と、思う。
何がって(国際政治において顕著に”見える”だけでこの話は世界全体に及んでいるのではないだろうか)、
知的優位性を頼みとする「話せばわかる」みたいな幻想の終焉である。
時に「お花畑」みたいな批判ありますが、
いえいえい、違うんです「そんなお花畑な世界を本気で夢見て焦がれていた」世界があったんです。
憲法9条守れな人達だって真性馬鹿じゃありません。
そこに惹かれるものがあったんですよ(それが一種の依存的夢想だとしても)。
●ある意味そんな夢物語のチャンピオンが”オバマ大統領”でした、
そして、笑う人いるかもですが日本においては鳩山首相だったんでしょうよ。
(左翼リベラルな人は本当に本気だったら鳩山・小沢コンビを意地でも守るべきだった。←それが国益としていいとか悪いとか別にして”彼らにとって”という意味で。)
↑
二人に共通するのは「口ばかりで無能」です。
てか、それは悪評では”無い”のだってところが重要。
本来インテリ階層が夢見たのは「その知性で、言葉で、状況をグリップする」ことなのであって(口ばかりも何もその口こそが力なんですから)、論理であるとか理性であるとか彼らが頼みにするその知性・知世なるものが「さっぱりクソの役にも立たなかった」という減滅により崩壊した。
ある意味そのお話の続きに位置していたヒラリーが(足掻けば足掻くほど)極悪人みたいな立ち位置に落とし込まれていくその時にこの(別の意味の崩壊)状況は見ていた。
日本においては、謎のシール○なるポンコツ左翼な若者が、ほとんどお笑いグループとして失笑される様に表れていたのだろうと。
(更に鳥越の評価大崩落により確かなものとなった。)
所謂米国のマスメディアが言うところの反知性主義なんてーなレッテルや、
暴君達による軍事力を背景にしたパワーポリティクスがどうこうみたいな分析こそが”トンチンカン”なのであって、
■トランプ大統領に代表される現実が語っているものは
(ニーチェあたりの絶望を吹き飛ばす)
●本質的な民主主主義とはなんぞやって事なんだと思います。
国民の代表であり、民意の代弁者なんですからね、
間違っても無知蒙昧な愚民を啓蒙する知的インテリゴッコな方々のスタイリッシュなお遊びでは無いんだと。
現代におけるこのパラダイムシフトがですよ、
高学歴化と高度情報化社会の果てにあるんだって事忘れちゃ困るんです。
「何がインテリ・ポリコレ階層だと、、。今日日四流大学だろうと、高卒だろうと、中卒だろうと、立派な大学云々で論じられている話は(誰でも)その気になればナンボでも調べられるのであって、今それを知らないのだとしても、忙しいからだっての。アウフヘーベンとか言うなww」みたいな。
トランプ大統領が演じている知性ってのは、忙しい現代リアリストの(スタイリッシュななんちゃてがクソほどに無駄なので)必要最低限だからこその”知的”関わりなんであって、
あるべき民主制のそれなんだろうと。
日本においても最強のインテリの王である、財務省事務次官が「暇だからウンコばっかりしてるんだよう〜、オッパイ触っていい?」を知った時。
学問の長足る文部省事務次官が連日非正規風俗店通いを貧困調査だとうそぶいた時、ガタガタと底が抜けたんであって、
「はーなるほど、これがインテリゲンチャのスタイリッシュな実像なんですね」とだね、
●巨大な米軍という軍事力と世界一の経済力を背景に、バリバリ国際交渉においてカードを切るべらんめい調でおおよそ上品と思えない政治家の想定超える決断と比べ(そら市井の民と同水準で基礎的知識においてアホアホなとこ多数ありますが)、彼を反知性主義と揶揄する事こそ哀れでしょう。
■日本のマスメディアの反安倍政権への背景には
誰も口にしませんが(憲法論議は置いておいて)「へ、まさか武蔵野の成蹊大学卒の首相だって」な一面は潜在意識に確実にあると思う。
(彼らからみたら安倍首相は「高卒とかわらんやん」なんでしょうよ)
そんなインテリ・ポリコレ階層なぞクソくらえだと。
(※地味〜に、早稲田進学した斎藤君と、高卒でプロ入りした田中君やダルや大谷君の関係にも時代性が現れていたのじゃないだろうか。→清宮君の時には大学進学の選択肢は論議にすらなっていなかった。←更にこの背景にはサッカーJリーグと学校のサッカー部にすら所属しない育成の姿も関係していると思う。)
■トランプ曰く
「死にたくないなら降参しろよ。しかも降参したら金持ちにしてやるぜ。この話に乗れないなんて判断があるとしたら(あんたは狂人以外の何者でもないので)躊躇なく殺す。そうならないように神に祈るよ。」
実にわかりやすく、合理的根拠を明示した知的関わりだと思いますぜ。
このゴリゴリした本音のリアリズムな時代こそ、
「『単独者』社会と、確信犯的『共同幻想』選択社会」の始まりなのだろうと思う。
日大のDLの某彼だって『単独者』でしょうに。
(絶賛崩壊中の側との対象性が実にわかりやすく露見した事件でもある。)
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