2016年04月11日

切り分け論

どういう懸案事項を解決するにしろ、最も優先されるのが「問題の切り分け」です。
その反対が「何もかもあれもこれも」って奴ですね(文字通り収拾がつかなくなる)。
後者は依存性を冗長する形で後だしじゃんけん的にいくらでもその場で増殖可能です、故に際限がありません。
何かの希望条件のアンケート調査で思いうかべてくれるとわかりやすいと思います。
「うーん特別希望とかないです」
「では、お金に上限が無く、今1億円自由に使えるとしたらどうですか?」
(似た事例に「今あなたがこの国の独裁者で何でも自由に決められるとしたらどうですか?」)
このような聞き取りで集めた情報に意味が無いのはご理解いただけると思います。
 ↑
いちおうこれらの設問がある程度有効だったのは、
『共同幻想』適応系の度が過ぎて、全く本音を聞き出せないケースがあるため、社会適応の枷というべき階級・階層的条件(身の程知らずの”身の程”って奴)これを解除したら本音が聞けるかなって試みに始まったものですが、
そういう投げかけだと枷が外れて『単独者』的な意見が出てくるみたいな都合のいい話は無いんですよね。このスタンスの投げかけは「依存性(幼児退行)フラグによる誘引(誘導)」となるので、聞かれた側はなんだか必死に”お願いできるもの”を探して答えるだけで、(好き勝手に自由意志を表明しているとう意味ではないため)聞き取りした結果を「これが本音だ」みたいに語られても違ってきちゃうワケです。

誰にでもあることですが、
心理的にストレスかかっているとか、過労ぎみだとか(或いはメンタル問題があるだとか)、
ナチュラルに退行寄りな状況にある時「通常では思いもしない無理難題を言ってみたくなる」のが人間ってものでございまして(高齢者における退行も同じ)。
(悪循環的意味で)その気になって調子が出てくると「あれもこれもとポンポン出てくる」ものですが、これは本音ではありません。
「何もかもあれもこれも」な依存的状況にはめ込んでいる(或いは落とし込んでいる・落とし込まれている)だけです。

■何か懸案事項があって、『自意識』頭ひねって解決策を考えようって時、
いやいや依存性助長しているみたいな話に”ならないように”、話のついでに出てきちゃっているような部分をバッサリ切り分けするのは西友じゃありませんが基本の”き”です。
(メンタル問題における自己防衛的な『妨害』が発生すると、幼児退行そのままに「あたかもこしゃまっくれた小学生の言いそうな」状況が出る時あります。「だったらこれもあれも解決するんでしょうか?私の憧れの○○△□に絶対なれると保証できるんでしょうか」、、、みたいな、、。)
つまり、つらつら語られる希望条件的なものをそのまんま真に受けると懸案事項や問題の解決どころか、ありがた迷惑な方向性で話が余計にこじれます(派生部分の話までいい人気取りでそのまんま聞いてちゃいかんのです)。
ぶっちゃけ懸案事項や問題解決の試みどころか、話が斜め上に現実と乖離していくだけですから。

喧嘩の仲裁やってる時なんかにお巡りさんが言うじゃないですか、
「まーまー落ち着いて、落ち着いてから話そう」
話を広げる方向にいっちゃっている行為は、行為そのものが紛争を荒れされることを意図しているのに等しいので、まずそこをストップさせなきゃいけない。
「なんてか、そこは関係無いでしょう」だとか「いやいやそこの話はまず最初っから無理筋(本人も状況がこうでなければ普段そんなこと思っていないでしょうに)」のように。

■<微妙なポイントが出ているので>
話をここに絞ってみます、
ここです。
 ↓
話を広げる方向にいっちゃっている行為は、行為そのものが紛争を荒れされることを意図しているのに等しいので、一番最初にそこをストップさせなきゃいかんワケです。
 ↑
これね、退行現象の典型、
小学生ぐらいの年齢で(勿論基本属性は依存系です)、何か面白くないことがあって興奮から言う事が話を広げる方向いってちゃっう時でよくある話です。
「何々すればいいとかって、それやったらエベレストにも登れるんですか。」
みたいな、、。
メンタル問題には退行化が関係しているので、あれも問題これも問題(その反対は「それができてあたりまえ、これもできてあたりまえ」であることが何故か認識されない)みたいになりがちなので、

●退行化や依存的認知を無効化(それこそ”切り分け”)するために
心理学には「この世にどうでもよくないことなどない法則」って原則論があるワケです。
(岸田心理学においてなので、厳密に言えば学術的に総じて全ての心理学においてなる意味にはなりませんが、岸田教授の見解は『唯幻論』においても『共同幻想論』においても、フロイトの快不快原則を「言うならば的に説明しただけ」なので、新設を加えた話じゃない。)

そして本当の自分なる概念の原則「好き勝手に自由に考えている状況か」ってところから言えば、あー言えばこう言うみたいな興奮状態ってだけでもうNGですから(その様がもう強迫的なのだから)。

■案外問題のコアとなる要素ってのはシンプルなものだったりするものです。
逆さに言えば(切り分け論的に)メンタル問題に限らず、あーでも無いこーでも無い状況の時には「案外どうでもいい事に振り回されている要素が凄く大きい」とも言える。
(※この辺って”ゴミ屋敷問題”などもからめて俯瞰で見れば「際限なく拡大する様」ってものが別角度で確認できると思う。)


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