何故か(笑、日本のマスメディアでは大きく報道されないペンス副大統領の歴史的演説がこちら
(※日本で積極的に報道されない理由は、記者クラブ単位だったように記憶してますが、中国共産党と日本のメディアは報道規制に関する協定を結んでいるためです。←確かけっこう有名な話だった筈)
アンチトランプのNYタイムズですら「新冷戦の幕開け」と報じたこの演説、
米国評論家のルトワック氏などの情報も加えて考えると、
「これはトランプ政権だけの見解では無く、米国安全保障・各経済界(IT業界も含む)・学術界・政府官僚組織・民主党も含む議会全体のコンセンサスができた上での発表であることが最も重要」という話しで、
つまり
「トランプ大統領から仮に政権交代があったとしてもこの方針は変わらない」
”米国総意”の対中宣言です。
(ちなみにこの演説が行われたシンクタンク:ハドソン研究所のM・ピルズベリー氏が、確か昔は”パンダハガー”とも呼ばれる親中派だった筈で、この同氏が「俺は間違っていた」と反中に転じた論文を発表しており、ペンス演説の内容ははこの論文に依拠している。)
豪州に至っては「中国のサイレントインベージョン」という論文が発表されており、
(著者のクライブ・ハミルトン教授により、中国の買収により元首相のほぼ全ての人物が凋落されているという衝撃の本で、翻訳本も出る予定とのこと。←確かこの教授は米国議会の公聴会だったかでも証言していた筈。)
現在オーストラリアでは”中国のスパイ狩り”で大変な事にもなっている。
■M・ピルズベリー氏やハミルトン教授などにより警告された内容を受け
各方面から「これ確かにそうだね」のコンセンサスが形成されたというもので、
米国はそれを副大統領が宣言した。
動画を観ると、ペンス副大統領は慎重に言葉を選んでいて、
「これは中国全体を敵対視するものでは無いし(構成なコンペティションは歓迎なんだと)、相互に経済発展する事を米国は望んでおり、この方針は変わらない。中国の標榜する”一つの中国(台湾独立を認めない)”への支持も変化は無い(しかし台湾へのサポートはバッチリやるけどね)」
↑
だいたいこんな風にまとめられている。
所謂、悪どい政財界への浸透工作や、企業への産業スパイを繰り広げているのは「中国共産党」であり、今回の事実上の「冷戦の宣戦布告」は「現在の中国共産党だけをターゲットにしたものである」と線を引いている。
この部分も
「米国は中国の体制変化を求めているのでは無く(別に共産党が政権担っていてもいいよ)、共産党自らが民主化を主導する政党へ”政策転換すること”を望むものだ」と言ってる。
●そう言われても(笑、ぶっちゃけ共産党独裁続く限りこの米国の対中方針は変わらないぜって意味なので、言われた中国共産党サイドにとっては「俺らに死ねってか?」と聞こえているも事実。
■■■つまり、トンデモ級の「対中冷戦開戦の戦線布告演説」です。■■■
この演説の少し後に、米国株がけっこうな幅で暴落しましたが、
ひょっとしてですが「仕掛けたの中国じゃね?」と思いましたよww
株価なので根拠は勿論ありませんが、機関投資家の動きがインサイダー情報のように事前に漏れれば”便乗”する組が続きますからね、株価は数字が端的に乱高下させすれば”上がっても下がっても”大儲けできますから。
(中国上海総合指数も絶賛暴落中ですが←慌てて介入始めてますね)
そんな事やっていると、余計に米国怒るだけなんですが、
日本の対中強硬派評論家の某氏が面白いこと言っていました。
「今の中国には、アホだとわかっても米国に対して強硬に反発する以外の”選択肢が無い”」
(米国の要求を飲めば、共産党一党独裁の崩壊に繋がるワケで、妥協する選択肢がもう既に存在していないだろうと。)
↑
この辺の意味から「第二次大戦前に日本に突き付けたハルノートに似ている」って見解の方もいるようです。
面白いことなってますが、
どうなるんでしょうね?(笑
最近沖縄で一球だけ往年の剛速球を見せた釣り人オザーさんもですね、
口を酸っぱく言ってたのにね(現在の中国首相の李克強は小沢氏で書生やってたぐらいですから小沢氏が半端無いコネってか「お前こうだろ」ぐらい言えるスタンスにいるのは”事実”)、
「お前ら、とっとと民主化するべきだと(日本の戦後55年体制を踏まえれば滅多な事で政権交代は”起きない”)」
案の定ヤバいことになってきた。
(釣り人オザーさんが中国と怪しげな関係にあるのは事実でしょうが、多分この人は「それの何が悪い」ぐらいの考えでいると思われね。俺は関係が怪しかろうと政治家が裏で利権手にしようと興味が無いのです”その関係性は政治的に対等か?”←ポイントはここでしょう。)
そりゃあれです、
中学生が考えたって、今の中国共産党目指す「シビュラシステム運用によるディストピア社会」みたいな事が(アニメ「サイコパス」かよって)、マジものになれば洒落にならないワケで、
●ペンスが「ジョージオーウェル(小説『1984年』においてディストピア社会を描いた)」引き合いに出したのはココね
「お前ら洒落にならないから」と、
この動きがどのような流動性の中で拡大していくのかわかりませんが、
少なくとも、
米国は全力でこの宣言を「国際的なコンセンサス」にしようとするでしょう。
(OECD全ての国の総意だぐらいの話に”包囲網化”を狙う)
まだ始まったばかりですから、目に見えた動きになっていませんが、
今後10年25年を見据えた世界ドラマのメインシナリオとなっていくのは間違い無い。
と、思いますぜ。
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