逆転の発想、あれれ、発想の逆転でいんでしたよね。
(調べてみたら違う意味でどちらも正しい表現なんですね、、なんか適当に使ってきている言葉なので、個別に考えたこともありませんでしたよ。やれやれ言葉って難しいものです。)
えと、今回は「発想の逆転」の方の話です。
「逆もまた真なり」みたいな?
(あれれ、余計ワケわからなくなってきました、、。)
ままよで、話を進めましょう。
■沖縄基地問題にも(実現性に関しては無茶苦茶な話ですが)やろうと思えば一発で解決する方法があります。
『新・沖縄アトランティス大陸』なる人工島を造成し(九州沖無いか小笠原などどこかの島を基点に)土地所有権比率から景観まで限りなく現状の沖縄半島を再現し「全島民を移住」、同時に沖縄県民には無条件で公務員資格を付与し、希望する本土自治体いずれに”転属”することも可能とする。
●米軍基地を撤去するのでは無く、沖縄県民全員が(環境含めて現状とほぼ同条件で造成し沖縄ローカルのアイデェンティティも保障しつつ)移転すればよいのです。
過剰な便宜供与だなど反対意見が出てきたら「沖縄戦の保障」で突っぱねればよい。
いくらなんでも無理な話には違いありませんが、
何故そっちサイドの発想が無いのか不思議です(一部島民という規模でも可能な方法に思いますが)。実際の話、南シナ海をめぐる安全保障上の地政学的部分は(沖縄戦からしてそうだったのですし)米軍が撤退しても変化する事はありませんから、いずれにしても戦争に巻き込まれやすい立地に居住していることに変化はありません。そこを放置したままでは「沖縄と本土の不平等な関係」の根本は変化しないのではないかと思います。
(北海道で言えば「仮に日本が第二次世界大戦において千島列島の防衛に成功し多数の住民が暮らしているが、ロシア軍が常に目と鼻の先で、且つロシアの戦術核原潜防衛含め米軍と海上自衛隊の巨大な基地が存在する状況」のようなものです。←勿論この状況であれば千歳方面の第七師団は道東基地に配備されていたでしょう。)
勿論上記は「発想の逆転」説明のためのたとえ話であり
■沖縄基地問題は過去にも触れてますが、
本質は米国海兵隊が「俺が多大な犠牲を出しつつも勝ち取った海兵隊の領土であり”リゾートだ”という認識」であるのが話をややこしゃしくしている理由で(ホワイトハウスどうこうや国務省どうこうやペンタゴンどうこうでは無くて”海兵隊”と直で話をつけないといけない)、戦略的には米国はグアム防衛ラインへのシフトを明言していますから、沖縄基地の米軍単体の戦略的位置づけは大きく後退しており「交渉次第、話のもっていき方次第」で正攻法で米軍のグアム移転の方向で進展させることが”可能”です。
(ぶっちゃけ米国も「日本からそういう提案が無いからなんとも言えない」というのが本音で、国務省筋も「勿論その提案は海兵隊に根回し済んでるんだよね」的マターなんだと思いますよ。そんな強力な外交力は日本には無いので現状に至っているというところでしょう。)
長々と何の話をしているのかと申しますと、
■「逆の場合はどうよ」な思考って(その結果ダメ出しの確認となるにしても)「強迫心理」に拘束されている状況だとまずあり得ないんですよ。現在の心理状況を推し量るリトマス試験紙的効果があるって話です。
それこそ見方を変えると、「強迫的思考」は極めて「洗脳」に似ており(外側にそれを作為した人物の存在がいるかいないかの差異があるだけで)、
翻って、強迫性の無い自由な思考とは何かを考える上での参考になる。
自由な思考が担保されている時には「逆の場合はどうよ」が常にシミュレーション的に可能だとなるので、これ言い換えると「かなりの優柔不断で無節操な様」でもあるのです。
そうです、
それでいいのです。
心理学的原則論のひとつである「どうでもよくないことなどこの世に無い」に帰結する部分があるのであり(極論善悪さえも)、そこに何らかの傾斜がかかっているとするなら「権威性認知の介在」を勘ぐらなければならなくなります(『共同幻想』適応人格の場合はそれが望むところだから問題無いのですが)。自我論として考える場合の自由な思考は「かなりの優柔不断で無節操な様」でなけりゃ嘘なんです(無制限に政治的妥協も可能だみたいな)。
この辺の話に及ぶと「いい悪い論の弊害」とかにも転じてくるので、
次回はそっちをやりますか。
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