代表的なところ挙げると
異論ある人いないと思いますが「米ロは似た者同士」です
同族嫌悪じゃないけれど、
元ネタとそてフランス革命(教会権力に対して市民の自由とはなんぞやを問う血みどろの暗黒時代)を発端に、米国はうまれているのだし、共産主義なんてのもフランス革命の延長ですよこれ(戦いはこれからだと言わんばかりに今度は資本家権力となんとやらでパート2みたいな)、
ともにデカい内戦をやっているし、建て前とは言え「権力者がその求心力をマチズモっぽく誇示できないとダメ(実力を問われる)」とか権威独裁国家にみられるような神格化は”無い”。
確かにソ連時代のロシアや特に代表的に知られる東ドイツの秘密警察国家のように、いやいや当時の東側を米国文明の兄弟扱いは無理筋だろうというご意見あると思いますが(てか東欧諸国はまたソ連邦の中で個性化していたのだと思う)、個人的にはアレな人だと思ってますが→社会学者的に著名な宮台誰それ氏もそこをソ連邦なりの理想は(あー見えても)確実にあったと説明してたり、
「アフガンでありシリアであり」両者が似たような軍事介入繰り広げているのも事実。
そして両者とも戦う事に躊躇しない(それぞれに理想を標榜した)国家です。
これに対し激烈な文明開化関連の内戦(旧権威の『共同幻想』としての崩壊と政教分離的関係性の再構築=国家としての反抗期プルーフ)”無しに”、世界の文明化の流れの中で仕様上は近代国家となっても旧権威の位置付けが政治権力の上位概念としてなんとなく残ってしまう諸国は(典型はトルコ以外の中東諸国かな)、前述二者と決定的に相性がよろしく無いのではなかろうかと思う訳です。
中国も内戦というより「王朝の交代的なアレ」だったし、
(朝鮮半島に関しては説明の必要無いでしょう)
帝国時代の日本を例外とする”欧米以外諸国”はおおよそその全てが何らかの植民地的時代を経験している。なかなか国際間の安全保障上プレーヤーとしての姿勢を公然と顕示するタイプでは無い(権力基盤も安定的とは言えない)。そこに象徴的な独立戦争みたいなものがあれば(キューバやベトナムのように)違ってくるのだと思うけれど、多かれ少なかれその傾向あると思う。
■逆説的に『共同幻想』論を考えれば、国家も個人における人格のようなものが脈々と形成・継続・或は反抗期を経て再構成などのルートを経ているのであり、
(※歴史そんな詳しいワケでは無いので、今回の着想はそっち関係専門の人が展開してくれるとより建設になると思います。)
タイプはバラバラだし相互にすっごく仲悪いとこあるのだが、
「日・米・英・露」この四者は(言語体系的にもバラバラなため米英以外は会談時通訳必要だったりもするのだが)組める相手だと定義できる。←今回の論議で言えばね、
(WW2のソ連の裏切りなどご意見ある方多数なのは承知の上の話です。)
奇しくもこの四者は相互に様々な角度ではあるけれど正面対決の戦争やらかした経験者でもあり、
揉めれば速攻戦争になるほど(自意識マターな安全保障プレーヤーというか)各人個性化している。
意見も違いまくりなのだが(個性化強すぎて例外国家なのかもだが”フランス”も素性として仲間分類だと思う→これまた通訳必要な国だわね)、「どうすんのよこれ」な時に身を乗り出すタイプだろうと。
※日本は戦後憲法があるため「従米式開店休業中」
※仏もEU抜けてとかあるかな〜、そうなるとEUはガチ独逸帝国になっちゃうんだが…。
↑
(人格タイプ別の)国連常任理事国適性みたいな話っスよ。
そして現代社会の国力構成は?
「中国の民主化をどうやってソフトランディングさせるのか(そもそもそんな事可能なのか)」
同時にそれは逆さまの問題として「中国共産党の王朝的独裁権力がそのままに軍事大国化した場合(主要諸国は)どうすんの」って話でもある。
更に言うと、この現象は内在的だとか自発的な側面では無く(それを契機としたが)「クローバリズムなる新たな植民地主義」により台頭した。
心理学的に言えば中国にとっても「自意識マターじゃ無い」ワケだ=(米帝イメージの模倣はできても)道筋がわかって進んでいるのでは”無い”。
論議としてこの話中東にもほぼそのまま当てはまっていると思うけれど、中東問題はエネルギー供給の世界的多様化で問題そのものの深刻性が後退しているため見た目ほど憂慮する問題に拡大しないと思う(将来的にはアフリカ・中東問題やEU圏国内問題のように収斂されるのではなかろうか)。
■なんとなく日米露が話せる関係となる流れが出てきているような気もするが、
サミット的にこの三者が(或は+英)定期的に会談する国債会議を設ければ(日本はオマケ的存在でも)、世界は損しないだろうと判断できる。
反対に「この三者の関係が分離される方向にある」とすれば、
背景に「逆張り勢力の動きがあるのだろう」って認識で正解でしょう(意識的無意識的に関わらず)。
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