重力は幻なのか? ホログラフィック理論が語る宇宙
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0602/gravity.html
この宇宙が二次元のホログラムであるという証拠が見つかる
http://amenama.on.arena.ne.jp/?p=2741
(翻訳が「オカルトニュース」ってところが笑えますが、ソースはサイエンス系のニュースです)
↓
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-01/uos-srs013017.php
読んでも文系の私にはさっぱりわからないのですが(笑
2chの賢い人のログなどささ〜っと読んでみると、この理論だと現実世界も巨大なブラックホールの境界に落ちているところで、ホログラムの元ネタとなる境界からは離れていくように見えるので(遠近法的に近づくものが大きく見えてくるってアレのことかな)あたかも宇宙が拡大しているように見えているだけだって話のようです。
物理の世界では「時間など存在しない派」もおりますから(しかも優勢)、
全ての情報は全てが(過去も未来も同時に)保存されているってところとも整合性がつく話になっているのかな?
(ド文系のたわごとなのでトンチンカンな事言っていたらすまん)
ここも2chのログで見たんだったかな?
「はは〜なるほどこれがニーチェの永劫回帰ですね」みたいな話もありつつの、
現実世界とはなんぞやってところに思いをはせないワケにはいきません。
「全てはシミュレーションなのか?」
ブログなどでこの辺解説している方などには「自由意思とは確率論の一部でそれが収斂する過程に過ぎない」みたいな全く文系の頭にはワケのわからない論説を書いている方もいらっしゃいまして、
さて、どう切り込むべきかと、、、
(だからVR世界の登場は大変な事になると俺は思っているのだが)
『共同幻想』世界が特に顕著なのだと思うけれど、
体感される現実ってものが「ガチョウの安心」程度の域を出ないというか、
ガチョウの安心なんて格言は存在しませんがww、
言うならば群体化時の”近すぎる社会不安”をとにかく沈静化するため、互いの言語が何言ってんだかわからなくてもガーガー言い合う事自体に意味がある的な(”本意”は相互に理解している)話です。
その狭隘な空間(そもそもこれが不安の発端)における「ガーガードラマ」をですね、
(自分では発言の意味が”なんとわなしにある”ので)あーだったな、こーだったんだと振り返りつつ自宅で晩酌しながら「十分に動機形成足りうる事象があったのだ」と感嘆もする。
↑
この「小空間が所以の観衆のいない室内劇を、大いに盛り上がったと感嘆しつつ、よく考えれば空間が狭かったんだよという落ち」ホログラフィ以前に幻想なのだし(笑、記録すべき情報があるとすれば「小空間の体積ぐらい」にも関わらず当該自我においては大スぺクタクルだったりする(主観的には間違いなく後者は真実なのだが)。
『唯幻論』そのままだけどさ、時間の存在すら怪しい”何”だったりする。
(そこに「永劫回帰の絶望を見た」とか、ジョークじゃないけどさ、)
わかりやすいから『共同幻想』のパターンで説明しましたが、
何も『単独者』には普遍的な実存があふれているみたいな事は全く無くてですね(笑
「パスカルの賭け」じゃないけども、前述の後段「当該自我においては大スぺクタクル」な部分を『単独者』は自己責任担保で確証できるだけで、動機形成の振る舞いにおいてこれといったダイナミズムがあるのでは無い(確かに自意識解放による自覚される欲求や選択の自由化は広がるけども『単独者』になると3食人類が6食人類に変貌するワケじゃあるまいし、シュールレアリズム的ナンセンス性ってのは「ガチョウの安心ガーガードラマ」に対する皮肉ってところでしょう)。
過去ログ記事に『空想論』みたいなの書いたと思うのだが、
心理学における原則論である「結果にも結果論にも全く意味は無く、実存しているのはそこに至る過程(プロセス)そのもの(それだけ)である」に通じる話なんですよ。
突き詰めれば突き詰めるほど「あたかも現実と(当事者には臨場感やら危機感一杯に)認識されている空間は極めて幻想の域を出ず(ホログラフィとしてもどうなのかいう体たらくで)、
明解に実存しているのが専らそこに至る思考なのだとしたら、推論や批評や論説や空想や企画などが”現実”を造り出しているのじゃないか?」というですね、、、
(※更にこれを補強すれば「脳内に認知される現実にはタイムラグがあり、厳密には全て過去である」つー部分も関与しつつだ、)
だからこそ
■「脳内設定のひとつである『強迫心理』というシナリオは」強い支配率を誇示できる
と言えるのだろうし、
『妄想』とは嘘偽りの無い”現実”だから性質が悪いのである。
前述の構造で言えば『強迫心理』には現実を造る力すらあるって話になります。
(ある意味確かに強迫心理の元ネタである元祖『共同幻想』の場合、現実を規定する枷のような共有認識により予め結論が予定されている世界は如実に存在しますから。)
こんな話をしていると、
「お花畑な思想信条の持ち主は永久に幸福になるのか」みたいな問いにもなるのかしら、
いえいえ。しかして、勿論ですが、上記のようにはなりません。
お花畑な設定からして既に強迫心理と機能は同等なのだから(それを幸福と思える力のことでは無くって予め幸福だという設定あるからお花畑足り得るのだし)、そもそも幸福の概念を理解できていないって話になります。
評論する幅がない=「幸福を『被(こうむる)』」って構造になってしまう(それじゃいかんだろう)。左翼平和活動が何故か”闘争”になっていまうという皮肉がこの辺をよく表している。
■さて、ホログラフィ論や心理学における実存するのはプロセス論、
自我における中の人の実存ってところに深く関係しているように思います。
実態として脳のどこにどういう仕組みで意識というものが構成されているのか現代でもよくわかっていません(脳の情報は基本電気信号による何々なのでナチュボーンAIなのか等々)。
少なくともわかっているのは「中の人」でお馴染みのように、脳内シミュレーション空間の住人であることです。
極論すれば「現実空間は思考される」のであり、
「この洋服デザインがとても好きなのだが、似合うかしら?」
何が何って事では無いのだけれど、『自意識マター』に投げかけられる問いというか自由ってのは、無数のシミュレーションの集約過程であるのは事実だろうし(消えた選択肢も消滅しただけで思考の瞬間は現実化している)、その現実には未来(着てみたら)が干渉していると同時に、過去とは(決定稿で選択マターではないため)自意識の選択キャリアの事では「あ る が」、
さて、どうだろう。
過去にも(その時刹那に現実化した他の選択肢は)幅はあったのであり、
つまりだよ?
心理学における「強迫心理」の解体や『抑圧』の解放ってのは、
過去に存在できなかった選択肢幅を回復することで(強迫シナリオを外せばあーも考えられたこうも考えたかもしれないをサルベージし)、それか限りなく過去の改編に近い”思考”なのだとしたら、
物理学で言うところの「時間など存在しない」って話もあながち無理筋でも無いのかなと思う。
それは常に同時に存在している(思考によりいつでも引き出しから刹那現実化も可能であり)、少なくとも「中の人、脳内シミュレーション空間の住人」の足場は、必ずしも今だけの時制では”無い”。
この空間を表す言葉に「人生」なんてのもあるけれど、この言葉には特定の時制が存在しておらず、
「今だから言うけどさ」なんて認識がこの世にあるように、
今現在が過去に干渉するとか日常茶飯事なワケで(笑
物理学に留まらず、現実論なんて話を考えると、
巷のしょうもないオカルトネタなど笑い話になるほどトンでも論に突入していくのは事実である。
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