2019年08月14日

DV(domestic violence)論

「欧米社会と通称カサンドラなんとか」みたいな話かもしんない。
この辺の研究とか言いだしっぺってのが米国系臨床ナントカであるのは間違いないと思うのよ。
でー
そういう論議する時に忘れちゃいかのが、
欧米の場合(伝統宗教と戒律の関係もあって)、性倒錯の一種として夫が妻に暴力を振るう風物詩みたいな世界が(日本ではそうそう無いシチュエーション)ドーンと存在している。

DVなんてのも、日本の場合だとなんというか関係不全な状況の中で、ありもしない濡れ衣としか言いようのない(言いがかりや冤罪的な)不平不満の捌け口として暴力に至るみたいな想定あると思うけれど、欧米の場合(異論ある方多数だと思うけどさここはぶっちゃけた個人的論議だから)、「夫婦の性行為における(前段部分の過程において)心理的葛藤の中でどうしても暴力的な振る舞いとなる夫」←この心理状況抜きに欧米のDVは語れないとこるあるんだよ。

「なんか意味違ってちゃってんだよな」つーかさ、

●カサンドラがどうしたとかさ、メシアなんとかがどうしたって論議にしてもだ
(DVの王道とも言える)欧米モデルで考える方がわかりやすい。
筋読みとしての被害者サイドがズルズル心理的に振り回されていく理由も”関連”するワケだよ。
「性行為許諾の権利」がさ(まるめて言えば「性行為の承認欲求的私的既得権」感覚)、
現象として「不良グループにおける抜けられない・逃げ出せない集団心理」と相似する部分もある(この場合は承認欲求的な利害が鎖で繋がれてしまうような)。

極論するとさ、
「素で竹を割ったようなさっぱりした人格の場合(わかりやすく言えば極度に依存性の無い人格)」
何らかのトラブルあれば、とっとと関係を解消するので、
悪化した関係が継続的に続いてナンボの状況は構造的に発生しない。
「ゴメン、勘違いだった<終わり>」

相手がストーカー化した場合どうすんのって話出てくるでしょう
●確かにDV系の加害者は容易にストーカー化します
理由は簡単、
欧米の典型例で言えばさ、性行為の前段階において(承認欲求不満から←自分の性行為は許されているのか?受け入れれ歓迎されているのだろうか?不安から)暴力に至るのだから、加害者が被害者を性対象として(お前しかいない的に)熱望している事は疑いようが無く、
且つ同時に「性行為プライバシーの秘密の共有」=(彼らにとって)「恥ずべき自分の暴力性がバレちゃっちる相手」となるので、容易に他の人が相手でもいいとならない。

あたかもさ、詐欺グループが過去に詐欺被害にあっている”お得意様”のリストを重宝するように、
DV加害者にとってDV被害者の伴侶のタレントは高く評価されているため、
唐突な別れ話が持ち上がれば、暴発したりストーカー化する。
(加害者も被害者に依存しているからです。)

てことはさ、つ〜か、しかしだ、
論理的には「誰々は僕にとってかけがえの無いタレントなんだ」と認識される以前であれば?
問題が露見したその瞬間「お前一発退場」となる場合、
暴発やストーカーリスクも下がる筈なんだよね。

(少しも相手に依存させなければ。←ここに女性心理の弱点が被っているんだけどさ。→「愛され願望」的な『被(こうむる)』スタンスはDV男を呼び寄せるからね。)


■人間ってものの性(情)の深さっていうのかな、
俺は阪神淡路大震災のある被害者のインタビューに衝撃を受けたことがある。
どんな話だったのかと言うと、
ご主人失くされた老婆がしみじみ語っていたのだけれど、
「飲んだら暴力振るう夫やったけれど、亡くなぅたら寂しい」いって泣いてはるのです。

男女の関係なんて論理で割り切れないものがあるのも事実。
(そこはどす黒い欲求のぶつかり合う世界でもあるのだから)
こういうたとえはおかしいと思うんだけどさ、
戦場で敵同士殺し合いやっていたってのに、
戦後ライバルとして当時敵性国家同士の軍人達が互いの健闘を讃えるなんてことも珍しく無い。
(外形的事実のエキセントリックさに目が向いていると事の本質に迫れない「ポイントはそこでは無い」から)


<<<問題の性質を考えれば考えるほど>>>
この話ってのはさ(外形的事実のエキセントリックさの裏に隠れている)、
「当事者心理はその場面に何を欲求していたのか?」
「どんな欲求代謝がそこに関与していたのか?(潜在意識含めて)」
囂々と渦巻く欲求の”動機形成の実態”の分析抜きに根本的な問題解決は無いのだと思う。
分析抜きにして「何が起きたのか」全体像をを語れないだろうってこと。

(間違っても”いい悪い論”持ち込んで解決するような性質の話では無いだろう。)





<<<<今回のED>>>>

イーストウッドの映画『許されざる者(Unforgiven)』から
(この映画の筋立ても、”売春宿でカウボーイが男性器を短小と言われたと《勘違いだったかな?》激怒し売春婦の顔を切りつけた事件を端に、仲間の売春婦たちが《懸賞金をかけ》老いた殺し屋を雇うというストーリー。仲間を殺されただけで無くその遺体を侮辱され、ブチ切れしたイーストウッドが「そうさ俺は女子供容赦なく殺す男だ」《売春婦がどうなろうと事件じゃない復讐はご法度だと仲間を殺した》自警団を撃ちまくる。)

その最後の銃撃シーンと



「聞いてるか調子こいて撃ってくる奴は妻も子供も皆殺しだ」
「友達の死体はきちんと埋葬しろ、そして売春婦達に暴力を振るうな。おかしなことした奴がいるなら再び俺はやってくる、クソ野郎どもその時は皆殺しだ。」と《星条旗を背に》去っていく。




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