2015年10月28日

人間にとっての現実(1)

過去記事に空想と妄想の違いみたいなの書いたことありますが、
現実って言ってもですね、これ知覚判断しているのは脳でありロジカル構造の自我ですから「一段解釈されたもの」に過ぎません。
といってもそれが人類ヒト科の観察・体感する現実なのであり、人類ヒト科がトンボが感じる現実にあわせなくちゃいけない事情などありません。

リアルとしての現実と生物が知覚する現実ギャップの典型例に”色”とかもありますが(見ているのは”色”じゃなくて反射光だよみたいな)、まー自我を持つ人類の現実は相当の幅があります。
詩歌に謳われるワビサビなんて代物も加えるならば、趣味性や芸術表現や比喩表現含め「文学の幅ほど現実はある」のであり、「現実は小説よりなんとやら」なんて話もありますが「小説で表現可能な幅を自我自体が持っている」のでありまして、
たとえば地球上に巨人が暮らしているのであれば、人類が体感する”大災害”も「小さな出来事に過ぎない」のでありまして、物事は常に相対的なものです。

人類ヒト科が映画やアニメやドラマを観る時に「効果音や・BGMの存在をリアルな表現と感じる矛盾」なども典型的ですが(元ネタはオペラなどの歌劇かと思います)、現実社会にいきなり背景音楽が流れる事は間違ってもありませんが、自ら鼻歌や自家用車で運転中に再生された音楽に合わせて歌っちゃう人がいるように、もうね脳内では音楽かかっている状態だってあるのです。
(典型例のひとつは昭和のスポーツ的に激しいトレーニング時に脳内でロッキーのテーマが流れちゃうだとか。)
「それは現実なのか」なんて話を紋切り型に考えてしまうと、「ヘアーカットだメイクだファッションだ」などなど演劇的というか演出的に導入されているもの多数で、そのバリエーションや可変性って部分は下手すると”素の現実”を容易に超えちゃいます。
(それを超える事があり得ないのであれば、この世に演劇は成立しません。)

さすがに「どうにでもなる」とは言えませんが、
少なくとも「権威性『共同幻想』な人」以外であれば可変性というかその自由度はとても高くなります(「権威性『共同幻想』な人」のTPOは好き好んでの制限なのでそれを不自由と解釈するのも間違いですが)。
先進国化の方向性を『単独者化』『共同幻想の確信犯的再選択化』として見た場合、自動的に「現実の選択性」は高くなる傾向にあり(そりゃ封建時代の身分制度などと比較すれば段違い)、
現代社会の現実は「後天的であり選択的なものである」と言うことも可能です。
すっごく単純化してしまうと「気分転換に音楽でもかけちゃおうか」と言った瞬間に現実は変化するのですから。

ある意味「リアル現実を時に超える人類特有の解釈の幅」なんてものは無自覚なケースが多いので、当人は「狭隘な現実に苦闘する自分」等の方が強く意識されるのでしょうが、完全な錯覚である事がわかります。

だとしたら、何故にそれだけ可変性の高い一面が認識されていないのだろうか?とも思いますよね。
やはり「狂気と現実の境目」ってものが安全装置として機能しているのでしょうか。
(リミッターの無い創造性なんてどこから狂気なのか自分では判断できないでしょう。←そもそも権威性認知に属する平均値や標準値の概念が壊れているのが前提ですし。)
じゃあ誰がリミッターを形成したのか?
そのリミッターは自力で操作できないのだろうか?
可変性が自由気ままに操作可能であれば、井上陽水先生もハッパを吸って逮捕とかされなかったでしょう(笑
この論議は「ドラッグでハッピーになるのが最も合理的か」なんて論議そのものになります。
 ↑↓
と考えていくと、
先日記事に書いた
普遍的『共同幻想』となればそりゃ本当は”幻想”と表現するものでは無いのだが
http://kagewari.seesaa.net/article/428312435.html

上記に話が被ってきます。
■『完全に自我が個別の現実可変度のリミッターを外してしまうと、他者と一切コミュニケーションできなくなる』、それは現実の乖離どころか、現実との接点を喪失するような事になる。
つまり「可変性の場所や事象はこことこと」みたいな取り決めというか、むしろそれを定義するところに積極的認知が無いと自我はその統合を失ってしまうとも言える(”信念”なんてのもそっち系の認知ですわね)。

当初の疑問に戻りますが、
●何故に「リアル現実を時に超える人類特有の解釈の幅」なんてものは無自覚なケースが多く、むしろ「狭隘な現実に苦闘する自分」等の方が強く意識されるのか?
なーんて時に、外部的現実との接点を繋ぎとめている者この自我であることがわかります。
(ひょっとするとそれが自我機能のレーゾンテートルなのかもしれない。)
「自我は現実の観察・観測者であって、ジェットコースターの乗客では無い」
「これはこういうことにしようか」と決めている主体こそが自我である。

それってどういう事なんでしょうね(笑

<つづく>


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コメント欄に問題となった同趣旨の投稿が続いたため、暫くの期間ブログのコメント欄トラックバックを閉鎖します。閲覧されている方には不自由となる部分もあるかと思いますがご了承ください。(再開までの期間は未定です)
詳しい経緯は下記リンク及びサイドバーコメントリンク表示の説明参照
コメント欄の削除があった件(関係障害について)
http://kagewari.seesaa.net/article/402054291.html


■私のミスで時折記事のコメント欄などが承認制になっていたりしますが(或いは昔の記事など)、現在のブログ運営方針が「コメント欄トラックバックの閉鎖」なので、仮に投稿があっても内容に関わらずもれなく削除となりますので宜しくお願いします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by kagewari at 21:20 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【web投げ銭(記事リクエスト)】
amazonギフトカードによる『web投げ銭』の受付
amazonトップページよりギフトカード購入→Eメールタイプを選択
同ページの「2. 詳細を入力する」に金額と、配送Eメールあて先info@kagewari.sakura.ne.jpを入力
詳細は以下記事参照
記事リクエスト再開
https://kagewari.seesaa.net/article/500418743.html

<収益は当事務所運営経費に当てさせていただきます>

<利用料金の値上げ24.1/23>
値上げの経緯は以下
https://kagewari.seesaa.net/article/502153223.html
<送信先メールアドレスの変更24.1/25>
サーバ移転に伴い送信先メールアドレスが変更されてますご注意ください
→送信先info@kagewari.sakura.ne.jp


【注意事項】
・ブログタイトル下の利用規約を必ず読んでください
・プライバシー保護のためお名前は”HN”でお願いします
・メッセージ欄「記事リクエスト」が可能
※リクエストは”記事内において引用される可能性”がある点留意の上、プライバシー保護の範囲内で記載ください(記事内引用に合意したものとします)
※縁起物的なカンパは少額でも歓迎しますが、意味のわからない反論を”100円以下で連発する依頼”は偽計業務妨害に相当する準違法行為であることを理解できない方はご遠慮ください
■返信記事を予定する際の目安
24.1/23料金改定【ドトールコーヒーメニュー、カフェラテSサイズ340円から】受付します

・ガタガタ文句があるなら問い合わせメールなど利用すればいいわけで(着信拒否など対応可能なので業務妨害とは言い難い:それでも1回は送れるし)考えて利用してくれたまへ
※問い合わせ代表アカウント(レンタルサーバ提供)はGmailへの送信に安定性がないため、私から返信ある場合は予備のGmailアカウントから返信となる場合があります。

必ずリクエストに答えるなどの対応は”できません”が
(閉鎖された「コメント欄」や『公開掲示板』の補完として)
可能な限り質問等には答えていこうと思います

※送信にはAmazonのアカウントが必要です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■■『有料相談』の依頼は以下Pから■■■
https://kagewari.sakura.ne.jp/kage2.htm

現在は基本的に『簡易相談(依頼文2000文字まで)7,700円』『簡易相談ハーフ(依頼文1000文字まで)4,000円』「テーマ限定300文字1,000円」のみの受付です
(※サポートの200文字500円は『簡易相談』の後に週に2回まで利用可能)
(『簡易相談』の利用は原則月1回のみです《ハーフは月2回まで》、テーマ限定は週2回まで)

■ご存知と思いますが、レンタルサーバアカウントの多くはgmailへの送信に安定性がありません(受信に関する障害報告はありません)。gmailからの依頼の場合にはセキュリティを担保した別途専用アカウントを用意しています。

相談のコースや方法などやり取りの後に、
有料相談専用アカウントのメールアドレスをお伝えします
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
comments他

・コメント欄は『公開掲示板』同様に原則削除禁止です
(基本的に削除依頼には応じられません、削除依頼は投稿禁止ワードとなってます)

・SPAM対策として一部キャリアからの投稿がIP規制の対象となってます
(同規制キャリアから登録抜けによる投稿がある場合、投稿は自動削除されると同時に規制IPに追加登録されます)



現在コメント欄閉鎖中 (2014.7.26〜)



タグクラウド