぜとなり大爆発
子供時代の『共同幻想』は大人としての欲求を規制するものも多く”邪魔”でしかない
性的関心事項の情報共有は悪友との関係が重要になったり、
個人的に”半ば非合法に(成人指定のモノに手を出す:酒タバコ)”獲得など、
まあアウトサイダー(単独者)ってよりかはアウトロー的な「仮想単独者状態」となり、
反抗の標的は全方位
■さて、現代社会では思春期『反抗期』がそれほど極端では無いとも言われるが
その根拠をいくつか挙げてみる
・先進国化=かなり大規模な消極的育児放棄(教育機関の過剰利用)=家幻想圧力低下
・潜伏期からして相当規模の成人向け情報の取得
・実際に発育向上から性的欲求発現の低年齢化(上記と被る)
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などなど「潜伏期と思春期のボーダーラインにクレーゾーンが発生するというか、両時期がクロースする局面も増幅していると思われる」ためです。
(ある意味、潜伏期子供時代から成人顔負けな性的快感代謝欲求を発現する個体も少なくない→実際小学生向け雑誌において、大人向け同様の読者モデルが登場したり云々)
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ある意味それは「最初っから「子供社会では歩留り率低下」しており(オンザレールなコテコテ『共同幻想』一般人の減少)、この時から『歩留り』選択層が拡大している」って事で、
『反抗期』でぶち壊すターゲットの『共同幻想』の壁が最初っから薄いって話。
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果たしてこれが歓迎するべき事なのかは、まだ不明。
(いろんな事が判明するのは”これから”でしょ)
<2へつづく>
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