(この評論家のフェミ的な発言には賛同できないとこあるんだけれど)
ズバリ言ってましたね
「誰かが平和で日常過ごしていますなんてニュースは無いのだ」とww
てかそりゃニュースにならないわな、
ほどんどのニュース、とりわけトップニュースは
「事故や殺人、災害など」ワイドショーなら「離婚に不倫」
↑
しかしこれは現実なのかって話ね
■似たような視点を私はTVドラマにつてい以前から思っていることありまして
過去含めて『刑事ドラマ』の多い事多い事、
みなさん事件が大好きで、毎週殺人事件があるんですよ〜
時代劇が隆盛だった時代にはもっと凄くて
『必殺仕事人』は、殺し屋が主役だし、
更に、その昔、殺陣の名人と言われた(若山富三郎先生ほどでは無いんですけどね)、『子連れ狼』(こちらも主人公は子連れの殺し屋)で有名な萬屋錦之介先生がおりました、
■そんな錦之介先生のヒット作に『破れ傘刀舟』ってのがあるんですよ
(確か本業は医師だっかな?)
毎週最後の決め台詞「てめえら人間じゃねぇ、叩っ切ってやる!」の号令で
殺す殺すww、大量殺戮が毎週行われるという作品
(昭和の高度経済成長『共同幻想』の構造的ストレスがいかばかりかと推し量れるってものです)
萬屋錦之介さん殺陣6
アルカイダも真っ青です
※ちなみに元祖『子連れ狼』は若山先生だったのです
流石勝新太郎(座頭市)の兄貴
若山富三郎 殺陣 子連れ狼 '72-74 / LONE WOLF AND CUB starring Tomisaburo Wakayama
(最後の方は007みたいになってますが、、)
よくできた子供です
幼児でも父ちゃんのため人殺しのお手伝いをしておりますっ!
なんてけなげなんだ
いやいや殺す殺す、TVのニュースや現代刑事ドラマなど可愛いものです
下卑た表現ですが、
「それだけ好き」って事(笑
(スリル、サスペンス、エログロ、悲劇、下卑たお笑い、政府の悪口)
↑
『共同幻想』適応人格ってのは構造的にストレス溜まるんだよ
■故に『歩留り』層が比較多数になって以降(若い世代ほど多くなる)
「TV観る人や新聞読む人」急速に減少中のようです
”大袈裟な表現”や、”殺人事件報道などにおける意味の分からないBGM”などへの違和感
(『歩留り』人格ってのは、隠れてプライベートな趣味性重視だったりするので、専門性の高い動画などを観ていたり、会社の同僚に内緒の習い事行ってたりゴソゴソやるのにも忙しいだろうし。)
●詳しく知らないけれど
欧米の刑事ドラマなんかだと『破れ傘刀舟』ほど大量殺人ってなかったと思うんだよね
(自主規制なのか規制機関があったのやら)
戦後のドラマには戦争ドラマ『コンバット』があったりしたけれど、有名な西部劇の『ローハイド』なんかだと確か撃ち合いシーンはほぼ無しの本当のカウボーイのロードムービー的ドラマだった筈。
ここいら辺保守派の強さがあったのかも、
ちなみに何でも自由に見える米国ポルノ映画も、日本と全く違いう角度ですが”実は強い演出上の規制があるのです”・
この辺米国の場合、表現の自由的に映画の場合はそんな規制も緩くなるとこがあって、
(ひょっとすると暴力表現は通常の映画の方がポルノ映画より自由な筈ですよ)
うっぷん晴らしじゃ無いですが映画にはトンデモがあります
バイオレンスと言えばサム・ペキンパー監督
中でも名作は『ワイルド・バンチ』
●殺しまくる盗賊団が主人公なので、仲間っても親しいワケでも無くヤマを踏むため(それぞれ目的も違う)なんだけれど、メキシコの将軍だったかにその仲間の一人をなぶりものにされ(当初は勝手にしろとうそぶいている)、
義理があるワケじゃないんだが、仲間を取り返しに生く、
一切打合せも無く、阿吽の呼吸で
「 Let's Go 」
「 why not 」
だけで、(決してかないっこない)軍隊相手に皆殺しを仕掛ける
(なんつーか”それぞれのアウトローとしてのプライドだけ”が動機)
The Wild Bunch (7/10) Movie CLIP - Let's Go (1969) HD
(言葉も交わさず戦闘態勢に入る様が秀逸)
仲間を殺されたことを号令に戦闘開始
(ペキンパーの映画と言えば、有名なスローモーション演出の他、必ず暴力にからめて女子供が登場します。←きっと女子供差別反対なんでしょう、流石ペキンパーには人権的視点がありますよww)
●演出上の重要なポイントは「(犯罪者になる前の彼らがかつてそうであっただろう)西部のカウボーイにとっての魂のような、腰のベルトに下げたコルト45SAAを主人公のパイクは一度も使わない。犯罪に使うのは軍用のショットガンと1911ガバメントだけ。」
確か最後に(現在保安官の犬となって後を追ってきた)元仲間が「死水取るように、そのコルト45SAAを手に取る」、ここが泣けるんだわ、
■勧善懲悪の『破れ傘刀舟』との違いは、
『破れ傘刀舟』は日常の『共同幻想』ストレスの解放が意図だけれど、
徹底的な悪人(アウトロー)が主人公の作品『ワイルド・バンチ』は、なんつーか『単独者』直前の(アウトサイダーでは無くアウトローな)友人関係ですら無い男達が(アウトローの意地だけで)『共同幻想』の象徴たる軍隊相手に皆殺しの戦い仕掛ける話。
(※なんつーかヘミングゥエイ的な青臭さの無い、ペキンパー流の『誰がために鐘は鳴る』みたいな作品だと思っている。)
ペキンパー作品で脚本とかやっているのがウォルター・ヒルで(弟子みたいな)
ウォルター・ヒルは後に監督やるようになってから(自分で脚本書いてたってこともあるんだろうけど)ペキンパー作品のオマージュが多いのね、
上記動画シーンは、ほぼ同じ構成でウォルター・ヒル監督『ダブル・ボーダー』で登場します
俺の記憶が確かなら、『ダブル・ボーダー』には(ペキンパーの)『ゲッタゥエイ』と同じ展開なとこもあったように思う。
(※残念ながらペキンパーを超える事は無理なんで、ちょっとアレだったりするけどね)
ウォルター・ヒル監督って言えば初期の頃の(以前紹介した)『ザ・ドライバー』(これも『ゲッタゥエイ』オマージュ作品)や、『ウォリアーズ』がお勧めです(特に『ウォリアーズ《The Warriors (1979) 》』はちょっと見かけないハードでワイルドな作品です)。
中学の頃これ観てちょっと衝撃だったんだよな
The Warriors (1979) - Full Intro 1080P HD HQ
ちょうど40年前の話かよ
(人生ってのは短け〜のなww)
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タグ:『共同幻想』
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