継続的読者の人はあえて説明を必要としていないのだろうけれど、
新規閲覧者の方にとっては「何のことですか」ともなり兼ねない頻繁に使用されるいくつかの用語を別カテゴリーでまとめておこうと考えたものです。
(重要項目なので予告なく編集される場合があります)
■なにやら『興奮』と書くと、喜ばしい状況が展開しているのか?などの想像されるかもしれませんが、そういう意味ではありません。
「ドーパミンなどに代表される脳内物質が分泌しているのか否か」の意味です。
脳にとっての快感代謝とは(”臓器としての脳”にはそのジェットコースターやバンジージャンプホラー映画がエンタメなのか本気で怖くて不快でしかないなどの判断はできないので)脳内興奮物質のいずれかが盛んに分泌され、関連する行動なりが企画実行されたのかが”全て”なワケです。
●胃腸が「食事そのものを美味かっただの不味かっただの判断しないのと同じ」ですよ。
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この流れを「欲求不満」というプロセスから見れば重要な事がわかります。
人間以外の哺乳類で考えた場合、
「欲求不満」というプロセスを最もわかりやすく観察できるのが「犬イヌ」でしょう。
ルーチンで求められっる散歩ができなかったら?
毎日ある筈の食事を連続で抜かれれたら?
下手したら、欲求不満により体調に異変をきたしたり、場合によれば飼い主に対して暴力的に暴れる事もあり得るでしょう。
そしてこの「欲求不満」のプロセスは、毎日の楽しい散歩でも過酷な北極海の犬ぞり業務であっても”解消”であるとか”完結”し(代謝)、
脳により充足感(欲求不満の消化)が確認されます。
事象に対峙する自我がそれを快であるとか不快であるとか直近の”感想評価”とそれは無縁・無関係なワケです。
(ここは人間が入浴や筋トレやランニングなどを課して実行した時に、その時には苦痛を伴う行為でも事後に「はーやったー完了〜、すっきりした〜」と事後的な感慨に移行するのと全く同じ。)
<語彙的には>
今回は専門用語的難解な意味はどこにもないので、
『快不快原則』:「快か不快など直接的な自我判断と無関係」に「臓器である脳が脳内興奮物質の状況などにより、欲求不満解消のプロセスが実行されているかの確認が優先される」在り様
『興奮』:そのままの意味(ドーパミンなどに代表される脳内興奮関連物質分泌の有無)
<詳しい解説は以下>
■心理学的にテーマとなるのは以下の2点
1点目は、言うまでも無く、不快『興奮』による快感代謝が習慣化してしまうことです。
2点目は、強迫性により自我の自由度阻害が行き過ぎ(『抑圧』)、欲求不満が固定化してしまう事。
1に代表されるのが『鬱』であるとか「自傷行為」や「反復継続的な対人関係悪化」などであり、
2に代表されるのが『鬱』に関連する「自律神経失調」や「思考停止系内向化」などとなる。
臓器である脳は、とにかく最優先である「興奮物質分泌による快感代謝実行」を”再現性の高い行為”の中から自我に実行要求しますから(脳が体験から再現を求めるケースの代表例は「”また”カレーライスが食べたい」だとか「何か甘いものが食べたい」「何か泣ける大悲劇のドラマが観たい」などなど)、
それが自我にとって「快の『興奮』だろうと、不快の『興奮』だろうと”関係無く”」、過去体験から再現性の高いものが得意分野として優先される。
それこそここが嗜好品に対する習慣性や中毒性の発端であり、
同時に空腹になったからといって日常性の中では(反動形成でも無い限り)「レアな食材の料理を真っ先に思いつくなどに至らない」理由です。
同時に、泥棒が同じ店舗事務所に繰り返し侵入したり、同じ手口の犯罪に依存する行動が見られたりする理由でもあり、そもそも人類ヒト科において「習慣化される生活上の様式」が成立する事情です。
つまり、メンタル問題を考える上で関連することは
■『鬱』だとか「関係障害」などに関わる”不快な『興奮』”であったとしても、再現性が高いのであれば、脳にとってそれは「真っ先に優先し、再現し、習慣化すべきと自我に命じる”得意分野の成功体験”用例」と脳の事情により分類されてしまうことです。
(不快で苦痛を伴うランニングの日課でも、怠けると罪悪感を感じたり、代償満足的なそれに類する言い訳になりそうな動機形成が発動される背景でもある。場合によれば反動形成化しエキセントリックな動機形成プロセスに至る場合すらある。)
世の中には『悪癖』って言葉ありますよね、
そこに集約されているとも言えます。
■”臓器である脳の事情”を覆す方法は
『自意識マター』(生命管理者権限adminモード)による直接のコマンド(実行命令)以外の方法はありません。
「かくかくしかじかである以上、俺はここをこうする」
上記のような自我の判断は、脳にとって上位概念(プライバシーレベル事項)となる(法治国家が新しい法律成立させるような)条文となり、概念的には無意識下の「強迫心理」ですらその下位概念となり拘束されます。
(プログラムにワケのわからないバグがあるとして、それが筋悪であればモジュールの定義をいちいちいじるより、プログラムフローの上位に「以下に続く実行命令モジュールは無効」という上位概念を噛ませて無効化してしまうのが早道だから。)
●さて、この条文化された『自意識マター』構文って何か?
分かりやすく言えば「絶対の美意識や信念」です。
などのように、
構造や論理的解釈は実に簡単で、中学生でもわかるような話なのですが、
これが実際「メンタル問題」渦中にある場合、簡単にはいかない。
簡単にはいかないどころが「難航してあたりまえ」、下手したら(防護構造をネタバレさせない限り)「できないのがあたりまえ」。
その理由は
「強迫心理」の元ネタは『共同幻想』であり、その強迫性原理は”道徳”的圧迫です。
自我において『共同幻想』が書き込まれる”領域”(フロイト的には”超自我”)は、adminプライバシーレベルを例外にすれば、日常性における最上位概念であり『自意識』に対しても拘束力を持ちます。
↓
『自意識』が最高管理者であるのは事実なんですが、
『自意識』と「慣習法的日常性の規約」はある意味相互補完の関係にあり、
日常性など(普通なら『自意識』マターの出番は無く)なんとわなしに任せ(無意識に)活動する状況では、「お呼びで無い」ってな具合に『自意識』は傍観者に過ぎず、
『共同幻想』規約により構成されたオートパイロット(無意識)運転となるわけです。
その理由は『自意識マター』活動は燃費的に脳のエネルギー消費も多いし(非効率とも言う)、日常生活のルーチン業務は(自転車乗りや自動車運転のような)”小脳でモジュール化した自動運動モード”じゃないと、反応速度からして遅れてしまうからです。
(ちなみに身近な人物から唐突に声を掛けられた時や、見知らぬ営業電話に出る時も自我のモードは「無意識オートパイロット」であり、『自意識』寝たままでも自我は活動できる。←ある意味振り込め詐欺なんてものが可能なのもこの仕組みによる。)
つまり、
権限者としては『自意識』が最高管理者であるのは事実なんですが、
仮に「強迫心理」が(今は小脳常識オートパイロットだからお前寝ていろと)『自意識』の出番を抑制してしまうと、
自我構造において下層概念の筈の「強迫心理(『共同幻想』)」が、『自意識』を間接的に投獄する形で占有できてしまいます。←無意識野が聖域化するように。
(だからメンタル問題の場合、『自意識』わかっていても抜け出せないなどの状況が起きる。)
●よりわかりやすい事例でたとえると
『共同幻想』適応社会で展開する現実は「脚本のある予定調和のドラマ」であり、自分の台詞も予め決まっているのに対し、プライバシーレベルの『自意識』マターが介入するってのは「アドリブ」に近いものなワケで、
(※自分の台詞を変えてくれって話は『共同幻想』権威上位者(監督や脚本家)の承諾を必要とするものなので、そこに無許可で『自意識』がアドリブで介入することは容易では無い。)
注}説明するまでも無く『単独者』の日常には台本は無く、台詞は全てアドリブ
て、 こ と は
●『快不快原則』により脳が『興奮』プロセスの台本を(得意とする芸人の技のように)再現し続ける構造に乗っかってしまうと、
それが『自意識』にとって受け入れがたい不快興奮である場合、
高い確率で、それはt当該自我に「メンタル問題」として認識(問題提起)されるって事です。
(且つ、容易に脱出できない構造下に置かれてしまう)
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2018年01月10日
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