今季アニメに『約束のネバーランド』という秀作があったのですが、
アニメ化も大成功で、演出も大変優れていました
(進撃もそうですが近年の漫画界の才能はちょっと凄いですよ。大谷世代じゃないけれどここのとこと飛びぬけた才能連発で出てきています。)
『約束のネバーランド』の特徴に”ちりばめられた伏線とダイナミックで巧みな回収”というポイントがあるのですが、
そうです”海外の反応動画”を片っ端から確認してみたところ、
あからさまに”伏線ですよ〜”と明示されている事項にも全く気が付かず、(ウケ狙いもあっての)「エーッ!!っと大袈裟に驚く」海外リアクターの多さに
「オマエラな、、、」とイラッとする事も多数だったと、
●流石に
「なんでこんな事もわからないんだ、バカなの氏○の?」な感想はギリギリ我慢して観てましたけどwww、いくらなんでもアレだろうよと。
(映画の歴史から日本人に比べて欧米人は字幕動画の視聴に慣れていないって話は聞きます。→吹き替えが出るまでリアクション動画挙げないyoutuberもいる。)
それでもさ、
中には(本来の力量的にはもっと理解力のあるリアクターなのに)演出上の何にまんまとはまり過ぎて、作中前半で(実は後からどんでん返しで決して悪役だけではないんだよとなるところを)特定キャラクターを罵倒し過ぎて、後半の演出で(前半に飛ばし過ぎたことが恥ずかしくなり)しゅーんとなってしまったりだね、、、。
■あえて言いましょうそこには”言語学的な脳の論理構造の違い”が関係しているのではないか?
これ某動画で解説されてた話のパクリなんだけども(笑
「何々君が、こうして、あーしたが、こうだった」←言葉の順番をいろいろ入れ替えても意味が変わらないのは日本語だけで、
故に、日本語のコントやギャグには「実はこうでした〜」と最後に意味を逆転させるなどの”落とし”が可能です。
しかし主として欧米系の言語体系では、冒頭に明確に「主語と述語が明示」され、ダラダラ長く文章を繋げる事は可能ですが、それは全て「前段に明示された”何々が何々だ”を補足修飾する文章に限られる」のであって、彼らの世界には「実はこうでした〜チャンチャン」的な展開はついていけない部分もあるようなんですね(自我システム的に)。
見方変えると、それでも伏線と回収にバッチリついてくる海外リアクターは相当に重層的な自我ロジックを持っているって事なんだろうけれど。
(※説明するまでも無く『共同幻想』適応による”汎用OSインストール”《洗脳とも言うけど》な自我にはこの辺苦手とするところで、)
込み入った事情の説明が、言語の意味は理解できても全体の構図がどうしても頭入ってこないとかさ、脳のスペックと関係無いとこで(自我OSの構造差)ドデカイ個人差出る場面がありますよって、
(言うだけ無駄とか実際にあり得る)
そんな話でした。
※それから、話逸れるけど「この論理性と脳の理解やイメージ」ってくくりはさ、文学じゃ無くて漫画だからこそ到達できる世界がきっとあるんだろうって思ったのでした。
■それから巷では令和がすっかり好感されているDATA出てきてますね
まー不勉強な海外やら、勘違いした左巻きの人から「命令の令ですか」と、100人が100人予想したバカ丸出しの批判も出ていますが、
これある意味「バカ発見器」として実に効果的でした。
(洒落のわかる安倍ちゃんの事だから狙っていたんじゃないですか?)
何より一番驚いたのが、令和で支持率がドーンと上昇した事です。
ここ実に日本らしいというか、
司司(つかさつかさ)に一区切りと再評価のフィルターかかるんですよ。
国民は、ひとつの区切りをきっかけによく考えた結果「安倍政権支持」を再確認したって事でしょう(冷静に考えたら安倍政権の政策すっごいリベラル主義だし)。
→それが抽象的に「令和でよかった」の認識となり(令和の評価と連動している)、
そこ読めずにアホみたいな批判した一部が醜態晒したと(笑
前段の「漫画エンタメ」がここで再び被るんですが、
自衛隊戦記ものを書いてきたかわぐちかいじ氏の『空母いぶき』実写映画が5月封切りです
映画『空母いぶき』予告編
(数年前の『ゴジラ』を引き継ぎ、役者的にも「MOZU」繋がりの西島秀俊氏が今度は主演だと、憲法改正に関心の薄い女性層のSEXシンボルである西島氏の起用の意味は大きいと思うんですよ《首相の佐藤浩市も》。映画が当れば日本のハウスワイフのお供ワイドショーも黙っていないでしょう。)
「令和元年、日本は憲法改正の道を踏み出した」
首相の脳内にはそんなイメージあったかなかったか知りませんがww
キャッチだと思いますよ。
<<<<今回のED>>>>
ちなみに『約束のネバーランド』
すっごいネタバレなので未視聴の方は再生しないでいただきたいのですが
この人プロの批評なのかな(随分きれいに編集されているんだけど)
英語ですがそれこそすっごくobviously《明解》な解説まとめ動画
How to Write a Great Anime Villain - The Promised Neverland
上記動画でも背景流れていますが、
OSTからイザベラのララバイ
(曲だけで感動できるとか凄い、、これだけで”ただものではない”ことがわかるという。海外リアクター達も「ダメだこの音楽かかるともう」な声が多数・無数。)
Isabella’s Lullaby
Isabella’s Lullaby v2
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