2019年07月05日

(みうらじゅん氏)”ゆるキャラ文化”が無ければ『人間椅子』の今も無かったかも


みうらじゅん、筋肉少女帯の大槻ケンジ君繋がりあっての『人間椅子』であるように思えるし、加えてアホアホアニメの「監獄学園」主題歌を”オーケン”が造ったからこその(突如海外からのアクセス増でドーンと影響力を獲得した)『人間椅子』でもあったでしょう。
更にその背景に『BABYMETAL』の存在があり、楽曲提供として日本のアングラパンク界がそこに存在した(現在欧米の『BAND MAID』活躍も『BABYMETAL』の開拓無しに考え難い)、


「日本には面白いバンドがある」


■ここに結実する過程に、無数のサブカルが関係していて、
中心人物のひとりであるみうらじゅん氏が(元からサブカル世界では有力者として知られていたけれど)、発信力を大きく拡大させたのは「ゆるキャラ」なる概念の発明に尽きる。
(一時期大きく表現者として活動した”フナッシー”も勿論みうらじゅん氏あってこそ)

ここで言う”影響力”ってのは「それ以前とそれ以降で自我の考え方を変化させる概念」なりの力量って話になると思うんだけれど(中世とかで大袈裟に言えば啓蒙みたいな)、

見出される「オリジナリティー(立場変えればアイデェンティティーか)」
これは決して偏差値評価に乗っかることは無い。
●言語そのままだけれども、
オリジナル=個性なんだから、同列に評価可能な母数は無い(オンリーワンだから)

故に、この辺の「ナントカ論」を語る時に、
やれ技術的にどうこうだとか、コード進行があれこれだから、これだけ努力していただの、下済み時代がどうしたこうしたなどは無粋というか「全く無関係」なんだよね。
結局「これ面白いじゃん」とアホみたいに続けてきた。←ここに尽きる、
更に、
その存在は関連し連鎖する”偶然”の中で起きるのであって、
(実力うんうんの論議は最初から馴染まないのだよ)

逆に言えば、影響力の発現があるから「現象が観測できる」だけの話で、
仮に『人間椅子』が現在もマイナーなまま活動続けていても(彼らもなんとも思わないだろうし)、ファンも何とも思わない(それで何かが変わるワケでも無いから)。


<<<<ある意味、その影響力なる事象の背景は、>>>>
「何か面白いものを探していた欧米文化の渇望状況」に他ならない。
「日本には面白いバンドがある」←これはその答えのひとつだった。
そして、「面白いと思うから続けていた人達もいた」ってことでさ、
繋がった事で、影響力の観測ができるワケだが、
それ自体に意味なんかなんにも無いのですよ。

●勿論インセンティブっての、そこはミュージシャン達だからライブの機会が増えれば「インセンティブ論的に(面白くなってきたぜと)」俄然やる気にもなって、ガンガン行く状況を(以前からのファンも)見る機会が増えることになり、個別にも悪い話じゃない。
(そこは”後日談”って感じになるけどね。彼らにはそれ以前からオリジナリティーがあったのだから、)


心理学的に人類ヒト科の特徴でもあり最大の弱点でもある
「退屈したら死ぬ病」
そこを面白く代謝できる文化芸術ってのは”宝”なんですよ。
(だからこそ各国政府も貢献者に勲章渡したりするんだろうけども)
ここは保守派が「伝統芸術保持のため補助金含めて存続に奔走する様」同じ事です。

文学作品なんてのは、時に人の人生を変える力さえ持つ

フロイト心理学は学問だけれど、様々な人文系から経済学にまで影響を与え、
(ここもフロイト心理学スゲーってより、人類ヒト科に「心理ってなんだこれ」なる囂々とした知的欲求があったってことでしょうよ。)
「退屈したら死ぬ病とは何か」みたいなお題を提起した

最近の若い人ご存じないかもだけれど、
産業革命から高度経済成長時の『共同幻想』社会では、有害図書的にさ(笑、文化芸術の一部を禁止したり(特に共産圏ではそれを権力が管理・監視・指導した)、権力によって公開のハンドルを握った訳です。
日本のAVが今だに公式的にモザイクのボカシかかってんのは”その残滓”です。
飲酒の許可から性行為の手配から、原始宗教の戒律他、権威・権力側の既得権(インセンティブ裁量権)が、社会をハンドリングしていた。
 ↑
そのお題目に(ドラッグ規制なんを例示して)「快感代謝をダイレクトに需要側がゲットできるようになれば(権力が差配する)インセンティブが効かなくなる(アメとムチで社会を操作できなくなる)」→労働者が働かなくなる。←こんな話を真面目にやってたからねww
 ↑
◎この辺の保守派の論拠は、なんつーか現代社会では「個別の快感代謝を一定程度完結する方が”賢者モード”続くからいいことじゃん」みたいな方向に(論破され)、社会的にも後者理解に転じつつある。



■インターネット世界の始まりってのは、
その本質において一番デカいのが「圧倒的な表現の自由」ですよ。
独立した各人『自意識』が自由に直接、
「(中間プロセス吹っ飛ばして脳がダイレクトに)面白いことを探す」
そこに、偶然「俺はこれが面白いと思う」と続けてきた個人もいて、
ネット社会には計測不能で膨大なコンテンツが溢れるに至った。

この意味はそのスケールそのままに”ドデカイ”んだと思う。
※それほど重要なことでは無いと思うけどさ、ネットの世界には「考察動画」ってのが山ほどあるよね。これって民間評論家が爆誕したってことで(民間政治評論や民間映画評論なんかも多いからねぇ)、
■人が”権威性認知の束縛”から完全に離れ、
「それ面白いのか?(聞くに足る内容があるのか)」一本でその考察を瀬踏みする。←この現象ってさ人類史においてトンデモない転換点だと思う。

(※欧米youtuberの間で精神壊れるみたいな現象も起きているんだが、これって「『共同幻想』崩れの反響にのまれて勘違いする」みたいなことじゃネーかなと思う。←個人的にはその精神崩壊にSNSが大きな原因となっている気がするから。→youtuberの作る”あざとい面白動画”にはなんつっても”オリジナリティー”が無いからね。→彼らのヘンテコyoutuber作品ってのは「バイトテロ動画」みたいなもんさ。)



<<<<今回のED>>>>

多数紹介しちゃっているので今更『人間椅子』そのままもアレでしょう
とんまつりJAPAN(2000年制作)/作詞:みうらじゅん 作曲:人間椅子

えーまさに古式ゆかしきローカル確信犯的『共同幻想』世界と、
『単独者』みうらじゅん氏のなんつーの「そこにサブカルの原点を見た」的なんとやらww



そして(いつ削除されるかわからない動画だけど)その始まりでもある
3人体制への復帰を模索し始めた『BABYMETAL』ロンドンでのライブ
(英国のメタルシーンはライブも命懸けですww)
[MOSHVID] Babymetal LIVE at O2 Academy Brixton, London HIGHLIGHTS

(海外でこれだけウケるバンドは他に無い。METAL・ハードロック系の客筋ってのもあるだろうけど、BABYMETALが触媒となり「リビドー全開放」する様は壮観でもある。)




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posted by kagewari at 18:12 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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