一度引き返した被疑者にとって、その復讐は当該者不在でも「キャッチだった」この点から目をそらすわけにはいかない。
背景に「とくにいじめが目に付くほどではなかった」という学校関係者の話が気になった
大人の関与は、第3者性として濃密な人間関係を事実のラインに引き戻すのに『非常に有効』にも関わらず、彼等(学校関係者)にはそれが気が付いていない。それは彼等も又同じように個々人の関係から学校社会を形成するのではなく、家庭の延長線上の共同幻想を「管理に利用し」その関係性が『関係者化』してるからに他ならない。
自分がそこにどう関わっているのか?
自分自身の腹に尋ねるべきなんだが、「教師になりたい」という事の動機が怪しいから、こういう点(ある特定の人格の人物に偏りがちであること)は一向に解決しそうに無い、
「どうにかならないものだろうか」
と思ってしまう
教師になるって岸田秀もコメントしてたが、特有のキャラクターが予定されてしまう。
文部科学省あたりがいつも話題にする「社会人から教師になる」って新規ルートの開設はどうなってるのだろうか?
大学の教職からそのまま教師になるにはいくらなんでも無理がある。学校組織から一度も外に出た事が無い上に、イメージとして「後輩だらけ」のクラスに赴任する点でだ、
その教師になる道を選ぶ動機も又問題で、
平気で人を指導する事に抵抗が無いってとこには「学校組織の秩序」に異論や疑問が無い事を意味してるし、以前ほどではないにせよ、「学校といえば日教組」となると思想的にも偏りがあるのかと言われても、反論の余地は無いだろう。
彼らは何をモチベーションに教師になるのか?
安定した生活?、自分が恩師と仰ぐ教師に憧れて?、クラスの単位でなら一国一城の主だから?夏休みがあるから?
少しでもドロップアウトしそうな子を救うため?、自分の好きだった科目の面白さを伝えるため?
確かに様々に違いは無いが、「仕方なく」と「ビジネスとしての成功」「所得」が無いのはキツイ
その点で大学組織の方がまだ人間臭いとも言える、教授をめぐるなにやかにやがあるって点で
一般社会の就労は好き好んでばかりじゃ勤まらない、だからこそ「なんとかならないものか」と悪戦苦闘もするが、1年オーダーで担当部署がグルグル廻るようなクラスを担任しても、長期的な人間関係を構築するのも難しく、「秩序や組織」に頼らざる終えない。
そしてその動機はあまり欲得じゃないとすると、どうしても道徳的な均一性や、組織的な外観に頼る事は、不思議ではなく予想の範囲になってしまう。
社会に出た時の自慢話もできないという経験の無さでは、それを補完するカウンターカルチャーも持ち込みにくい。
進路の相談が進学以外難しいって致命傷にもなり、、
結果、家族の閉鎖的な環境を拡大解釈した歪な社会に似せてしまう危険性が高く、その家族内で葛藤のある人物はその連想により、怒りや憎しみ、復讐の投影対象を「学校」というものに向けやすくなってしまっている。
葛藤要因から離れ一息つける場所が理想なのだが、そこは保健室だけって事になりがちなのは皮肉とも言える。
ひょっとすると、感情の渦を鎮静するのではなく、「挑発」してしまっていないのか考えてもいいのではないか?
みんな仲良くではなく、他人同士お互いの尊厳を守り、紳士的にって流れが運営として維持できないと、「教師になる動機」って線で教師を続ける事はかなり無理があるように感じる。
せめて社会人がもっと容易に教師になれないものだろうか?
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